シーズニングとは?2つの意味がある?使い方・やり方をそれぞれ解説!
シーズニングとは何か知っていますか?実は2つの意味があります。今回は、シーズニングの〈調味料・フライパンのならし〉の2通りの意味について、それぞれ〈使い方・やり方〉を紹介します。シーズニングスパイスの活用レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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シーズニングとは?何?
インターネットやテレビ、雑誌などでシーズニングと呼ばれるものが紹介されていることがあります。シーズニングとはどのようなものなのでしょうか。シーズニングの意味について解説します。
シーズニングには2つの意味がある
シーズニングには、以下の2つの意味があります。
・粉末状のミックス調味料
・鉄製の鍋やフライパンの油ならし
シーズニングの名前は、英語で調味料や乾燥を現すseasoningに由来しています。この意味から派生して、乾燥させた粉末状の調味料をシーズニングと呼ぶようになったそうです。また、シーズニングは乾燥の意味をもつことから、鉄製の鍋やフライパンなどを乾燥させて油ならしをする作業もシーズニングと呼ばれています。
シーズニングの意味①粉末調味料について
粉末調味料としてのシーズニングとは、具体的にどのようなものなのでしょうか。粉末調味料のシーズニングの特徴や使い方について解説します。
シーズニングスパイスの特徴
調味料のシーズニングはシーズニングスパイスとも呼ばれ、数種類のハーブやスパイス、塩などを混ぜ合わせて作られたものです。シーズニングスパイスには様々なスパイスや調味料が配合されているため、料理に少量使うだけで味がきまることで人気のある調味料です。
シーズニングには、あらゆる料理に使えるものから特定のメニューを作るためのものまで様々な種類があります。例えば、有名なシーズニングソルトは塩にスパイスやハーブを調合して作られた調味料で、ステーキやサラダなど様々な料理に使うことができます。
シーズニングスパイスの使い方
シーズニングスパイスには、以下のような使い方があります。
・ステーキ
・魚の香草焼き
・ホイル焼き
・ラタトゥイユ
・パエリア
・タンドリーチキン
・タコス
シーズニングスパイスは、材料に混ぜ込んだり和えるだけで簡単に味付けができる点が魅力です。肉や魚料理にシーズニングスパイスをかけると、スパイスやハーブの効果で食材の臭みを取ることもできます。また、シーズニングをまぶした肉や魚をソテーしたり煮込むだけで、ステーキやラタトゥイユなどが本格的な味わいに仕上がります。
パエリアやタコス、タンドリーチキンなどといった味付けが難しい海外の料理も、シーズニングスパイスを使えば家庭でもたやすく再現することが可能です。
シーズニングの意味②鉄製フライパンのならしについて
シーズニングは鉄製フライパンなどのならし作業の意味もありますが、この場合のシーズニングはどのような方法で行うのでしょうか。鉄製フライパンのならし作業としてのシーズニングの意味や方法・やり方について解説します。
鉄製フライパンをシーズニングする意味
鉄製フライパンの調理器具をシーズニングするのは、鉄製の鍋やフライパンの焦げ付きや錆つきを防いで長持ちさせるためです。代表的な鉄製の調理器具には、フランスのSTAUB社が販売元するストウブ鍋やフライパン型のスキレットなどが挙げられます。
鉄製フライパンを使う前にシーズニングをしないと、鉄製品のきついワックス臭が料理に移ったり、鉄製品の表面に匂いが染み込んで次に調理する料理にも影響を与えてしまいます。
鉄製フライパンのシーズニングの方法・やり方
鉄製フライパンのシーズニングは、以下のような手順で行います。
【やり方】
1.鉄製フライパンを洗剤をつけたスポンジで洗い、表面についたワックスを除去する
2.洗剤を水で洗い流し、よく水気を取る
3.鉄製フライパンを火にかけて空炊きし、煙が出たら火を消す
4.鉄製フライパンが熱いうちに、油を染みこませたキッチンペーパーで拭く
5.冷めたら手順3.と4.の作業を4回から5回ほど繰り返して完了
鉄製フライパンには、錆や焦げ付かないように表面に油を塗ってならす作業が必要です。上記の手順は鉄製フライパンの購入後に行うシーズニングの方法で、購入後だけでなく使用のたびに別の方法でシーズニングをしなければいけません。
鉄製フライパンを調理に使用した後は、フライパンでお湯を沸かして汚れを落とした後に、空焼きをして油をすり込んでシーズニングをします。使用後の鉄製フライパンを洗剤で洗うとシーズニングの効果が落ちるため、洗剤を使って洗うのは避けてたわしや竹べらを使ってお手入れをしてください。