カレーに隠し味「醤油」は合う?かける量・タイミングやレシピ例を紹介!
カレーの隠し味に「醤油」を入れる地域があると知っていますか?美味しいのでしょうか?今回は、カレーの隠し味に醤油を入れるメリットや、量・タイミングなど入れ方も紹介します。醤油入りカレーのレシピや、醤油以外の隠し味のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
醤油を入れる量
醤油をカレーに加えて美味しくするポイントは、カレーの持つスパイスの味を引き立てる隠し味として使うことです。醤油を入れ過ぎると塩辛くなってしまい、カレーの香りが消えてしまうので注意しましょう。市販のカレールウを1箱使う場合は小さじ1程度の醤油を加えて味見し、物足りなければ少しずつ足すようにすると失敗が少ないでしょう。
醤油を入れるタイミング
醬油に含まれる成分の一つにアミラーゼと呼ばれる酵素があり、デンプンを分解する作用を持っています。カレー特有のとろみはカレールウに含まれる、小麦粉などのデンプンの作用によるものですが、醤油に含まれるアミラーゼにはこのデンプンを分解する作用があることに注意が必要です。
この作用によって、ルウを加えた後に醤油を入れるととろみが無くなってしまう可能性があるので、醬油をカレーの隠し味に使う際はカレールウを加える前に入れるようにしましょう。
醤油を入れすぎたときの対処法は?
隠し味である醤油を入れ過ぎてしまい塩辛いカレーになった場合は、対処法として甘味のある食材を入れてみると良いでしょう。甘みのある食材を入れることで、まろやかな味わいに変化します。甘味のある隠し味としては、はちみつやリンゴ、チョコレートなどがおすすめです。また、牛乳や生クリームなどの乳製品を加えても塩味を緩和する効果が期待できるでしょう。
カレーに隠し味で醤油を入れたレシピ
隠し味に醤油を入れたレシピはたくさんあり、調味料や具材のアレンジも様々なバリエーションがあります。次は醬油を隠し味に使ったおすすめのレシピを紹介するので、ぜひ参考にして作ってみて下さい。
①ポークカレー
あっさりとした味わいのポークカレーも、醬油を隠し味に加えることでコクが出てとても美味しくなります。ほんのり和風の香りがするカレーに仕上がるので、カレーうどんにしてもぴったりでしょう。
②キーマカレー
リーズナブルなひき肉や野菜をたっぷりを使って作るキーマカレーは、子供も食べやすい人気のメニューです。隠し味として醤油以外に旨味の強いケチャップを加えることで、さらに味わい深くなっています。
③チキンカレー
こちらは具材の鶏肉を予め甘酒に浸けておくことで、とても柔らかい鶏肉を味わえるチキンカレーのレシピです。甘酒に加え醤油と味噌などの発酵食品をたっぷり使っているので、栄養成分も豊富でコク深い味わいに仕上がっています。