ドライバナナの作り方は?栄養面でメリットあり?食べ方・アレンジレシピも紹介!

【料理ブロガー監修】ドライバナナにするメリットを知っていますか?バナナチップスと違いはあるのでしょうか?今回は、〈天日干し・オーブン・電子レンジ〉でのドライバナナの作り方や食べる際の注意点を紹介します。ドライバナナの食べ方・アレンジレシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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専門家監修 |料理専門家・料理ブロガー どめさん
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子供を2人育てながらワーキングママをしています。簡単・時短で作れるレシピを研究、考案しています。日々の料理に役立つ情報を分かりやすくお伝えしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

目次

  1. ドライバナナとは?
  2. ドライバナナにするメリット
  3. バナナチップスとドライバナナの違い
  4. ドライバナナの作り方は?
  5. ①天日干しでの作り方
  6. ②オーブンでの作り方
  7. ③電子レンジでの作り方
  8. ドライバナナを食べる際の注意点
  9. ドライバナナのカロリーは高めなので食べ過ぎると太る
  10. ドライバナナの食べ方・アレンジレシピのおすすめ
  11. ①ドライバナナのパン
  12. ②ドライバナナのフルーツティー
  13. ③ドライバナナとココナッツのグラノーラ
  14. ドライバナナを作ってみよう

ドライバナナとは?

バナナはスーパーでよく売られていますが、ドライバナナと呼ばれるものは店頭ではあまり見かけません。ドライバナナとはどのようなものなのでしょうか。ドライバナナの正体とドライバナナにするメリットのほか、バナナチップスとの違いについて解説します。

ドライバナナにするメリット

生のバナナをドライバナナにするメリットは、以下の通りです。

・生のバナナより日持ちする
・栄養価が増える
・旨味が凝縮して美味しくなる


ドライバナナは乾燥バナナや干しバナナなどとも呼ばれるもので、バナナを乾燥して作られたもののことを指します。ドライバナナは水分が飛んでいるため腐敗しにくく、湿気がつかないように密閉式の保存容器に入れれば常温で3週間ほど保存することが可能です。

バナナをドライバナナにすると旨みが凝縮されて甘味や香りが増すうえに、栄養価も高まります。ドライバナナの栄養価を生のバナナと比較すると、βカロテンは15倍、食物繊維は6倍、カリウムは3倍もの数値があります。βカロテンは粘膜や皮膚を健康に保つ働きがあり、食物繊維は便秘の解消に役立ち、カリウムはむくみの予防に効果的な栄養素です。

バナナチップスとドライバナナの違い

ドライバナナは見た目がバナナチップスに似ていますが、両者は製法や栄養価などの面において違いがあります。ドライバナナはバナナを乾燥させて作るのに対して、バナナチップスはバナナをココナッツオイルなどの油で揚げて砂糖をまぶして作られます。ドライバナナは油や砂糖を使わずに作られているため、バナナチップスよりもカロリーが低いのが特徴です。

ドライバナナは乾燥させることで栄養価が高まりますが、バナナチップスは加熱処理されているため生のバナナよりも栄養価が低くなります。

ドライバナナの作り方は?

ドライバナナは、天日干しにするほかオーブンや電子レンジを使って作ることもできます。ここからは、ドライバナナの作り方を天日干し・オーブン・電子レンジ別に紹介します。

①天日干しでの作り方

天日干しでドライバナナを作る場合は、以下のような手順で行います。

【やり方】
1.皮を剥いて筋を取り除いたバナナを5mmから7mmほどの厚さにスライスする
2.干し野菜用のネットやザルにキッチンペーパーを乗せ、スライスしたバナナを並べる
3.風が良く通り太陽の光が当たる場所に天日干しにする
4.時々表裏を返しながら数時間から数日干して完成


バナナを天日干しにする時に使うザルは、虫が寄り付かないようにネット付きのものを選んでください。切ったバナナが均一に乾燥するように、バナナ同士が被らないようにしてキッチンペーパーの上に並べましょう。

バナナを天日干しにする際にはよく晴れた日の日中に干し始め、夜露に当たらないように日が暮れたら屋内に移動させて、翌朝に再度屋外へ出して干してください。3時間から4時間程度干すとやや柔らかめに仕上がり、2日から4日程度干すと完全に乾燥したドライバナナが作れます。

②オーブンでの作り方

オーブンを使ってドライバナナを作る方法は、以下の通りです。

【やり方】
1.皮を剥いて筋を取り除いたバナナを3mmから5mmほどの厚さにスライスする
2.クッキングシートを敷いた天板の上にスライスしたバナナを並べる
3.オーブンの温度を100度に設定して1時間焼く
4.一度天板を取り出し、クッキングシートを新しいものに代えてからバナナの裏側を上にして並べ、再度30分焼く
5.加熱後オーブンから天板を出し、バナナを天板に乗せたまま室温で冷まして完成


砂糖水にバナナを漬けて水気を拭いてからオーブンで加熱すると、バナナの変色を防ぐことができます。オーブンで1時間加熱すると、バナナの水気でクッキングシートが湿ってバナナが乾燥しにくくなるため、新しいものに交換してから再加熱しましょう。バナナがうまく乾燥しない場合は、オーブンの温度を120度に上げて加熱してください。

③電子レンジでの作り方

電子レンジでドライバナナを作る場合は、以下のような手順で行います。

【やり方】
1.皮を剥いて筋を取り除いたバナナを3mmから5mmほどの厚さにスライスする
2.キッチンタオルやキッチンペーパーを敷いた大きめの耐熱皿にバナナを並べる
3.600wに設定した電子レンジで30秒加熱する
4.電子レンジから皿を取り出し、キッチンペーパーを取り換えてからバナナの裏側を上にして並べ、再度30秒加熱する
5.上記の工程を繰り返し、好みの乾燥具合になったら完成


電子レンジを使うと、天日干しやオーブンよりも短時間でバナナを乾燥させることができます。家庭の電子レンジによって乾燥の度合いが異なるため、加熱しても水分が飛ばない場合は1回につき50秒から1分程度加熱してください。加熱のたびにバナナの水気を吸収したキッチンペーパーを交換すると、早く乾燥させることができます。

どめさん

料理ブロガー

作るときのコツですが、バナナはできるだけ厚さを均等に切ること。バナナをスライスしたあと、レモン汁に少し浸けることでバナナの変色が防げます。オーブンや電子レンジで作る場合は、何度か作ることで機械のクセがわかり上手に作ることができるようになりますよ。

ドライバナナを食べる際の注意点

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