中華スパイス「五香粉」とは？まずいし臭いって本当？使い方・活用レシピも紹介！

五香粉（ウーシャンフェン）は家庭では馴染みが薄く、よく知らない人も多いかもしれません。まずは、五香粉とはどのようなスパイスであるのか詳しく解説していきます。

五香粉は味がまずく、香りが臭いと言われることもあるようですが本当なのでしょうか。ここでは、五香粉の味わいや香りについて詳しく解説していきます。五香粉の特徴を知ることで、料理にも活用しやすくなることでしょう。

五香粉は中華料理などに使われるスパイスの一種で、混ぜるだけで本格中華の様な味になります。四香一辛と言われ芳香系のスパイスと辛味系のスパイスが調合されていますが、その割合によって薬や漢方の様なまずい五香粉や七味唐辛子の様な辛い五香粉など味わいが変わります。

一般的に五香粉は臭いと言われていますが、その原因となるスパイスはスターアニスです。スターアニスは四川料理や台湾料理などに好んで使われるスパイスで現地の人たちからは一般的に親しまれ食欲が増進する匂いとされているようです。

しかし、日本で食べる中華料理や台湾料理は日本人好みにアレンジされている為、あまり五香粉は使われていません。スターアニスが特徴的な独特の香りの為、五香粉は臭いと言われています。

五香粉を入れると料理にどの様な効果があるのか、体にはどういった効能があるのかを解説していきます。臭いやまずいなどのイメージのあるスパイスですが、普段の料理に使うと良い効能と効果が多くあるのでしょうか。詳しい使い方などを解説します。

五香粉は料理の隠し味として使うことができ、麻婆豆腐や炒飯など定番の中華料理に加えることで普段よりも現地の料理に近い本格的な風味や味わいに仕上がります。風味を向上させるだけでなく、五香粉に含まれるスパイスには体を温める働きや整腸作用、新陳代謝が活発になることで肥満防止などの効能も期待できます。