ウスターソースとオイスターソースの違いとは?代用可能?味・原料・作り方など比較して紹介!
「ウスターソース」と「オイスターソース」の違いを知っていますか?今回は、「ウスターソース」と「オイスターソース」の〈原料・作り方・味わい〉など特徴の違いを比較して、代用できるかも含めて紹介します。「ウスターソース」と「オイスターソース」の名前の由来や歴史もそれぞれ紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
それぞれに、生まれた場所や経緯も全く違うウスターソースとオイスターソースですが、他にもいくつかの違いがあります。ここからはウスターソースとオイスターソースの違いや、代用の可否について紹介します。
①原料・作り方の違い
まずは、ウスターソースとオイスターソースの原料の違いを見てみましょう。ウスターソースとオイスターソースの代表的な原料は以下の通りです。
【ウスターソース】
・玉ねぎ、にんにく、トマトなどの野菜
・リンゴなどの果物
・香辛料
・酢
・塩
・砂糖
【オイスターソース】
・牡蠣
・砂糖
・塩
・小麦粉などのでんぷん粉
原料を比較しても、両者は全く違うソースであることがわかります。さらに、オイスターソースは煮詰めて作られますが、ウスターソースはしっかり寝かせて熟成させることでうまみを引き出します。
②味・香りの違い
ウスターソースとオイスターソースは味や香りの面でも違いがあります。ウスターソースの味わいは野菜や果物のうまみや甘みに、酢を加えることで生まれた酸味が特徴で、さらにピリッとする香辛料がアクセントになっています。
一方、オイスターソースは牡蠣によるうまみやコクがあって高い粘度があり、料理に奥行きが出るふくよかな香りも特徴です。
「ウスターソース」と「オイスターソース」は代用しても問題ない
ウスターソースとオイスターソースは、それぞれで代用品として使用することが出来ます。ウスターソースをオイスターソースの代用にするときは酸度を抑えるために、甘みやうまみを足すとよいでしょう。砂糖やみそ、海鮮の風味が出るするめなども加えると味が近くなります。
一方、オイスターソースをウスターソースの代用にするときはウスターソースの特徴でもある酸味や果物の風味を足すのがポイントです。トマトケチャップや醸造酢、ビネガーを加え、胡椒などのスパイスを加えるとうまく代用できます。
(*ウスターソース・オイスターソースの代用品について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
「ウスターソース」と「オイスターソース」は違う調味料
ウスターソースとオイスターソースはまったく違う調味料だと分かりました。しかし、どちらも使うことで味わいに深みやコクが出せるので、積極的に活用してみましょう。他の調味料を加えると、互いに代用品としても活用できるので、どちらかを切らしてしまった時などには代用品として活用してみてください。