立食パーティーのマナーとは?服装・皿の取り方など苦手な人が抑えるべきポイントを解説!
立食パーティーとは何か知っていますか?守るべきマナーが多くて疲れますよね。今回は、苦手な人は必見の立食パーティーで<服装・所作・食事>別に抑えるべきマナーを紹介します。途中で退席する場合のマナーも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- 立食パーティーとは?
- 料理がビュッフェ形式のパーティー
- 立食パーティーの目的は【交流】
- 立食パーティーの服装マナーは?
- ①靴は傷がなく履き慣れたもの
- ②洋服は袖口が狭いもの
- ③アクセサリー・バッグは小さめに
- その他会場に持ち込むもの
- クロークに預けるもの
- 立食パーティーでの所作・立ち振る舞いのマナーは?
- ①レディーファーストを心がける
- ②ウェルカムドリンクは乾杯前に飲んで良い
- ③主催者への挨拶をする
- ④椅子にはできるだけ座らない
- ⑤目上の人との乾杯はグラスを低い位置にする
- ⑥スピーチの時は料理・飲み物を置く
- ⑦1つの場所にとどまらず交流を深める
- ⑧会話は一般的な話題から
- 途中で退席する場合は?
- 立食パーティー中の食事マナーは?
- ①列を乱さず並ぶ
- ②コース料理と同じ順番で取る
- ③1度に使う皿は1枚にする
- ④料理は取りすぎない
- ⑤皿・グラスは左手で持つ
- 立食パーティーはマナーを守ろう
立食パーティーは一般的な着席形式のパーティーに比べて、途中の入退出が自由にできます。しかし、周りの様子を見て、楽しいパーティーの空気を壊さないようさりげなく退出するのがマナーです。あらかじめパーティーの途中で退席することがわかっている場合は、主催者に出席の返事をする際に伝えておくと良いでしょう。
立食パーティー中の食事マナーは?
ビュッフェ形式の料理が振舞われる立食パーティーですが、どのような点に気を付けて楽しんだら良いのでしょうか。ここでは、立食パーティー中の食事のマナーを5つ紹介します。
①列を乱さず並ぶ
立食パーティーで料理を取る際に気を付けるポイントは、列を乱さないように並ぶことです。円を描くように料理が並べられている場合は、右から左へと時計周りに進んで行きましょう。自分の食べたい料理があるからといって、割り込んだり逆方向へ進んだりしてはいけません。
②コース料理と同じ順番で取る
好きな料理を好きなだけ取れるビュッフェですが、フランス料理のフルコースと同様にサラダなどの前菜・スープ・メイン料理・デザートの順番で取っていくのがおすすめです。このようなコース料理の順番には食欲を増進させるだけではなく、食後の消化や吸収をスムーズにさせる効果もあります。
(*コース料理の順番について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
③1度に使う皿は1枚にする
何度も料理を取る必要のある立食パーティーでは、1度に使うお皿は1枚にしましょう。空になったお皿は、会場内に準備されたテーブルに置いておくか、係の人に下げてもらいます。再びビュッフェで料理を取る際は、新しいお皿を使うことも覚えておきたいマナーの一つです。
④料理は取りすぎない
ビュッフェで料理をお皿に取る時に注意すべき点は、料理は1度に取りすぎないようにすることです。1度に取る量は1~3品程度にして、お皿が3/4うまる位に抑えておきます。また、水の出やすいカルパッチョなどは、他の料理に味が移りやすいので注意してください。追加で食べたいものがある時は、もう1度ビュッフェの列に並んで取りに行きましょう。
⑤皿・グラスは左手で持つ
皿やグラスは左手で持って右手をあけた方が、握手を求められた際にスムーズに対応できます。名刺を出す際にも便利なので、ビジネスを目的とする立食パーティーに行く人は参考にしてください。
お皿の外側にワイングラスを乗せて、親指と人差し指で底の部分を挟んでから、残りの指でお皿の底を支えると安定します。なお、左手だけでお皿とグラスを持つことに不安のある人は、準備されているテーブルに置いても問題ありません。
立食パーティーはマナーを守ろう
カジュアルな立食パーティーですが、スマートに立ち振る舞うための服装や所作、食事中のマナーがあるとわかりました。マナーを窮屈に感じる人もいるかもしれませんが、守ることが招待客との気持ちの良いコミュニケーションや主催者への感謝につながります。今回紹介したさまざまなマナーは、ビジネスシーンでも活用できるのでぜひ参考にしてください。