レンブ(蓮霧)はどんなフルーツ?旬の時期や栄養・効能は?食べ方のおすすめも紹介!
【野菜ソムリエ監修】レンブとはどんな果物か知っていますか?今回は、レンブの〈味わい・香り・旬の時期〉など特徴や、栄養価・効能も紹介します。レンブの美味しい食べ方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。食事にレンブを取り入れてみると、楽しいかもしれません。
目次
レンブには抗酸化力のあるビタミンCが多く含まれており、ストレスや風邪の抵抗力を強める効果があります。また、活性酸素の働きを阻害する抗酸化作用が強いため、がんや老化を防止するので日常的に食べることで期待できる効果が多くあります。(※2)
③ナイアシン
レンブにはナイアシンが多く含まれています。ナイアシンが欠乏することで起こる体の炎症、下痢などの症状が現れた際には、レンブを食べることでそれらの症状を緩和することが期待できます。
また、ナイアシンには補酵素の効能があり、栄養の吸収を促進したり、二日酔いの原因となるアルコールの分解を助ける働きがある成分です。(※3)
④カルシウム
レンブに含まれているカルシウムは、体を構築する上で大切な栄養素です。骨・歯の材料になるほか、ストレスの軽減や体内のイオンのバランスを正常に保つなど、多方面で役立ちます。気持ちがもやもやするときには、レンブを食べてリラックスしてみましょう。(※4)
⑤ビタミンA
ビタミンAはレンブに含まれているビタミンの一つで、皮膚や粘膜を調整する効能があります。そのため美容を気にする人や、乾燥肌・花粉症などアレルギー体質を気にする人は、積極的に摂取するとよいでしょう。
また癌のもととなるポリープを予防するほか、視力を整えるなど、様々な働きがあります。婦人科系の病気を予防する効果も期待でき、普段ビタミンAが不足していると感じる人は、レンブなどビタミンAの多い食べ物を積極的に食べてみましょう。(※5)
レンブの食べ方・レシピは?
レンブを食べることで、さまざまな栄養を摂取できることがわかりました。ここでは、レンブを美味しく食べる方法やレシピを紹介します。
レンブはそのまま生食でも美味しい
レンブは多くの果物と同様で、生食でも美味しい果物です。りんごのように皮ごと食べられるため、洗ってそのまま食べるか、切って種・芯などを取り除いて食べるとよいでしょう。また、旬になる初夏のレンブは、冷やして食べるとより美味しく食べることができます。
レシピ①レンブのコンポート
甘酸っぱいレンブはコンポートにすると甘さがきわ立ちます。コンポートは温かいできたてのものをアイスやケーキなどに添えたり、冷やしてティータイムのデザートとして食べたりするのがおすすめです。
レシピ②レンブのサラダ
りんごやなしに似た味わいのレンブは、レタスやきゅうりと和えてサラダにしても美味しく食べられます。少し特別感のあるサラダは、来客時のおもてなしメニューにも最適です。