ジューシーオレンジとは?どんなみかん?味わい・栄養価や食べ方・レシピのおすすめも紹介!
【野菜ソムリエ監修】ジューシーオレンジとはどんな果物か知っていますか?今回は、ジューシーオレンジの〈味わい・香り・旬の時期〉など特徴や、栄養価・効能も紹介します。ジューシーオレンジの切り方や美味しい食べ方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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ジューシーオレンジとは?どんなみかん?
甘さやみずみずしさを想像させる美味しそうな名前が付けられたジューシーオレンジは、まだあまり知名度の高くないフルーツかもしれません。ここでは、ジューシーオレンジの旬や産地、味などの特徴について紹介していきます。
ジューシーオレンジの見た目の特徴
ジューシーオレンジは、黄色くて大きめの果実を持つ柑橘です。大きめといっても200~500g程度とばらつきがあり、見た目はグレープフルーツに似ていますが、きれいな丸形ではなく下のほうが膨らんでいる下膨れのような卵形をしています。
ジューシーオレンジの旬の時期・産地
ジューシーオレンジの主な栽培地は、以下の地域です。
・愛媛県
・熊本県
・鹿児島県
ジューシーオレンジは寒さに弱いため、年間を通じて霜の降りない暖かい地域で栽培されている柑橘です。そのため、生産地は限られており、中でも愛媛県愛南町が全国の約半分の生産量を占めています。
ジューシーオレンジは身が膨らんでから越冬し、翌年の春以降早くて3月頃、遅くて8月下旬頃まで木に実をつけたまま熟成されます。このことから、ジューシーオレンジの旬は3月~8月頃までと言えますが、収穫時期により違った味わいを楽しめるのが特徴です。
安部加代子
野菜ソムリエ
ジューシーオレンジは、熊本県河内吉野村で文旦の血を引く偶発実生(ぐうはつみしょう)として発見されました。偶発実生とは、自然に落ちた種や捨てられた種から種子の親を超える特性を持つ偶然発見された品種のことをいいます。
ジューシーオレンジの味わい・香り
ジューシーオレンジの品種名は「河内晩柑」で、栽培されている地域や生産者によって様々な名前が付けられているみかんです。グレープフルーツほど苦みがなく、さっぱりとした甘みと酸味が特徴です。
Twitterの口コミ
熊本から晩柑(ジューシーオレンジ)が届きました。
スッキリした甘さで美味しい♪
これを食べて免疫力、抵抗力アップ⤴︎⤴︎でこの時期を乗り越えますっ🍊
Twitterの口コミ
「和製グレープフルーツ」ともいわれる河内晩柑の出回る時期になっていますが、美生柑、宇和ゴールド、ジューシーオレンジも産地による呼称の違いで全部同じ品種だということは確認しておきたいと思います。なお全部美味しいので迷う必要はありません。買わない選択肢のみ間違いになります。
安部加代子
野菜ソムリエ
黄色い見た目もあって「和のグレープフルーツ」とも呼ばれます。苦みはなく、瑞々しい果肉は酸味も少なく上品な甘みをしていてます。果肉が柔らかいのでゼリーのように手軽に食べられるのもよいですね。
ジューシーオレンジ栄養価や効能・効果は?
ジューシーオレンジは苦味が少なく、爽やかな甘さが特徴の美味しい柑橘ですが、特徴的な栄養素などは含まれているのでしょうか。ここでは、ジューシーオレンジの栄養価や効果・効能について見ていきましょう。
①食物繊維
ジューシーオレンジやグレープフルーツ、みかんなどの柑橘類の薄皮には、ペクチンが多く含まれています。ペクチンは食物繊維の一種で、整腸作用があり便秘・下痢を解消する効果があるほか、血糖値の上昇を抑えるなどの効果も期待できます。
ジューシーオレンジの薄皮は剥いて食べることもありますが、ペクチンの効果を感じたい場合は、みかんのように薄皮ごと食べるのもよいでしょう。(※1)
②ビタミンC
ビタミンCは、皮膚のメラニン色素の生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ作用もある美白効果が期待できる栄養成分です。美容効果以外にも、風邪や疲労・ストレスに対する抵抗力を高めてくれる働きもあります。(※2)