バニラエッセンスとは?使い道は?バニラオイル・バニラビーンズと違いも解説!

バニラエッセンスはどんな香料か知っていますか?今回は、バニラエッセンスの正体や使い道のほか、〈バニラエッセンス・バニラオイル〉などと違いを比較して使い分け方も紹介します。バニラエッセンスの活用レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. バニラエッセンスとは?
  2. バニラの香り成分をアルコールに抽出した香料
  3. 天然の原料のみを使用した「バニラエクストラクト」もある
  4. バニラエッセンスの使い道・使い方は?
  5. バニラエッセンスの性質と使い方のポイント
  6. バニラエッセンスが合うお菓子・料理
  7. バニラエッセンスとバニラオイルなどとの違いは?
  8. バニラオイルの特徴と使い分け
  9. バニラエッセンスの特徴と使い分け
  10. バニラエッセンスの使い方・活用レシピ
  11. ①バニラエッセンス入りプリン
  12. ②バニラいちごジャム
  13. ③バニラバナナジュース
  14. バニラエッセンスを使ってみよう

バニラエッセンスとは?

バニラビーンズの代用として使われることがあるバニラエッセンスとはどういったものなのでしょうか。バニラエッセンスの特性や、特別なバニラエッセンスについて紹介します。

バニラの香り成分をアルコールに抽出した香料

バニラエッセンスとはバニラビーンズのさやをアルコールやエタノールに浸して、バニラの香り成分を抽出した人工香料です。成分はエタノール・グリセリン・カラメルで、ケーキ作りなどの製菓によく使われています。

天然の原料のみを使用した「バニラエクストラクト」もある

アメリカなど海外では天然の原料のみを使用したバニラエクストラクトがよく使われています。自分で作ることもできるので添加物など加えたくない人は手作りしても良いでしょう。作り方は簡単で、バニラビーンズのさやをウォッカやラム酒、ウイスキーなどのアルコール度数の高いお酒に漬けて冷暗所で1ヶ月浸け込むだけで出来上がり、半永久的に保存が可能です。

また市販のバニラエクストラクトは香りの強さが商品によって異なるので、自分の好みのものを探してみると良いでしょう。ただしお酒に弱い人や子どもに食べさせるお菓子作りの際は使用を控えてください。

バニラエッセンスの使い道・使い方は?

人工香料であるバニラエッセンスの使い道・使い方はどのようなものでしょうか。次はバニラエッセンスの使い方や、バニラエッセンスが合うお菓子・料理の種類について紹介します。

バニラエッセンスの性質と使い方のポイント

バニラエッセンスは安価で手に入りやすく使いやすいので、自宅でのお菓子作りなどにはよく使われています。また牛乳や卵の独特な香りをバニラエッセンスの甘い香りでカバーすることを目的とした使い道もあります。

バニラエッセンスが合うお菓子・料理

バニラエッセンスが合うお菓子・料理は以下の通りです。

・プリン
・アイスクリーム


バニラエッセンスはマイナス20度~40度が最も適した使用温度なので、冷たいお菓子に使用するのがおすすめです。冷たい食べ物は香りが立ちにくいのでバニラエッセンスを入れることで風味がよくなります。バニラエッセンスがない場合は、カラメルやメープルシロップ、バニラシュガーやリキュールなどを使うと風味がよくなります。

バニラエッセンスとバニラオイルなどとの違いは?

バニラオイルも香料として使われることが多いですが、この両者には違いがあるのでしょうか。次はバニラエッセンスとバニラオイルの特徴や使い分け方法について紹介します。

バニラオイルの特徴と使い分け

出典:https://www.cotta.jp/products/detail.php?product_id=026070

バニラオイルの使用に適した料理は以下の通りです。

・ケーキ
・クッキー
・マフィン
・マドレーヌ

バニラエッセンスはアルコールやエタノールで抽出するのに対して、バニラオイルはバニラビーンズのさやをオイルに漬けて香り成分を抽出する油性の人工香料です。そのためバターなど油脂の多い生地になじみやすく、熱に強いので高温で焼くことの多いケーキやクッキーなどのオーブン料理の香りづけに適しています。

一方、プリンやアイスクリームなどの冷菓に使うと油分が固まるので香りが出にくく、油っぽく感じてしまうためあまりおすすめできません。

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