日本三大うどんとは？「讃岐」「稲庭」以外ある？味わい・食感など違いを比較して紹介！

讃岐うどんの次に日本三大うどんとして思い浮かぶのは稲庭（いなにわ）うどんでしょう。街を歩けば全国展開している稲庭うどん専門店が数多くあります。

秋田県の稲庭うどんは生地を手で細く伸ばすことで作られる日本三大うどんの一つです。その歴史は江戸時代（1603-1867年）にまで遡ります。稲庭地区小沢で暮らしていた佐藤市兵衛がその土地の小麦粉を使用して干しうどんを作ったことから稲庭うどんの歴史が始まります。

麺が平たく喉を通るときの感じがよいのが稲庭うどんの特徴です。稲庭うどんは1665年に製法が確立した1860年創業の佐藤養助商店で食べられます。佐藤養助にはメニューに、つけうどん・カレーつけうどん・ぶっかけうどん・温麺・味くらべなどがあり、季節を問わず様々な種類のうどんが提供されます。

佐藤養助オンラインショップでは、「養助オリジナル6点セット」（税込3,466円）などをインターネットで購入してお家で稲庭うどんを楽しむことができます。

日本三大うどんの3つ目として有力候補に挙がるのは水沢うどんになります。都心から少し離れた群馬県に行けば、知る人ぞ知る水沢うどんの旨味を堪能することができます。

水沢うどんは群馬県渋川市の水澤寺（水沢寺）近辺に由来を持つうどんです。江戸時代に水澤寺にお参りしに来た客に水沢うどんをもてなしたことからその歴史が始まりました。

上のイメージ写真のような麺の輝きが食欲をそそります。水沢うどんは秋田県の稲庭うどんと同じく手延べうどんと呼ばれ、弾力とコシのある少し太めのうどんです。本格的な水沢うどんは手延べうどん水山（すいざん）で味わう事ができます。