カレーにバターはあう?隠し味に最適?入れる量・タイミングなど使い方を紹介!
カレーの隠し味にバターが合うのを知っていますか?今回は、カレーへのバターの入れる量・タイミングなど使い方を紹介します。カレーにバターを入れすぎた時の対処法や隠し味以外のバターの使い方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
①盛り付けた後に乗せる
カレーを皿に盛り付けた後、食べる直前にバターを乗せる方法があります。カレーにバターをトッピングすると、バターの香りが引き立つ風味の良いカレーになります。
ただし、冷めたカレーにバターを乗せるとバターが溶けずに残ってしまうので、温かいうちにバターを乗せてカレーの熱で溶かしながら食べてください。カレーにバターを乗せる量は、2人分のカレーに対して10gが適量です。
②味の調整に入れる
バターは、カレーの味の調節として使うことも可能です。煮込み過ぎて濃い味になってしまったカレーにバターを加えると、塩気が和らいでマイルドな風味になります。また、前日に作ったカレーを温めて翌日に食べる際に味が濃いと感じる場合も、バターを加えると食べやすくなります。
カレーにバターを入れすぎた!対処法はある?
カレーにバターを適量入れるとマイルドになって美味しくなりますが、入れ過ぎるとまずくなってしまいます。カレーにバターを入れ過ぎた時は、どのように対処したらよいのでしょうか。
①カレーの量を増やす
カレーに脂肪分の高いバターを入れすぎると、脂気が多すぎてまずくなってしまいます。カレーにバターを入れ過ぎて味がくどくなった場合は、カレーに牛乳やトマトジュースを加えて煮込んでカレーの量を増やすと、味のバランスが整って美味しくなります。この際、カレーに水を加えると味が薄まるうえにコクも損なわれるため、注意してください。
②じゃがいもを入れて潰す
バターを入れ過ぎたカレーを美味しくするためには、じゃがいもをカレーに加えて煮込むのもおすすめです。皮を剥いたじゃがいもを入れて煮込んだ後に潰すか、すりおろしたじゃがいもをカレーに入れて煮ても良いでしょう。カレーにじゃがいもを入れると、じゃがいものでんぷん質がカレーに溶け込んで味がマイルドになります。
ただし、じゃがいもを追加すると甘味が増すため、辛味が足りないと感じる場合はスパイスも加えて味を調節してください。
③バターチキン風カレーにする
カレーにバターを入れ過ぎたら、ヨーグルトを追加してバターチキンカレー風に仕上げる方法もあります。バターチキンカレーとは、ヨーグルトやスパイスに漬けたチキンのソースで作るカレーのことで、酸味のあるまろやかな風味が特徴です。バターを入れ過ぎたカレーにヨーグルトを加えると、ヨーグルトの酸味で脂気の多いカレーが中和されて食べやすくなります。
カレーに入れるバターの代用品は?
カレーに入れるバターの主な代用品は、以下の通りです。
・マーガリン
・カレールウ
・ピーナッツバター
マーガリンはバターの代わりとして作られた食品なので、バターの代用品として使えます。植物性の油脂が原料のマーガリンは、生乳が原料のバターよりも香りが弱いため風味付けには向きませんが、カレーに入れるとコクやまろやかさが出て美味しくなります。
また、具材を炒める際に使うバターを油分が含まれているカレールウで代用する方法もおすすめです。具材を炒める段階でカレールウを入れると、スパイスの香りが際立って美味しく仕上がります。
ほか、仕上げに入れるバターをピーナッツバターで代用することも可能です。カレーの仕上げにピーナッツバターを少量加えると、カレーのスパイスにほのかな甘味が加わってコクのあるカレーになります。
カレーにバターを入れて楽しもう
カレーは多くの家庭で作られている人気のメニューですが、カレーを家庭で作る際に物足りなさを感じる人もいるようです。カレーにバターを加えると、コクやまろやかさが増してマイルドな風味に仕上がります。カレーの隠し味にバターを使って、美味しいカレーを作ってみましょう。