キャットニップ(イヌハッカ)とは?猫との関係は?効能・育て方〜活用レシピまで紹介!
【野菜ソムリエ監修】キャットニップというハーブを知っていますか?猫と関係あるのでしょうか?今回は、キャットニップ(別名:イヌハッカ)の名前の由来や、人間への効果・効能を紹介します。キャットニップの育て方や、〈ハーブティー〉など使い方・活用レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
④肌の調子を整える
キャットニップに含まれるグラニオール成分には、殺菌作用や皮膚の保湿・弾力の回復などがあります。また、タンニンに含まれる抗酸化作用は、肌の引き締めや美白などの美肌効果をもっているのが特徴です。さらに、キャットニップの葉には豊富なビタミンCが含まれるので、紫外線に負けない肌を作ってくれます。
軟膏にすると、吹き出物やかさぶた、フケなどの症状を緩和する効果があります。お風呂の入浴剤としても使うことができるので、キャットニップは様々な使い方ができるハーブです。
キャットニップは栽培できる?育て方は?
キャットニップを自宅で育てる際はどのような育て方をするのでしょうか。また、栽培する際にはどんな点に注意すると良いでしょうか。ここでは、キャットニップの栽培方法と育て方について紹介します。
キャットニップの植え方
キャットニップは、とても強くて育て方も簡単な植物なので、ガーデニング初心者にもおすすめのハーブです。日当たりが良くて、風通しの良い場所を選んで苗を植えましょう。時期は春先もしくは、秋口が最適です。過湿にならないように、20cmほど間隔をあけて植えることで、風通しをよくしてあげます。
キャットニップは、こぼれ種からの発芽率も高い植物です。植える際は、こぼれ種から発芽しても良いところを選びましょう。キャットニップは独自の香りがあり、害虫を寄せ付けないので、害虫の心配はほとんどありません。しかし、またたびの様に猫を誘引するので、植える際は猫が入って荒らされないようにする工夫が必要です。
キャットニップの水やり・育て方
キャットニップの水やりは、植えている土の表面が乾いてから水やりをします。水のやり過ぎは根腐れの原因になるので注意しましょう。キャットニップは強い植物なので、半日陰のようなところでも育ちますが、花付きや香りが弱くなる場合があります。
キャップニットの育て方のポイントは、混み合っている部分をこまめにカットして風通しを良くすることです。花が咲き終わったあとは、花つみをすることも大切です。
キャットニップの収穫時期・方法
キャットニップは6月頃から秋口まで、生育の良い時期であれば、いつでも収穫ができる植物です。葉っぱを観察して、混み合っている部分をカットして収穫すると良いでしょう。花の開花直前の時期は、一番香りの強い時期になります。
開花直前に茎ごとカットして収穫すると、キャットニップの良い香りを愉しむことができます。花が咲き終わったら、15cmほど残して刈りこみましょう。キャットニップの葉は生で使用する他、乾燥させて使用することもできます。乾燥させる場合は、茎ごと切り取って天日干しをしてから使用します。
キャットニップの活用レシピ
キャットニップを料理に使う際は、どのような活用方法があるのでしょうか。ここでは、キャットニップを活用したレシピを紹介します。
①キャットニップティー
キャットニップと様々なハーブを配合した、ハーブティーのレシピです。キャットニップは茎や葉の部分を使用して、他のハーブやお茶の葉と揉んでおくとより堪能できます。ブレンドする際は、ある程度大きさを揃えてあげると良いでしょう。
②ニップキャットの天ぷら
キャットニップの葉の天ぷらは、レモンのような爽やかな香りとサクサクとした食感を味わえます。こちらのレシピはルッコラを使用していますが、同じように揚げて楽しんでみてください。花も同様に、天ぷらにして食べることができます。