菜種油とは?体に悪い・危険って本当?栄養成分や健康への効果・効能も紹介!!

菜種油とはどんな油か知っていますか?サラダ油との違いはあるのでしょうか?今回は、菜種油の栄養成分や効果・効能にくわえ、体に悪い・危険と言われる理由についても紹介します。菜種油の安全な国産商品や、活用レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

目次

  1. 菜種油とは?
  2. 菜種油はアブラナの種子から作られた油
  3. 菜種油とサラダ油の違い
  4. 菜種油の栄養成分の効果・効能は?
  5. ①血中コレステロールを減らす
  6. ②生活習慣病の予防
  7. ③血液がサラサラになる
  8. ④骨粗しょう症の予防
  9. ⑤便秘の解消
  10. ⑥美肌効果がある
  11. 菜種油は体に悪い・危険って本当?理由は?
  12. ①遺伝子組み換えの原料を使っていることがある
  13. ②トランス脂肪酸が含まれている
  14. 昔は石油系の溶剤を使って油を抽出していた
  15. 菜種油の安全な商品のおすすめ
  16. ①【創健社】国内産菜種油(1200円)  
  17. ②【ほうろく屋】ほうろく菜種油伝承油(2376円)
  18. ③【村山製油】純菜種油(1482円)
  19. 菜種油の活用レシピ
  20. ①菜種油のふわふわカップケーキ
  21. ②菜種油のマヨネーズ
  22. ③菜種油のさつまいもチップス
  23. 菜種油を取り入れよう

菜種油とは?

炒め物や揚げ物など、普段の料理で何気なく使っている油ですが、菜種油とはどんな油なのでしょうか。ここでは、菜種油の特徴とサラダ油との違いを解説します。

菜種油はアブラナの種子から作られた油

菜種油とは、セイヨウアブラナの種子から採取された油のことをさします。菜種油はパーム油やひまわり油と並んで、日本国内で生産される植物油の6割を占め、家庭で使われることの多い食用油脂です。

菜種油は、江戸時代から食用として一般的に普及し、灯りの燃料としても使われてきました。近年では、使用済みの菜種油を再利用し、バスなどの動力源とするバイオディーゼル燃料としても活用されています。

菜種油とサラダ油の違い

菜種油とサラダ油の違いは原料にあり、菜種油が菜種で出来ていることに対し、サラダ油は大豆やひまわり・トウモロコシなど複数の植物から作られます。よって風味も異なり、菜種油は菜種独特の香ばしさが感じられますが、サラダ油にはほとんど香りがありません。このため、菜種油は揚げ物などに使うと衣の香ばしさが増すことが特徴で、天ぷら油などに使われます。

また、油を構成する成分にも違いがあり、オレイン酸と呼ばれるオメガ9系脂肪酸を多く含んでいます。一方サラダ油には、使われる原料によって多少の違いはありますが、オメガ6系脂肪酸を代表するリノール酸の割合が高い傾向にあると言えるでしょう。オレイン酸はリノール酸に比べ、加熱によって酸化しにくいとされています。

(*サラダ油について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

サラダ油とは?名前の由来や原料は?使い方やキャノーラ油との違いについて紹介!

菜種油の栄養成分の効果・効能は?

菜種油を料理に使うことで、どのような健康面でのメリットがあるのでしょうか。ここでは菜種油に含まれている主な栄養成分と、効果・効能を詳しく解説します。

①血中コレステロールを減らす

菜種油は血中コレステロールを減らす働きがあるとされ、これは前述したオレイン酸によるものです。オメガ9系に分類されるオレイン酸は血中の善玉コレステロールはそのままで、悪玉コレステロールだけを減らす働きがあるため、コレステロール値の気になる人は菜種油を料理に活用しましょう。

