鮭とばの作り方|オーブン・冷蔵庫で自宅でも簡単に作る方法を紹介!
鮭とばの作り方を知っていますか?住んでいる地域によっては、鮭とばはなじみが薄いかもしれません。今回は、鮭とばの作り方を材料の選び方や〈寄生虫・気温〉など注意点とともに紹介します。〈オーブン・冷蔵庫〉で簡単に作る方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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鮭とばを美味しく作りたい!
鮭とばを北海道旅行のお土産にもらった経験がある人は多いかもしれませんが、実は自宅でも作ることが可能です。鮭の切り身でも作れて、美味しく仕上げるのも難しくありません。ここでは自宅でできる、美味しい鮭とばの作り方を詳述します。
鮭とば用の材料の選び方
自宅で美味しい鮭とばを作るうえで、材料選びは大事なポイントです。鮭の種類によって、鮭とばの仕上がりに違いが出るからです。ここでは、鮭とば用の材料の選び方を説明します。
①鮭は脂身が少なめの種類と部位がおすすめ
鮭とば用に鮭を購入する際には、脂身が少ない種類と部位を選ぶのがポイントです。種類では秋鮭がおすすめで、脂身の多いアトランティックサーモンやトラウトサーモンは、鮭とばに適しているとはいえません。
また鮭とば用に購入する場合は、1本で販売されているものの方が美味しく仕上がります。1本の鮭を消費するのが難しい時は、切り身を購入すると良いでしょう。またサーモンの刺身も、鮭とばには向かないので注意が必要です。
(鮭の種類について詳しく知りたい方はこちらの記事も読んでみてください。)
②調味料の選び方
鮭とばを作る際に使われる調味料として、以下のものがあげられます。
・塩
・醤油麹
本来の鮭とばは海水につけて潮風にさらして作るため、塩もみや塩抜きをします。塩もみに使う塩の量が多いため、安価な食塩を用いるのが一般的です。しかし塩もみすると塩抜きが必要で手間がかかるため、醤油麹にみりんや鮭、砂糖を加えた調味液に漬ける方法を用いる人もいます。作りやすさに合わせて、調味料を選びましょう。
鮭とばを作る際の懸念点
鮭とばはスーパーで市販されている切り身を使って作ることができますが、食中毒を避ける意味でも気をつけた方がよい点がいくつかあります。ここでは、自宅で鮭とばを作る際の懸念事項を2つ紹介します。
①アニサキスなど寄生虫の心配は?
スーパーで販売されている鮭の切り身であっても、アニサキスなどの寄生虫がついている可能性はゼロではありません。しかし、アニサキスは例とすることで死滅するので、一度冷凍保存したものを解凍した鮭の切り身であればアニサキスは死滅していると考えられます。
生鮭を使って鮭とばを作る際には、アニサキスの卵や成虫がいないかを、しっかり目視してから調理しましょう。
②夏場に作っても大丈夫?
鮭とばを作る際には何日かかけて塩抜きした鮭を乾燥させる必要がありますが、気温が高いとカビが生えやすくなるため、夏場に鮭とばを作るのはおすすめできません。気温が一桁台になってからの方が望ましいので、秋鮭が流通し気温が下がってから鮭とばを作ることをおすすめします。