和食の配膳の位置マナーとは?ご飯と味噌汁の配置にある意味・理由を紹介!

和食の配膳の位置にはマナーがあると知っていますか?今回は、〈主食・一汁三菜・飲み物・デザート〉などの配膳の位置を、ご飯が左で味噌汁が右の意味・理由とともに紹介します。左ききの人向けの配膳位置や、地域・国で配膳位置は変わるのかも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 配膳の置き方・位置にマナーがある?
  2. 和食の配膳の正しい位置と意味・理由
  3. 主食と一汁三菜の配膳の位置
  4. ご飯(茶碗)が左で味噌汁(汁物)が右の理由
  5. 飲み物・デザートなどの配膳の位置は?
  6. 飲み物・グラスの配膳の位置
  7. デザートの配膳の位置
  8. 一汁三菜が揃っていない場合の配膳の位置はどうなる?
  9. 左利きの人の配膳の位置は?置き方は変える?
  10. 箸の位置以外は右利きと同じ置き方
  11. 配膳の位置は地域での違いも?
  12. 関西では味噌汁(汁物)の位置が左奥になる
  13. 関西流の配膳の位置の意味・理由
  14. 配膳の位置は国で違いある?
  15. ①洋食の配膳の位置
  16. ②中華の配膳の位置
  17. 配膳の位置にはマナーがあった

左利きの人の配膳の位置は?置き方は変える?

日本人の大半が右利きであり、和食の配膳もそれを前提に位置が決まっています。しかし世の中には左利きの人もいて、その場合は配膳が変わるのかが気になるところです。ここでは、左利きの人のために配膳する際には、位置や置き方が変わるのかを説明します。

箸の位置以外は右利きと同じ置き方

結論からいうと、箸の位置以外は右利きと同じ置き方で配膳するのがマナーです。料理によっては手がクロスして食べにくいものもありますが、しきたりとして受け止めましょう。自宅で左利きの人に配膳をする際には、箸の向きを反対にして準備することをおすすめします。

配膳の位置は地域での違いも?

これまで和食における配膳マナーについて説明してきましたが、実は地方によって異なる部分もあります。ここでは関西を例にあげて、和食の配膳における料理の位置を説明します。

関西では味噌汁(汁物)の位置が左奥になる

関西における一汁三菜の配膳では、味噌汁はご飯茶碗の奥、つまり副菜の位置に置くのが基本とされています。そのため手前右側に主菜を、右奥に副菜を置くのが一般的です。関西の中でも大阪府と京都府、兵庫県はこうした配膳をすることが多いといわれています。

関西流の配膳の位置の意味・理由

関西地方で関東地方とは異なる配膳を行っているのは、ご飯と味噌汁を同時に手にすることがないため、この配置の方が食べやすいと考えているからです。また同じ一汁三菜でも関西は主菜に重点が置かれているため、ご飯茶碗の横の方が食べやすいことも理由とされています。

配膳の位置は国で違いある?

食器の配膳は提供される料理に影響されるので、和食と洋食、中華でも違いがありそうです。ここでは洋食と中華を取り上げて、配膳の基本を紹介します。

①洋食の配膳の位置

洋食における配膳の考え方は、基本的に和食と同じです。そのため、主食であるパンやライスを置く皿は手前左に、スープは手前右、主菜は中央奥側に置かれるのが基本です。家庭でつくる場合には、主菜と副菜を一皿に盛り中央奥に置くとよいでしょう。

またフルコースの場合は、前菜や主菜が順番に提供されるので、和食のように小皿がいくつも並ぶことはありません。

②中華の配膳の位置

中華料理は洋食や和食のように、明確な配膳マナーはないとされています。そのため中華料理を配膳する際には、和食の一汁三菜を基本に置く位置を決めるとよいでしょう。しかし、箸とレンゲだけは置き方が決まっているので注意が必要です。箸は縦向きになるように食器の右側に、レンゲも持つ方を下に向けて箸の横に並べましょう。

配膳の位置にはマナーがあった

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