ジューシーオレンジとは?どんなみかん?味わい・栄養価や食べ方・レシピのおすすめも紹介!
【野菜ソムリエ監修】ジューシーオレンジとはどんな果物か知っていますか?今回は、ジューシーオレンジの〈味わい・香り・旬の時期〉など特徴や、栄養価・効能も紹介します。ジューシーオレンジの切り方や美味しい食べ方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
③カリウム
主に生野菜や生フルーツに含まれるカリウムは、ジューシーオレンジにも多く含まれています。カリウムは、食塩の成分であるナトリウムの余剰分を体外へ排出する効果があるため、高血圧やむくみの予防・改善効果が期待できるでしょう。(※3)
④シネフィリン
シネフィリンは柑橘に含まれている成分で、気管支に働きかける作用があるとされているため、喉の風邪に効果があると言われています。またシネフィリンは、代謝アップや脂肪分解を誘導するアドレナリンの分泌を促進させる作用があるため、ジューシーオレンジはダイエット効果も期待できる果物と言えるでしょう。
安部加代子
野菜ソムリエ
シネフィリンはジューシーオレンジ以外にも、文旦、ポンカン、いよかんなどにも含まれています。
ジューシーオレンジの切り方・皮の剥き方
ジューシーオレンジの皮の剥き方の手順は、以下のとおりです。
①ジューシーオレンジのヘタの部分とお尻の部分を切り落とす
②4~6分割ほどに縦に切れ目を入れる
③ヘタのほうから親指を入れ、外皮を剥く
④皮が剥けたら、手で半分に割る
⑤一房ずつにばらす
⑥手で薄皮を剥いて食べる、もしくは房の背の部分をカットし開いて食べる
房の背の部分をカットして開いて食べる方法は、手もあまり汚さずに食べられます。またグレープフルーツのように横半分にカットし、スプーンですくって食べる方法もお好みで試してみてください。
前述したように、ジューシーオレンジの薄皮には、食物繊維の一種であるペクチンが含まれています。ペクチンを摂取できる食べ方としては、横半分にカットしたものを、さらに食べやすい大きさに櫛形にカットしていくスマイルカットがおすすめです。
(※河内晩柑はジューシーオレンジの別名です。河内晩柑の食べ方について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
ジューシーオレンジの食べ方・レシピは?
ジューシーオレンジはそのまま楽しむことが多いみかんですが、爽やかな甘さとみずみずしい食感は、デザートのみならず様々な料理にアレンジ可能です。ここでは、ジューシーオレンジのおすすめレシピなどを紹介していきます。
①ジューシーオレンジムース
こちらはジューシーオレンジと砂糖・ゼラチンのみを使用した、あっさりとした味わいのムースです。カロリーも控えめなので、ダイエット中にもおすすめのデザートです。
②ジューシーオレンジとキャベツのサラダ
ジューシーオレンジの果肉と果汁を使ったサラダです。さっぱりとした甘みのジューシーオレンジは、サラダに入れても違和感なく、美味しく食べられるでしょう。