レタスの種類・品種を一覧で!旬・収穫の時期や選び方のポイントも紹介!
【野菜ソムリエ監修】レタスにはどんな種類があるか知っていますか?レタスは世界中で愛され、その種類もとても豊富です。今回は、レタスの種類別の味・見た目など特徴や旬・選び方のポイントも紹介します。レタスの旬におすすめなレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
レタスは栄養豊富?
レタスはその90%が水分といわれ、あまり栄養がないイメージをもつ人もいるかもしれません。では実際に含まれているのは、どのような栄養成分なのでしょうか。
①食物繊維
食物繊維には、便を作ったり、腸を刺激し便の排出を促すはたらきがあります。しかし、レタスのみで1日に必要な食物繊維を補おうとすると、サニーレタスだと約4個、玉レタスだと約7個も必要になってしまいます。
しかし、レタスはひとつひとつの栄養素は含有量が少なくても、多くの種類の栄養が含まれているのが特徴です。また水分が多いおかげでカロリーが低く、ダイエットに向いている食材と言えるでしょう。
②ビタミンE
レタスの中でも、とくにサニーレタスやサラダ菜などは緑黄色野菜に分類され、ビタミンEやβカロテンなどを豊富に含みます。ビタミンEは、血流を良くしたり動脈硬化や老化を食い止める栄養素として知られています。
ビタミンEはビタミンC・βカロテンと一緒に摂取することで吸収がよくなるといわれています。レタスにはビタミンC・E、βカロテンが全てふくまれているので、効率よく栄養を摂取できます。
(*レタス・サラダ菜の栄養素と効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
レタスの旬・収穫時期や主産地
レタスの原産地はヨーロッパですが、日本でも様々な場所でレタスが栽培されており、地域によって旬を迎える時期が違うようです。ここでは地域ごとのレタスの旬を紹介します。
レタスの旬・収穫時期
暑すぎるのも寒すぎるのも苦手なレタスの旬は、主に春・秋とされています。しかし、暑い時期は標高の高い、涼しい地域で栽培し、寒い時期にはハウス栽培を活用するなどして、一年を通してレタスを食べることができます。
レタスの主産地
レタスの主産地は長野・茨城・群馬で、これらの県が全国の出荷量のおよそ半数を占めています。長野県は暑い時期でも高冷地での栽培が可能なため、夏秋の出荷量が全国一位となり、春冬の出荷量は茨城県が最も多くなります。また、兵庫や長崎など温かい地域でも冬場になるとレタスの栽培がされ、全国に出荷されています。