台風コロッケとは？謎風習の元ネタ・由来は2chのスレ？イオン便乗の事態にw

台風が近づくと、Twitterなどではコロッケがよく話題となることがあります。また、台風コロッケというワードも出ていることがあり、どういう意味なのかわからず困惑している人もいるようですが、この台風コロッケとは何でしょうか。

台風コロッケとは台風の日にコロッケを食べると言った謎の風習のことを指します。伝統的な風習でもなければ、台風の日にコロッケを食べると台風の影響が軽減されるといったおまじないでもありません。しかし、少しずつ元ネタの部分から広まり、現在ではさまざまなスーパーでも台風の日に大量のコロッケが並べられることがあります。

台風の日にコロッケを食べるのはなぜでしょうか。確かにコロッケは手軽に購入できるので、台風で出歩けない場合は重宝しそうな気もしますが、元ネタを辿ればそのような意味のある理由ではないようです。ここからは台風コロッケの元ネタや由来を紹介します。

台風コロッケは昔からあるような伝統的な風習ではなく、元ネタはインターネットの大型掲示板である2ch（現5ch）が始まりです。2chのなかに台風を実況するスレッドがあり、2001年当時大型台風11号の実況が行われていました。多くの人が不安や恐怖を書き込む中、突然多量のコロッケを購入し食べているという書き込みが登場します。

突拍子のない投稿ではあったものの、その投稿を見てコロッケを食べたくなる人が続出したため話題となり、2ch内に広まったと言われています。しかし、当時の2chは一般の人たちが使うというよりもオタク向けに近く、今ほど台風コロッケは広まりませんでした。

やがて東日本大震災をきっかけにTwitterを利用するユーザーが増えていき、そこから2chユーザーだった人以外にも台風コロッケが広まっていきました。

台風コロッケに対して世間はどのような反応をしているのでしょうか。台風コロッケが広まったのは2010年以降といわれており、2012年にはTwitterのトレンドに台風コロッケが登場しています。ツイッターのユーザーの反応を見てみましょう。

ツイッター上では、他のユーザーと投稿を通して交流する中で台風コロッケの存在を知る人が多くいます。中には自分のフォローしている人が台風コロッケをしているのを見て、元ネタや理由を知らないままコロッケが美味しそうだったから、真似したものを画像に載せてツイートすることもあるようです。