レンブ(蓮霧)はどんなフルーツ?旬の時期や栄養・効能は?食べ方のおすすめも紹介!
【野菜ソムリエ監修】レンブとはどんな果物か知っていますか?今回は、レンブの〈味わい・香り・旬の時期〉など特徴や、栄養価・効能も紹介します。レンブの美味しい食べ方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。食事にレンブを取り入れてみると、楽しいかもしれません。
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レンブ(蓮霧)とは?どんなフルーツ?
まるでリンゴのように赤くつややかなレンブは、日本での流通が少ないため、見かける機会が少ない果物です。ここでは、レンブの特徴について詳しく紹介します。
レンブ(蓮霧)は別名「ワックスアップル」の沖縄の果物
レンブは別名「ワックスアップル」と呼ばれ、その名の通りりんごのような香りと見た目が特徴です。国内での流通が少ない中、沖縄ではデンブの名で親しまれています。沖縄で栽培されるレンブは、健康にもよい影響を与えることがわかっており、沖縄の研究所でその効能について研究が進められています。
また、海外では日本以上にレンブが流通しており、最も有名なのはレンブ生産が世界一の台湾です。台湾は果物王国とも呼ばれ、レンブのほかにもさまざまな果物が市場に出回っています。タイでも「チョンプー」の名で親しまれ、いくつもの品種で売られている他、カナダでもポピュラーな果物です。
レンブの旬の時期・食べ頃
レンブは春から初夏が旬で、沖縄では6月から8月にかけて出回ります。食べ頃になると割れ目が大きく開いたり、表面の皮が均一でツヤが出るようになります。持ち上げたときには、中身が詰まっている重いものを選ぶのがおすすめです。
なお、日本では上記の旬でのみ流通しているレンブですが、台湾やカナダなどでは旬の時期にかかわらず、通年購入することが可能です。海外旅行で訪れた際には、滅多に出会えないレンブを是非食べてみるとよいでしょう。
福光佳奈子
野菜ソムリエ
6年程前に台湾旅行へ行きましたが、スーパーや市場など至る所でレンブを見かけました。しかもリーズナブル!コンビニではカットフルーツとして販売されていました。
レンブの味わい・香りは?まずい?
レンブの味わいや香りは人により感じ方がさまざまなようですが、酸味と甘味の合わさったほんのりとした味わいが特徴です。少し繊維質で食感はシャキッとしていて、りんごとなしを合わせた印象を受けます。香りはりんごのように豊潤で、剥く前から甘い香りを放ちます。食べるかどうか悩む場合には、実際に食べた人の体験談を参考にしてみましょう。
ツイッター
今日のおやつ
レンブ食べてみました。私も子どもたちも、レンブ初挑戦✋
りんごのようなキュウリのような不思議な感覚
ツイッター
知り合いの畑に行ったらレンブも鈴なり。収穫しきれなくて落ちまくっていた。りんごと梨のハーフみたいで爽やかな食感だけど、ときどきタンニンの渋み。もう少し果汁があれば…。サラダにいれてドレッシングで食べるのがおいしいかな。
福光佳奈子
野菜ソムリエ
レンブはほんのり甘くて淡泊な風味なので、食べ飽きしにくいです。また種がなく生のまま皮ごと食べられることも魅力ですね。
レンブの栄養価や効能・効果は?
食べた人の意見では野菜と果物の間のようなレンブですが、どのような栄養成分が含まれているのでしょうか。ここではレンブの栄養価や効能・効果について、詳しく紹介します。
①食物繊維
レンブを食べたときに感じる繊維質は、食物繊維を多く含んでいる証拠です。食物繊維は便秘解消や血糖値上昇の抑制、血中コレステロールの低下を促します。腸内細菌を増やす効果もあるので、腸内環境が改善されることで美肌効果も期待できるため、特に女性にはおすすめの果物と言えるでしょう。(※1)