油通しとは?湯通しと違いある?温度・時間などコツや家庭でのやり方も紹介!
油通しはどんな調理法か知っていますか?揚げるのと違いはあるのでしょうか?今回は、〈肉・野菜〉など別に、油通しのやり方・温度などコツを紹介します。また、油通しを家庭でやる方法や活用レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
油通しの効果は十分に理解できても、大量の油を使うため準備も片付けも手間がかかると、家庭では二の足を踏む人が珍しくありません。ここでは、家庭でも実践しやすい油通しの方法を2つ紹介します。
①湯通しに油を加えることで油通しと同じ効果が得られる
家庭で手早く油通しをしたい時には、以下のように湯通しする際に鍋に油を加える方法がおすすめです。
①鍋でお湯をわかす
②沸騰したお湯に大さじ2杯程度の油を加える
③野菜をお湯にサッとくぐらせて湯通しする
沸騰したお湯に油を加えてから湯通しすることで、食材の表面が油でコーティングされて油通しした場合と同じような効果が得られます。その際、湯通しする時間を短めにすると、野菜の食感がしっかり残ります。
②レンジで簡易的に油通しをする方法もある
家庭でより簡単に油通しをしたいなら、電子レンジを使うのもよいでしょう。その手順は以下の通りです。
①油通ししたい野菜を洗ってから切る
②①を耐熱容器に入れる
③野菜に油をひとたらしする
④油が野菜全体に回るように混ぜる
⑤耐熱容器にふんわりとラップをかけ加熱する
⑥野菜がほんのりと透き通ったら出来上がり
パプリカ1個と玉ねぎ1個を一度に油通しする場合には、油は大さじ1杯程度で十分です。600Wで1~2分加熱すると油通しが完了するので、ぜひ試してみてください。
油通しを活用したレシピ
油通しには旨味を閉じ込める、食感を良くするほかに、彩りがキレイになるメリットもあります。ここでは、油通しをすることでより美味しくなるメニューを3つ紹介します。
①酢豚
酢豚に入れるピーマンやパプリカを油通ししておくと、色鮮やかで食感が残った酢豚に仕上がります。衣をつけた肉も油通ししておけば、炒め合わせる時間が短縮できます。
②麻婆茄子
麻婆茄子を作る際に、長めの時間で油通しをしておくと、とろとろの食感が楽しめる一品となります。大きめのナスでも食べやすくなるので、ぜひ試してみてください。
③焼きそば
焼きそばの具材であるニンジンやピーマンを油通ししておくと、野菜の旨味を存分に楽しむことができます。市販の焼きそばの麺も揚げると、いつもとは違う仕上がりが楽しめます。