カラマンシーとは?どんな味の果物?栄養成分や効果・効能なども紹介!

【野菜ソムリエ監修】カラマンシーとはどんな果物か知っていますか?今回は、カラマンシーの味わいやシークワーサーとの違いのほか、栄養成分と効果・効能も紹介します。〈ジュース・ケーキ〉など、食べ方・レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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専門家監修 |野菜ソムリエ 安部加代子
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日本野菜ソムリエ協会認定料理教室「Kayo’s Vegetable Laboratory」主宰。野菜ソムリエpro・受験フードマイスター・...
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日本野菜ソムリエ協会認定料理教室「Kayo’s Vegetable Laboratory」主宰。野菜ソムリエpro・受験フードマイスター・腸活プランナーなど食の資格を多数保有。様々な食の知識を活かして、料理教室をはじめ、レシピ開発、コラム執筆、食育講座、雑誌のフードスタイリングなど活動は多岐にわたる。大手メーカーの食サービス事業立ち上げ、老舗調味料メーカー、カフェなどコンサル事業にも取り組んでいる。

目次

  1. カラマンシーとは?どんな果物?
  2. カラマンシーとは「シークワーサー」に似た柑橘類
  3. カラマンシーはどんな味わい?酸っぱい?
  4. カラマンシーの栄養成分や効果・効能
  5. ①フロレチン
  6. ②ビタミンC
  7. ③ヘスベジリン
  8. カラマンシーの美味しい食べ方・レシピ
  9. ①カラマンシーのジュース
  10. ②カラマンシー風味の焼きビーフン
  11. ③鶏胸肉の塩カラマンシーソテー
  12. ④カラマンシーのスープ
  13. ⑤カラマンシーケーキ
  14. カラマンシーの成分を取り入れた市販商品のおすすめ
  15. ①カラマンシー美酢(1100円)
  16. ②濃いカラマンシーエキス100%(999円)
  17. ③カラマンシージュース(6460円)
  18. カラマンシーを取り入れてみよう

カラマンシーとは?どんな果物?

カラマンシーと呼ばれる果物は、あまり聞き馴染みがなく、味わいを知っている人も少ないかもしれません。珍しい果物とも言えるカラマンシーとは、どのような特徴があるのか紹介します。

カラマンシーとは「シークワーサー」に似た柑橘類

カラマンシーとは、主に東南アジアで栽培され、フィリピンでは一般的に食べられている柑橘類の一種です。カラマンシーの大きさは直径2~3㎝で、緑色の皮に覆われていることから、すだちやシークワーサーに似ていると言われています。これらの違いとは、見た目にはほとんどわかりませんが、後述する味わいや栄養成分にあるようです。

安部加代子

野菜ソムリエ

カラマンシーはすだちやシークワーサーと違って一年を通して収穫できます。そのため、「四季橘(シキキツ)」という和名が付けられていたり、沖縄では「四季柑(シキカン)」ともいわれています。

カラマンシーはどんな味わい?酸っぱい?

カラマンシーはフィリピンレモンとも呼ばれ、果汁に強い酸味があります。そのまま食べるより、肉料理などの仕上げに絞ったり、水や紅茶に浮かべて飲まれたりすることが一般的です。

また、カラマンシーは皮部分に甘味が強いことも特徴で、皮ごと絞ったジュースやマーマレードにも向きます。このことから、見た目はシークワーサーやすだちに似ていますが、味わいは別物だと言えるでしょう。

Twitterの口コミ

カラマンシーウォーター!

フィリピン🇵🇭限定です。
お水(私は白湯)にカラマンシーを絞るだけ。
これだけでビタミンCのお水ができます。さっぱりしてて美味しいのでオススメです。私は種ごと入れます。そっちの方がカラマンシーの味が強く出る気がするため。

Twitterの口コミ

カラマンシー ーーー
柑橘類の一種で東南アジアで開発されフィリピンで人気があるらしい✨
果皮は緑色か橙色で薄く、果皮は甘いのに対し味はかなり酸っぱいらしい🙄
皮ごと砕いて絞ったジュースはレモネードに似た香りなんだって🧐
飲んでみたい😋

#365ポリ #カラマンシー #yumiさんありがとう

安部加代子

野菜ソムリエ

カラマンシーは皮も甘いのでキンカンと同じように丸ごと楽しむことができます。また見た目も似ているので、「四季なりキンカン」といわれることもあるそうです。

カラマンシーの栄養成分や効果・効能

カラマンシーは、その栄養価の高さからフィリピンで奇跡の果実と呼ばれることもあるようです。カラマンシーの栄養成分とは、どのような効果や効能があるのか具体的に見てみましょう。

①フロレチン

カラマンシーに含まれているフロレチンとは、強い抗酸化作用のあるポリフェノールの一種です。フロレチンは、がん細胞の増殖を抑制することから、がんの予防が期待できる栄養素として注目されています。また、老化の原因となる活性酸素の産出を抑えるため、アンチエイジング効果もあるでしょう。こちらの成分は、すだちやシークワサーには含まれていません。

②ビタミンC

カラマンシーはビタミンCを豊富に含み、その量はシークワーサーの約8倍とも言われています。ビタミンCとは、免疫力の向上やストレスの軽減に役立ち、風邪の予防におすすめの栄養素です。美容効果のあるビタミンとしても知られ、皮膚の材料であるコラーゲンの生成を促進し、美しい肌作りにも役立つでしょう。

③ヘスベジリン

ヘスペリジンとは柑橘類が持つ独特のポリフェノールで、カラマンシーの皮付近に含まれています。ヘスベジリンには血行を促進させる効能があるため、積極的に摂ると冷え性の改善につながるでしょう。また、血圧の上昇の抑制や中性脂肪を分解する働きがあることから、生活習慣病予防や痩せる効果も期待できます。

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