チャージ料金の意味とは?なぜあるの?違法性・相場やサービス料との違いも解説!
チャージ料とはどんな意味か知っていますか?お通しやサービス料との違いはあるのでしょうか?今回は、チャージ料金の相場や違法なのか・払わないといけないのかを紹介します。有名居酒屋・バーのチャージ料金も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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- チャージ料金とは?どんな意味?
- チャージ料は居酒屋やバーなどに入店して席に座ったら発生する料金
- チャージ料は海外にはない文化
- チャージ料はお通し代・サービス料とは違う?
- チャージ料は必ずしもお通し代と同義ではない
- サービス料はチャージ料と違い会計金額に応じて決まることが多い
- チャージ料を取る意味とは?なぜあるの?
- 回転率や客単価を上げ店の売り上げを確保するため
- チャージ料は法律違反なの?払わない・断るのはあり?
- 店側が事前にチャージ料金の説明をしていれば違法ではなく支払いの義務が生じる
- 居酒屋のお通しは断ることもできる
- チャージ料金の相場は?
- 一般的な居酒屋・バーのチャージ料金の相場は300〜1000円程度
- ただし時間制でチャージ料を取るお店もあるので気をつけよう
- チャージ料の意味を押さえておこう!
チャージ料金とは?どんな意味?
居酒屋やバーに行き料理やお酒を頼んだ後に伝票を見るとチャージ料金と記載されていることがありますが、チャージ料金とはお通しとは別のものなのでしょうか。チャージ料金の意味や海外でのチャージ料金の有無は以下の通りです。
チャージ料は居酒屋やバーなどに入店して席に座ったら発生する料金
チャージ料とは、店に入店してからテーブルに着席した時点で発生する料金です。場所代や席料として店側が請求するものであり、お通しとは別のものと言えます。基本的には店内にいた時間の長短に関わらず、居酒屋やバーなどお酒を提供する店で発生する席料なので、入店した人数分のチャージ料が発生する仕組みです。
チャージ料は海外にはない文化
お酒を提供する店で席に着席しただけで人数分の席料であるチャージ料が発生するという仕組みは、日本独自の文化と言えます。海外にはチップがありますが、チップはチャージ料のように店から支払いを強制されているものではないという所に違いがあります。
海外におけるチップは料理の提供者やサービス提供者への心遣いという意味合いが強いです。支払う側の気持ち次第で手渡す金額が変わるという点でも、チャージ料とは異なると言えます。
チャージ料はお通し代・サービス料とは違う?
店によってはお通し代やサービス料という名目で伝票に記載がある場合がありますが、これらはチャージ料とは異なるものでしょうか。お通し代、サービス料の意味やチャージ料との違いは以下の通りです。
チャージ料は必ずしもお通し代と同義ではない
入店してすぐにお通しと呼ばれる料理が提供されることがあるため、チャージ料とお通し代の定義は同じであると考えている人もいますが、チャージ料はお通し代とは別の物と考えられます。チャージ料は席料として店が請求するものであり、お通しの有無に関わらず席を利用するという意味で、店側の請求に応じて支払い義務が発生する料金です。
一方お通しとは着席してから料理が提供されるまでのつなぎのようなものであり、お通しは客が着席した時点で来店したことを歓迎する意味で提供している料理が始まりと言われています。つまり席料として請求するものがチャージ料、料理を提供するまでの間歓迎の意味で提供される軽い料理の代金がお通し代ということです。
(*お通しの意味について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
サービス料はチャージ料と違い会計金額に応じて決まることが多い
サービス料は、お酒を提供している店において注文した飲食物の会計金額に応じて、請求される料金です。飲食代の1割から2割程度の金額を請求されることが多いですが、この金額の内訳は店員の配膳や料理の説明と言ったサービス料の名目として請求されます。
チャージ料は席代としての名目であり、サービス料は店側が提供したサービスの代金としての名目で請求されることから、チャージ料とサービス料は異なるものと言えます。
チャージ料を取る意味とは?なぜあるの?
チャージ料は席代と言うことでしたが、店側がお客さま側からチャージ料を取ることにはどのような意味があるのでしょうか。チャージ料はなぜお酒を提供する店にあるのか、チャージ料を請求する意味は以下の通りです。
回転率や客単価を上げ店の売り上げを確保するため
居酒屋やバーなどお酒を提供する店がチャージ料を請求する理由には、店側の売り上げを確保するという意味合いがあります。お酒を提供する店に来店し注文もせず長くいる人がいた場合、店の回転率や客単価が下がってしまい売り上げが悪化してしまう原因になり得ます。
チャージ料はお金を使わずに店に長居する人の入店を控えさせ、チャージ料金を支払ってもお酒を楽しみたいと思う人に入店してもらうためのシステムと言えます。