また、オレイン酸は体内で作ることができないので、食事から摂取する必要のある必須脂肪酸です。

②生活習慣病の予防

オメガ9系脂肪酸のオレイン酸や、ビタミンEを含む菜種油は、生活習慣病の予防にも効果的です。がんや糖尿病などの生活習慣病の原因として、ストレスなどによって発生する活性酸素が、細胞へダメージを与えることが挙げられます。オレイン酸やビタミンEは抗酸化作用を持つため、体に悪い影響を及ぼす、活性酸素を減らす効能が認められている栄養素です。

③血液がサラサラになる

菜種油に含まれるオメガ3系の脂肪酸α-リノレン酸は、血管を拡張させて血液をサラサラにする効果があります。α-リノレン酸は血栓の予防や血行の改善にも役立つため、高血圧や脳の血管障害・アルツハイマーなどの予防に繋がるでしょう。菜種油を食事に取り入れる際の適量は、成人男性であれば1日大さじ2杯程度を目安にしてください。

④骨粗しょう症の予防

菜種油に含まれるビタミンの1つであるビタミンKは、カルシウムを骨に定着させる働きのあるたんぱく質を活性化させ、丈夫な骨を作ることに役立ちます。この効果によって、ビタミンKは骨粗しょう症の治療薬として使われることが特徴です。このため、カルシウムを多く含む小魚や小松菜などの食材の調理の際には、菜種油を使用すると良いでしょう。

⑤便秘の解消

菜種油の主な構成成分であるオメガ9系脂肪酸のオレイン酸には、便秘を解消する作用もあります。オレイン酸は腸管で吸収されにくく、大腸を刺激することで運動が活発化し、便の排出を促す働きがあります。また、菜種油には固い便を柔らかくする効果もあるため、便秘がちの人は積極的に摂りたい油の一つです。

⑥美肌効果がある

菜種油に含まれるビタミンAは、皮膚や粘膜を健康に保ち、美肌を作る効果があるビタミンです。前述したビタミンEの持つ抗酸化作用は、老化の原因ともなる活性酸素の増加を防ぎ、しみやしわを予防するアンチエイジング効果も期待できるでしょう。このような美容に良いビタミンを含む菜種油は、化粧品の原料として使われることもあります。

菜種油は体に悪い・危険って本当?理由は?

菜種油は様々な栄養成分を持つ一方で、体に悪い・危険とも言われていますが、それは本当なのでしょうか?ここでは、菜種油が体に悪い・危険と言われている理由を解説します。

①遺伝子組み換えの原料を使っていることがある

日本では遺伝子組み換えの原料を使った食品は、基本的に流通していませんが、遺伝子組み換えの菜種を使った食品は例外として販売が許可されています。菜種油を含む、遺伝子組み換え原料が使われた食品は、アレルギーの原因やがんなどの病気の関連性が疑われているのが現状です。

菜種油の中には、任意で遺伝子組み換えの有無を表示している企業もあるので、気になる人はラベルの表示をチェックすると良いでしょう。

②トランス脂肪酸が含まれている

菜種油は製造過程で、菜種独特の匂いや不純物を取り除くために、200度以上の高温で処理されます。この過程で、トランス脂肪酸と呼ばれる不飽和脂肪酸の一種が、生成されることが特徴です。トランス脂肪酸は体に悪いと考える人が多く、悪玉コレステロールを増加させ心疾患のリスクを上げることから、海外では摂取量を規制している国もあります。

昔は石油系の溶剤を使って油を抽出していた

菜種油を抽出する際には、菜種に含まれる油脂を絞って取り出す、圧搾法が一般的です。しかし、過去には菜種油を大量生産する際に、石油系の溶剤を使って油を抽出していたようです。石油系の溶剤を使うと、圧搾法に比べて効率よく油が抽出できますが、栄養素の破壊やトランス脂肪酸の生成などが懸念されています。

