カレースパイスの種類は?味わい・香りなど特徴を比較して一覧で紹介!
【野菜ソムリエ監修】カレースパイスにはどんな種類があるか知っていますか?今回は、カレースパイスを〈色・香り・辛味〉でタプ別に種類と特徴を一覧で紹介します。カレースパイスの最適な組み合わせや、活用レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
カレーの辛味は人によって好みが違いますが、カレースパイスで作るカレーであれば辛味を調整することが可能です。こちらで紹介するカレースパイスの特徴を参考にして、好みの辛味を見つけてください。
⑩カイエンペッパー
カイエンペッパーは赤く熟したトウガラシの実を乾燥させたもので、カレーに辛味を加えるために使われる香辛料です。カレーだけではなく、世界中の料理で辛味付けや臭い消しのために使われています。よく似た香辛料にチリペッパーやレッドペッパーがありますが、いずれも唐辛子から作られる香辛料で、明確な違いはありません。
(*カイエンペッパーについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
⑪ジンジャー
爽やかな香りと刺激のある辛味をあわせ持つジンジャーは最も歴史のある香辛料のひとつで、世界中で料理やお菓子作りに幅広く使われています。生姜の地下茎を乾燥させたもので、血行を良くして体を温めたり免疫力を上げる働きがあり、カレースパイスとしては辛味だけでなくワンランク上の味わいを生み出します。
⑫ブラックペッパー
インド原産のブラックペッパーは、古くから世界中で薬用や調味料として愛用されてきた香辛料であるコショウの一種です。コショウは収穫時期や製造方法によって様々な種類がありますが、ブラックペッパーは完熟直前の果実を乾燥させたもので、他の種類のコショウよりも辛味と香りが強いことが特徴です。
⑬ホワイトペッパー
ブラックペッパーと同じくコショウの一種で、完熟したコショウの実を水に漬けて柔らかくなった外皮を除いて乾燥させたものです。ブラックペッパーと比べて香りと辛味はマイルドで、カレースパイスとして上品な風味を加えることができます。
カレースパイスの種類一覧④ミックススパイス
ミックススパイスとは複数の香辛料を調合したスパイスのことで、カレー作りにおいて色・香り・辛味のバランスが取れるように、カレーに適した複数の香辛料が配合されています。ここではミックススパイスの代表的な種類を紹介します。
⑭ガラムマサラ
ミックススパイスと言えば3〜10種類の香辛料が入っているガラムマサラが有名で、配合する香辛料の種類や比率は家庭によって異なります。
主に香りと辛味を出すために使われており、仕上げの段階で加えることで風味をよくする役割があります。基本的にはシナモン・クローブ・ナツメグが配合されており、そこに好みの香辛料を加えればオリジナルのガラムマサラを作ることが出来るでしょう。
(*ガラムマサラについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)