「ピラフ」と「チャーハン」の違いとは?発祥の歴史・製法など比較して紹介!
「ピラフ」と「チャーハン」の違いを知っていますか?今回は、「ピラフ」と「チャーハン」を〈発祥の歴史・製法〉など違いを比較して紹介します。「ピラフ」と「パエリア」「リゾット」との違いも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
「ピラフ」と「パエリア」「リゾット」はその過程で生米から作るのは同じですが、違いはどこにあるのでしょうか。ここからはピラフとパエリア、ピラフとリゾットを比較してそれぞれの違いを説明します。
「ピラフ」と「パエリア」の違い
ピラフはフランスの料理ですが、パエリアはスペイン料理です。どちらも生米から作りますが、ピラフは生米を炒めてから炊き上げるのに対して、パエリアは魚介類や野菜を入れて煮汁で火を通します。つまり、炒めてから炊き上げるか、煮込んで火を通すかが違いといえるでしょう。
さらにパエリアはスペインからアメリカに渡って「ジャンバラヤ」になったとする説もあるほか、マレーシアにもパエリアが起源とされる「ナシゴレン」と呼ばれる米料理があります。
(*パエリアについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
「ピラフ」と「リゾット」の違い
リゾットはイタリアンレストランで出されることの多い料理です。こちらもピラフやパエリア同様、生米から作るのは同じですが、リゾットにおける最大の特徴はその食感です。
ピラフやパエリアは日本でいうご飯と似た食感ですが、リゾットはお粥の食感に近くねっとりとしていることに違いがあります。これは、リゾットが出汁をとったスープを少しずつ加えて柔らかく煮込んでいるためです。
「ピラフ」と「チャーハン」は違いがある
「ピラフ」と「チャーハン」はどちらもお米と具材を合わせて作る料理ですが、ピラフは生米から、チャーハンは既に炊き上がったご飯から作る点に違いがあります。さらに、ピラフはパエリア、リゾットとも製法の点でそれぞれに特徴があります。これらの料理の違いを知って、お店で味わったり家庭で作ってみたりと楽しみの幅を広げてみましょう。