菜種油の安全な商品のおすすめ

国内で原材料にこだわり、昔ながらの圧搾法で作られた人気の菜種油を紹介します。菜種本来の風味の残っている商品は、料理にこだわりがある方にもおすすめです。

①【創健社】国内産菜種油(1200円)  

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B006AXGABE/ref=cm_sw_r_cp_awdb_imm_c_Qdi3FbSAPQ7RT

こちらの菜種油は、北海道や愛知産の遺伝子組換えではない菜種を原料にしています。安全な国内産の菜種の種子を、昔ながらの圧搾製法で丁寧に搾油した商品です。菜種本来の風味が楽しめるので、炒め物や揚げ物だけではなく、ドレッシングを作る際にもおすすめします。

国内産菜種油 450g | 創健社 |

②【ほうろく屋】ほうろく菜種油伝承油(2376円)

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B00QUZHBYM/ref=cm_sw_r_cp_awdb_imm_c_8fi3FbRY156BA

遺伝子組換えではない愛知県産の菜種を原料にし、昭和30年代から続く伝統的な圧搾製法で抽出した菜種油です。こちらの商品は加熱処理による脱臭は行われていないため、トランス脂肪酸が含まれていません。また、酸化防止剤や保存料も添加されず、菜種が持つ味わいや栄養素が凝縮された商品です。

薪焙煎 純国産菜種100%「ほうろく菜種油伝承油」 (460g) | ほうろく菜種油 |

③【村山製油】純菜種油(1482円)

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B00BBVWOL0/ref=cm_sw_r_cp_awdb_imm_c_Pii3FbESJM4X0

こちらの純菜種油は、契約農家で栽培された菜種のみを使用し、化学薬品や添加物が一切使用されていない商品です。濃い菜の花の色が特徴で、天ぷらなどに使用すると美しい色や軽い食感が楽しめます。また、香りが良いので、バターの代わりにパンにつけて食べるのもおすすめです。

村山製油 純菜種油 270g | 村山製油 |

菜種油の活用レシピ

体に良い菜種油を、日常の料理に取り入れて健康に役立てましょう。菜種油と身近にある食材を使って、簡単に作れる活用レシピを3品紹介します。

①菜種油のふわふわカップケーキ

出典:https://cookpad.com/recipe/6566255?view=classic#share_url

4つのシンプルな材料で作れる、ふんわりとした食感のカップケーキのレシピです。小さなサイズで作って、子供のおやつや赤ちゃんの離乳食にしても良いでしょう。チョコレートやホイップクリームで、デコレーションするのもおすすめです。

【簡単】しっとりふわふわカップケーキ by マハロクッキング

②菜種油のマヨネーズ

出典:https://cookpad.com/recipe/6567127?view=classic#share_url

市販のマヨネーズに含まれる添加物やカロリーが気になるときは、菜種油を使ってヘルシーに手作りしましょう。こちらのレシピで使われるりんご酢には、血糖値を下げる働きがあります。

自家製マヨネーズ 粒マスタード入り by AZU_COOK

③菜種油のさつまいもチップス

出典:https://cookpad.com/recipe/6418727?view=classic#share_url

高温の調理にも使っても酸化しにくい菜種油は、揚げ物の調理に最適で、油っこくならずに軽い食感に仕上がります。こちらのさつまいもチップスは、菜種油の香ばしい風味とさつまいもの甘味を楽しめる、幅広い年齢の人におすすめのレシピです。

菜種油で作るサツマイモチップス by 遠賀町ぐっと盛上げ隊

菜種油を取り入れよう

菜種油には必須脂肪酸である、オメガ9系の脂肪酸やビタミンが豊富に含まれていて、生活習慣病予防や健康づくりにも役立ちます。今回紹介した国内産のこだわりの原料や、昔ながらの製法で作られたおすすめの商品を参考にして、菜種本来の風味を感じてみてください。おすすめのレシピも活用し、菜種油を積極的に毎日の食事に取り入れて、健康に役立てましょう。

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