「バイキング」「ビュッフェ」は違いある？食べ放題とも比較して紹介！

「バイキング」と「ビュッフェ」は、食事形式や行う地域に違いがあります。「バイキング」は日本で発祥した食べ放題の食事形式であるのに対し、「ビュッフェ」はセルフサービスで行う立食形式のことを指します。

また、「ビュッフェ」は世界中で採用されている食事形式ですが、「バイキング」は日本特有のサービスであり、基本的に海外で「バイキング」が行われることはありません。

「バイキング」や「ビュッフェ」にはどのようなマナーがあるのでしょうか。「バイキング」や「ビュッフェ」に参加するえうで守るべきマナーを5つ紹介します。

料理をお皿に取る際は、自分が食べ切れる量の料理を取るように心がけてください。取りすぎた料理を食べ切れずに残す行為は、その料理を作っている方に対して失礼に値し、食べ残すと店側の支出が増える原因にも繋がります。「バイキング」や「ビュッフェ」では、自分の食べられる量を考えながら料理を取りましょう。

家族や友人と食事に来ている方のなかには同行者の分も取ってテーブルに運ぶ方がいますが、これはマナー違反です。自分が同行者のために取った料理が、同行者にとっては食べ切れない場合もあります。また、同じ料理を取りすぎると他の顧客の迷惑にもなるため、「バイキング」や「ビュッフェ」では自分が食べる分の料理だけを取るようにしてください。

食べ放題形式の「バイキング」でお代わりをする場合は、食べ終えた皿に料理を盛り付けるのは避けてください。料理を食べ終えた皿を持って料理を取りに行くと、気分を悪くする方もいます。料理を食べ終えたお皿はテーブルの隅に置いて店員に下げてもらい、新しいお皿に替えてお代わりの料理を取りに行きましょう。

「バイキング」や「ビュッフェ」では、テーブルの左側から時計回りの順で料理を取るようにしてください。特定の料理を取るために列に割り込むと、並んでいる方の迷惑になるだけでなく他人に不快な思いをさせることにもなりかねません。料理を取りに行く時やお代わりをする際には、テーブルの左側から並ぶようにしましょう。

お皿に料理を盛り付ける際には、一枚のお皿に多くの種類の料理を盛り付けるのは避けてください。色々な料理をお皿に多く盛り付ける過ぎると、見栄えが悪くなるうえに味が別の料理に移ってしまうこともあります。2～3種類程度の料理をお皿に少量ずつ取って盛り付けると見た目が良くなり、食べ過ぎを防ぐこともできます。

日本では「バイキング」と「ビュッフェ」のどちらも食べ放題を意味する言葉だと認識している方が多いようです。しかし、「バイキング」は日本独自の食事形式であり、「ビュッフェ」の形式とは異なります。「バイキング」と「ビュッフェ」の違いを理解し、マナーを守って食事を楽しみましょう。