スパイスの正しい保存方法・場所は?冷蔵庫はNG?香りを長持ちさせるコツを伝授!

スパイスの正しい保存方法を知っていますか?今回は、スパイスの保存に適した環境・場所の条件や、冷蔵庫での保存がNGで冷凍庫がおすすめな理由など、正しい保存方法を紹介します。スパイスの保存容器のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. スパイスは保存の仕方が重要
  2. スパイスを正しく保存しないとどうなる?
  3. スパイスはどこに保存すべき?適した場所は?
  4. スパイスの保存に適した環境条件
  5. 冷蔵庫など保存NGの場所の例
  6. スパイスは冷凍保存がおすすめ
  7. スパイスの正しい保存方法・ポイントは?
  8. ①密閉された容器に入れる
  9. ②容器内の空気を抜く
  10. ③乾燥剤を入れる
  11. スパイスの保存時の注意点
  12. ①スパイスを使用する際は取り分けて使用する
  13. ②開封後は半年以内を目安に使い切る
  14. スパイスの保存容器のおすすめ
  15. ①家事問屋 保存缶5(1430円)
  16. ②スパイスボトル ワグナー瓶(336円)
  17. ③イケア ジップロック フリーザーバッグ(1380円)
  18. スパイスは正しく保存で長持ち!

スパイスは保存の仕方が重要

スパイスはカレーやエスニック料理などの調理に欠かせない調味料ですが、正しい保存方法はあまり知られていません。スパイスは塩や砂糖などの調味料と同じように保存して良いのでしょうか。ここではスパイスを正しく保存するポイントを紹介します。

スパイスを正しく保存しないとどうなる?

スパイスを正しく保存しないと、以下のような状態に変化します。

・風味や香りがなくなる
・湿気を含んで固まる
・変色する


スパイスは材料となるハーブなどを乾燥させた調味料なので、基本的に乾物と同じように扱う必要があります。そのため湿気に弱く、正しく保存できないと湿気で固まったり、カビや虫が湧いたりする場合もあります。正しく保存をすれば長期保存も可能ですが、そうでなければ風味や香りもなくなってしまうでしょう。

スパイスは香りが重要な調味料ですが、せっかくの香りがなくなってしまうと調理に使っても求める味わいは得られません。また、光に当たることで劣化したスパイスは色も悪くなり変色してしまいます。

スパイスはどこに保存すべき?適した場所は?

スパイスを正しく保存できなければ、香りや風味がなくなり劣化してしまうことがわかりましたが、スパイスの風味を損なわずに正しく保存するにはどうすればよいでしょうか。ここでは、スパイスの正しい保存方法や保存に適した場所の特徴などを紹介します。

スパイスの保存に適した環境条件

スパイスの保存に適した環境には、以下のような特徴があります。

・風通しがよく湿気がこもらない
・直射日光が当たらない
・高温にならず、温度変化も少ない


スパイスの劣化を防ぎ、正しく保存するためには光・温度・湿気の対策が重要なポイントになります。直射日光が当たると、紫外線の影響でスパイスの質が悪くなり、変色なども引き起こされるでしょう。台所でも、日当たりの良い場所はスパイスの保存に不向きな場所になるので注意が必要です。

また、高い温度変化はスパイスを劣化させるので、できるだけ温度変化がない低い温度の場所が保存に向いています。火の近くなど、温度が高くなりやすい場所にスパイスを置かないようにしましょう。さらに、スパイスは乾燥させている食品なので湿気のない風通しの良い場所が保存におすすめです。

冷蔵庫など保存NGの場所の例

スパイスの保存に適した環境はわかりましたが、ここでは逆にスパイスの保存に不向きな場所の例を紹介します。

・冷蔵庫
・シンク下
・炊飯器のそば
・コンロのそば
・日当たりの良い窓際


高温になる場所はスパイスの保存に不向きなため、コンロなどの火を使う場所のそばにはおかないことが大切です。コンロだけでなく、オーブンや炊飯器など、周囲が熱くなる場所は避けましょう。また、炊飯器など蒸気が上がる調理器のそばも、湿気がこもりやすく劣化が進むので不向きです。

同じように、湿気がこもりやすいシンク下もスパイスの保存には不向きな場所となります。食品の保存に適しているイメージがある冷蔵庫も、実は湿気がこもりやすく、結露が発生する可能性もあるのでスパイスの保存には適していません。さらに冷蔵庫は開閉による温度変化が大きいことも、スパイスの保存に不向きな理由です。

ほか、直射日光が当たりやすい窓際も不向きな場所で、紫外線の影響でスパイスの質が落ちる可能性があります。

スパイスは冷凍保存がおすすめ

スパイスを保存するときはダニ対策も重要なポイントになりますが、ダニは低温に弱いので、長期保存をするには冷凍庫がおすすめです。なお、ダニが好むスパイスは以下の通りです。

・カレー粉
・コリアンダー
・胡椒
・ナツメグ


スパイスは刺激性が強く、ダニがつかないイメージがありますが、スパイスの中にはダニが湧きやすいものもあります。カレー粉やコリアンダー、ナツメグなどはダニがつきやすいので保存環境に注意が必要です。逆にダニが苦手なスパイスには山椒やトウガラシ、ローリエなどがあげられます。

冷凍庫はダニの繁殖を防げるだけでなく、日光も避けられるので紫外線による影響も避けられるでしょう。保存袋に入れて空気を抜けば、酸化する可能性も低くなり、風味を損なわずに保存できます。また、スパイスは乾燥しているため冷凍しても固まらず、使うときに解凍する必要もなく使う分だけ取り出せるので便利です。

スパイスの正しい保存方法・ポイントは?

スパイスの保存に適した環境や、冷蔵庫よりも冷凍庫がスパイスの保存に向いていることはすでに紹介した通りです。ここでは、こうした保存環境を整えたうえで、より風味や香りを損なわずにスパイスを保存するための方法を紹介します。

①密閉された容器に入れる

スパイスを保存する際は、しっかり外気を遮断し空気に触れにくい状態を保つためにも密閉された容器に入れることをおすすめします。密閉容器に入れないと、空気に含まれる水分によってスパイスが湿気を含み、劣化してしまいます。

また、密閉していないとスパイスの特徴である風味や香りも揮発して抜けやすくなるので、瓶やフリーザーバッグなどのしっかり密閉できる容器を活用するのがおすすめです。使った後も、密閉容器のふたやジッパーをしっかり閉めて、できるだけ空気に触れないようにしましょう。

②容器内の空気を抜く

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