レモンの簡単な搾り方5選!無駄なく果汁を取り出す裏技を紹介!
【野菜ソムリエ監修】レモンの簡単な搾り方を知っていますか?今回は、搾り器がなくてもOKな、〈レンジ・フォーク・箸〉を使ったレモンの簡単な搾り方や、レモンの風味を生かす方法・コツを紹介します。ストローを使ったレモン果汁が少し欲しい時の対処法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
レモンを簡単に搾ることはできる?
料理などに時々登場するレモン果汁ですが、レモン搾り器がなく困った経験をした方も少なくないでしょう。レモン搾り器で搾るのが一番簡単ですが、どの家庭にもある身近な道具と簡単な方法でレモン搾りの悩みが解決できます。ここからはレモンの簡単な搾り方を紹介します。
レモンの簡単な搾り方【裏技】
レモン専用の搾り器を使わずに、誰でも簡単に搾れる手軽な「裏技」がいくつかあります。ここではレモンの簡単な搾り方の裏技をいくつか紹介します。
①レモンをレンジで加熱する
レモンを電子レンジで加熱すると簡単に搾れるようになります。これは加熱によってレモンの細胞壁が壊されるためです。方法はまず、レモンを丸のままラップをかけずに電子レンジの600Wで30秒加熱します。たった30秒だけですが、内部の温度は上昇しレモンの果汁が出やすい状態になります。
外皮も熱くならずに簡単に搾れるので、あとは半分に切り種を除いて手で搾りましょう。電子レンジでほんのひと手間加えるだけで搾りやすく、しかも搾れる果汁の量にも大きな変化が出るのでおすすめです。レンジで加熱した場合は残りを保管せずに使い切りましょう。
②くし形に切って搾る
レモンをくし形に切って搾る方法は、とても一般的な方法です。しかし、切る際にレモンをX状に切ることでよりたくさんの果汁を搾ることができます。通常レモンをくし形に切るときは縦に4つに切りますが、これをXを描くように斜めに切ると、レモンの中の袋も切れるので果汁がたくさん搾れるのです。
4つに切ったレモンをさらに半分に切り、8等分すると使いやすい大きさになります。このようにして揚げ物や生牡蠣などに添えると、レモンの果汁もたっぷりとれてさらにおいしくなりおすすめです。レモンの切り方を少し変えるだけなのでぜひ覚えて活用しましょう。
③レモンを揉んで柔らかくして搾る
レモンを揉んで柔らかくして搾る方法も、簡単な搾り方の一つです。まず、平らな場所にレモンを置き、中の実をほぐすように優しく転がします。レモンを上から押さえるように軽く力を入れながら転がすのがコツです。しばらく転がしていると、中の果汁が徐々にたまった感覚になり皮が柔らかくなります。
皮が柔らかくなったら包丁で半分に切り、ギュッと手で搾りましょう。種が出てきてしまって気になる場合は、レモンの先を切ってその断面に十字に切り込みを入れて手で搾るとよいでしょう。果汁の出口が小さくなるので、レモンの中から種も出にくく手も汚れません。
④レモンをフォークで刺してから搾る
レモンを絞るときにフォークを使うと、簡単に手早く果汁が搾れて便利です。半分に切ったレモンの種を軽くとっておき、果肉にフォークを突き刺し実が柔らかくなったら手でギュッと握って搾ります。フォークは比較的どの家庭にもよくあり、レモンの果肉をつぶせるので搾り器の代わりとしても最適です。
ふじかわなおこ
野菜ソムリエ
半分に切ったレモンの種を取り、軽く絞って果肉を柔らかくしてからフォークを刺し、ドアノブを回すようにひねるとたっぷり果汁を搾ることもできます。