高級食材「ツバメの巣」とは?値段が高いのになぜ食べる?味・料理レシピも紹介!
ツバメの巣はどんな食材か知っていますか?今回は、ツバメの巣の成分・材料や、値段が高いのになぜ食べるのかを効能とともに紹介します。高級食材であるツバメの巣を使った料理のレシピや、問題点も紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
ツバメの巣はどんな食材?本当に食べられる?
健康効果・美容効果などが得られると中国では昔から人気の高いツバメの巣とは、どのような食材なのでしょうか。高級食材でもあることから、中々目にすることのできないツバメの巣について紹介します。
ツバメの巣は中華料理における高級食材
中華料理における高級食材といえば、アワビやフカヒレをイメージする人もいるでしょう。ツバメの巣もそれらの高級食材に並ぶ、中華三大珍味の一つとされ、東南アジアや東アジアでは高級食材として古くから食べられていました。日本では燕巣(えんず)と呼ばれ、吸い物やつまみとして江戸時代から食べられてきた歴史があります。
現在では世界的にも人気の高級食材となり、中華料理店ではスープやデザートとして料理に使われています。
ツバメの巣の味・食感
ツバメの巣の食感は、グレープフルーツ・寒天・ゼリーなどと例えられることが多く、口の中に入れると溶けるようなイメージです。ツバメの巣特有の味や匂いはなく、食感を楽しむ食材といえるでしょう。なお、ツバメの巣だけでは味がしないので、単体で食べるのには向いておらず調理して食べるのが一般的です。
Twitterの口コミ
もらったタイのツバメの巣
うげっ!て思ったけど意外と美味しい
崩れる糸寒天って感じの食感
ツバメの巣の成分・材料は?何でできてる?
ツバメの巣にはツバメが関係していることは名前からも分かりますが、一体何が原料となっているのでしょうか。ここではツバメの巣の成分・材料について紹介します。
ツバメの巣の成分はアナツバメの唾液
高級食材のツバメの巣は、その名前の通り「アナツバメ」という種類のツバメの巣そのものを食べる食材ですが、その成分は唾液です。アナツバメは巣のほとんどを唾液から作っており、泥などを全く使わないことから食用にされるようになりました。
中国食材としてのイメージが強いツバメの巣ですが、アナツバメは東南アジアや南アジアなどの熱帯地区に生息しており、中国に生息している訳ではありません。
日本のツバメの巣は食べられない
ツバメが家などに巣を作る行為は無病息災や商売繁盛など、幸福の象徴であると聞いたことがある人も多いでしょう。中国でも日本と同じく、ツバメは縁起の良い鳥とされてあることから、お祝いの席でツバメの巣を食べる風習もあるようです。
日本では、春先になるとツバメが巣を作っている光景を目にすることがありますが、日本のツバメの巣は高級食材のツバメの巣とは違って食べることができません。一般的なツバメは、泥・枯れ草・木の枝などを材料にして巣を作っており、アナツバメの巣と違って食用には適していないためです。
ツバメの巣は値段が高い理由は?
ツバメの唾液から作られるツバメの巣ですが、値段が高い理由はどこにあるのでしょうか。ここでは、なぜ高級食材とされているのか解説していきます。
①採取量が少ない
アナツバメが生息している地域はごく僅かで、食用のツバメの巣を採取できる量が少ないことが高級になる要因の一つです。ツバメの巣は健康や美容にも効果を得られるので、その効能を目的にツバメの巣を求める人も多くなっています。求める人が多く、希少価値が高くなっていくにつれて値段も高価になってきているようです。