着色料「アナトー色素」とは?毒性・危険性はない?妊婦は避けた方がいいの?
【管理栄養士監修】アナトー色素とは何か知っていますか?ベニノキを原料とした天然の着色料です。今回は、アナトー色素の特徴や使用基準について、チーズなど使用されている商品例とともに紹介します。アナトー色素に毒性・危険性はないのかも紹介するので参考にしてみてくださいね。
( 2ページ目 )
(このページにはPRリンクが含まれています)
専門家監修 |管理栄養士・栄養士 川目ゆか
Instagram ブログ 管理栄養士/鉄ミネラルアドバイザー/DNAダイエットプランナー/腸内ケアフードアドバイザー。 介護老人保健施設・特定保健指導に従事してきました。...
Instagram
ブログ
管理栄養士/鉄ミネラルアドバイザー/DNAダイエットプランナー/腸内ケアフードアドバイザー。
介護老人保健施設・特定保健指導に従事してきました。一人一人に寄り添う健康法で遺伝子検査を用いたアドバイス・栄養講座を開講しています。また栄養と環境に興味をもち、管理栄養士の私にできることは沢山あるのかもしれないと思い、鉄ミネラルおはなし会・酵素料理教室を開講しています。たくさんの人の心と身体を大切にするお手伝いがしたいと思っています。宜しくお願い致します。
目次
川目ゆか
管理栄養士
日本人は水銀汚染度が高いです。女性の毛髪平均2200ppb。妊娠前の理想は1000ppb以下。母体の水銀蓄積は胎児の神経発達に影響します。またはアトピー性皮膚炎・発達障害へも繋がる事が示唆されています。
アナトー色素自体は健康に害を及ぼさないとされている
ベニノキが汚染されることで水銀などの人体に影響のある成分が含まれることはあるものの、アナトー色素自体には害はないとされています。ただし、他の食品添加物と合わせることによって人体に影響のある毒性が現れる可能性も多くあるようです。
また、天然着色料は自然の物であるからこそ、大量生産には向いておらず、不純物も混ざる可能性も否定はできません。さらに、アナトー色素に使用基準はあっても土地が汚染されて水銀が含まれた場合では、日本には制限がないので現在も水銀に汚染されたアナトー色素が輸入されている可能性もあります。
アナトー色素について知っておこう
アナトー色素は天然の食品添加物ではあるものの、自然の物だからと安心して食べられるかと言うと疑問が残ります。色素自体には毒性はなくても、その栽培地が汚染されていれば毒性が含まれることもあるでしょう。アナトー色素は非常に多くの食品に含まれるので、完全に避けるのは難しいですが、知っておくことで体に入れるのを軽減させられます。