「ウスターソース」と「オイスターソース」の違いとは?代用可能?味・原料・作り方など比較して紹介!

「ウスターソース」と「オイスターソース」の違いを知っていますか?今回は、「ウスターソース」と「オイスターソース」の〈原料・作り方・味わい〉など特徴の違いを比較して、代用できるかも含めて紹介します。「ウスターソース」と「オイスターソース」の名前の由来や歴史もそれぞれ紹介するので参考にしてみてくださいね。

目次

  1. 「ウスターソース」と「オイスターソース」って何が違う?」
  2. 「ウスターソース」とは
  3. 「ウスターソース」の名前の由来と発祥の歴史
  4. 「ウスターソース」の使い方
  5. 「オイスターソース」とは
  6. 「オイスターソース」の名前の由来と発祥の歴史
  7. 「オイスターソース」の使い方
  8. 「ウスターソース」と「オイスターソース」の違いは?代用できる?
  9. ①原料・作り方の違い
  10. ②味・香りの違い
  11. 「ウスターソース」と「オイスターソース」は代用しても問題ない
  12. 「ウスターソース」と「オイスターソース」は違う調味料

「ウスターソース」と「オイスターソース」って何が違う?」

ウスターソースとオイスターソースはよく似た名前で、見た目の色もよく似ていますが、同じようにも見えるウスターソースとオイスターソースはいったい何が違うのでしょうか。また、それぞれ代用することはできるのでしょうか。ウスターソースとオイスターソースの違いや歴史、代用の可否について紹介します。

「ウスターソース」とは

レストランや食堂でもよく見かけるウスターソースは、どのようなソースなのでしょうか。ここではウスターソースの正体などについて解説します。

「ウスターソース」の名前の由来と発祥の歴史

ウスターソースとは、野菜や果実、トマトピューレなどに食塩、砂糖、酢、香辛料を加えて熟成された調味料です。比較的関西で好まれて使われていて、関東以北ではウスターソースより粘度が高い中濃ソースが一般的に使われます。

ウスターソースの起源はイギリスのウスターシャ地方のソースだと言われています。19世紀、イギリスのウスターシャ地方でとある主婦があまり野菜やりんごを腐らないように酢や香辛料につけて保存しました。すると、それらが発酵して偶然美味しいソースができたことが、ウスターソースの始まりです。

「ウスターソース」の使い方

野菜や果物のうまみが詰まったウスターソースの代表的な使い方を紹介します。

・焼きそば
・フライ料理
・カレー
・天ぷら
・チャーハン


ウスターソースは焼きそばやカレーの味付けに、少し加えると深みが出ます。軽い酸味や香辛料の風味が、仕上がりを本格的なものにしてくれるでしょう。また、器に盛られたカレーにウスターソースをかけるのもおすすめで、甘みもプラスされてまろやかになります。

ほかにも、洋食のフライ料理のソースに使う方法はよく知られています。同じように天ぷらにかけるのも美味しく、油っぽさがウスターソースの酸味で食べやすくなるようです。チャーハンにかけると、シンプルなチャーハンに甘みや酸味が加わり、中華風チャーハンがどこか洋風の味わいになり美味しくなるでしょう。

(*ウスターソースについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

ウスターソースとは?名前の意味・由来は地域名?作り方・レシピのおすすめも紹介!

「オイスターソース」とは

主に中華料理でよく使われるオイスターソースですが、一体どのようなソースなのでしょうか。ここではオイスターソースの名前の由来や歴史のほか、代表的な使い方も紹介します。

「オイスターソース」の名前の由来と発祥の歴史

オイスターソースは牡蠣の煮汁を煮詰めて味つけを加えたソースです。オイスターソースの「オイスター」とは英語で「牡蠣」という意味で、オイスターソースはそのまま「牡蠣のソース」という意味になるでしょう。

オイスターソースの発祥には諸説ありますが、1888年に中国の李錦裳(リ・キンシェン)氏が牡蠣を使ったソースを作ったのが始まりと言われています。もともと中国には「蠔豉」と呼ばれる干した牡蠣で作る調味料があります。李氏はこの「蠔豉」を作るときにできる煮汁が美味しいことに気づき、これを凝縮し味つけをしたものがオイスターソースの始まりです。

「オイスターソース」の使い方

オイスターソースは牡蠣のうまみが凝縮したソースで、ウスターソースのような酸味がなく、コクを与えることができます。オイスターソースの代表的な使い方は以下の通りです。

・炒め物
・カレーの隠し味
・煮物の隠し味
・チャーハン

中華風の味付けによく合うオイスターソースは、いろいろな炒め物の味付けによく使用されます。野菜炒めやチンジャオロースなど、中華風の炒め物にはオイスターソースが欠かせないほか、チャーハンを炒めるときの味付けにも向いています。また、カレーや煮物などの煮込み料理に少し加えると、味わいにコクやうまみが出るのでおすすめです。

「ウスターソース」と「オイスターソース」の違いは?代用できる?

それぞれに、生まれた場所や経緯も全く違うウスターソースとオイスターソースですが、他にもいくつかの違いがあります。ここからはウスターソースとオイスターソースの違いや、代用の可否について紹介します。

①原料・作り方の違い

まずは、ウスターソースとオイスターソースの原料の違いを見てみましょう。ウスターソースとオイスターソースの代表的な原料は以下の通りです。

【ウスターソース】
・玉ねぎ、にんにく、トマトなどの野菜
・リンゴなどの果物
・香辛料
・酢
・塩
・砂糖


【オイスターソース】
・牡蠣
・砂糖
・塩
・小麦粉などのでんぷん粉


原料を比較しても、両者は全く違うソースであることがわかります。さらに、オイスターソースは煮詰めて作られますが、ウスターソースはしっかり寝かせて熟成させることでうまみを引き出します。

②味・香りの違い

ウスターソースとオイスターソースは味や香りの面でも違いがあります。ウスターソースの味わいは野菜や果物のうまみや甘みに、酢を加えることで生まれた酸味が特徴で、さらにピリッとする香辛料がアクセントになっています。

一方、オイスターソースは牡蠣によるうまみやコクがあって高い粘度があり、料理に奥行きが出るふくよかな香りも特徴です。

「ウスターソース」と「オイスターソース」は代用しても問題ない

ウスターソースとオイスターソースは、それぞれで代用品として使用することが出来ます。ウスターソースをオイスターソースの代用にするときは酸度を抑えるために、甘みやうまみを足すとよいでしょう。砂糖やみそ、海鮮の風味が出るするめなども加えると味が近くなります。

一方、オイスターソースをウスターソースの代用にするときはウスターソースの特徴でもある酸味や果物の風味を足すのがポイントです。トマトケチャップや醸造酢、ビネガーを加え、胡椒などのスパイスを加えるとうまく代用できます。

(*ウスターソース・オイスターソースの代用品について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

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「ウスターソース」と「オイスターソース」は違う調味料

ウスターソースとオイスターソースはまったく違う調味料だと分かりました。しかし、どちらも使うことで味わいに深みやコクが出せるので、積極的に活用してみましょう。他の調味料を加えると、互いに代用品としても活用できるので、どちらかを切らしてしまった時などには代用品として活用してみてください。

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