天ぷらの揚げ時間・温度の目安は?具材別に一覧で美味しい揚げ方とともに紹介!

天ぷらの美味しい揚げ方を知っていますか?具材によって揚げ時間だけでなく、適した油の温度も違います。今回は、天ぷらの具材の下処理〜揚げ時間・温度の目安や揚げる順番を具材別に一覧で紹介します。天ぷらをカラッと揚げるコツも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 天ぷらを美味しく揚げたい!
  2. 天ぷらの下ごしらえが必要な具材は?
  3. ①エビ
  4. ②イカ
  5. ③さつまいも・かぼちゃ
  6. ④なす
  7. ⑤しいたけなどきのこ類
  8. 天ぷらの揚げ時間や温度の目安は?
  9. ①肉類・魚介類の場合
  10. ②野菜・きのこの場合
  11. 天ぷらの揚げ方は?順番も重要?
  12. ①油の温度を確認
  13. ②アクが少ない具材から順番に揚げていく
  14. ③揚げた天ぷらの取り出し方・タイミング
  15. 天ぷらをカラッと美味しく揚げるコツ・ポイント
  16. ①新鮮な油を使う
  17. ②衣を冷やしておく
  18. ③少量ずつ揚げる
  19. ④天かすはこまめに取り除く
  20. 天ぷらを美味しく揚げよう

天ぷらを美味しく揚げたい!

自宅で天ぷらを作りたいと考えても、店で揚げるようにからりと仕上げるのが難しいと尻込みしてしまう人は少なくないことでしょう。しかし天ぷらは、衣や油の温度などのコツをつかむと上手に揚げられるようになります。ここでは、自宅で天ぷらを美味しく揚げる方法を紹介します。

(*天ぷらの食材の種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

天ぷら具材の種類25選!野菜・肉・魚など定番ネタ〜変わり種まで紹介!

天ぷらの下ごしらえが必要な具材は?

天ぷらは、単純に具材に衣をつけて油で揚げればよいものではありません。具材によっては美味しく仕上げるために、下ごしらえが必要なものもあります。ここでは、下ごしらえが必要な天ぷらの具材とその方法を説明します。

①エビ

エビを天ぷらの具材として使用する場合の下ごしらえの方法は、以下の通りです。

①エビの殻をむいて、背ワタを取る
②剣と呼ばれるエビの尻尾の尖った部分と尾を切り、中の水気を出す
③エビのお腹に数ヶ所の切り込みを入れる
④③をまな板の上に落ち着け、プチッと音がなるまで全体を伸ばす
⑤キッチンペーパーで④の水気をしっかり拭き取る
⑥⑤に打ち粉をまぶす


上記の下ごしらえをすることで、エビに残った水気によって油がはねるのを抑えることができます。また、衣をつけて揚げた後にまっすぐに伸びた仕上がりとなり、食べやすくなるのでおすすめです。

②イカ

イカを天ぷらの具材として使用する場合の下ごしらえの方法は、以下の通りです。

①イカのお腹側に包丁を入れ、胴体を開く
②①のゲソの部分を持ち、内臓とともに抜き取る
③①から骨を取り除き、水で洗う
④外側3枚と内側1枚の皮をきれいに取る
⑤表側に幅が5mm程度になるように、浅く鹿の子の切れ目を入れる
⑥剣先を切り落とし、縦半分にして、胴体が4分割になるように切る
⑦⑥に塩を振って下味をつける
⑧⑦を5分ほど置いてから、キッチンペーパーで水気を拭き取る
⑨小麦粉をまぶす


上記の下ごしらえをしてから、衣をつけるのがポイントです。上記の手順で揚げたイカの天ぷらは皮がしっかり取り除かれているので爆発しにくく、食べる時も噛み切りやすくなるので試してみましょう。

③さつまいも・かぼちゃ

さつまいもやかぼちゃを天ぷらの具材として使用する場合の下ごしらえの方法は、以下の通りです。

①かぼちゃは種とワタを取り除く
②さつまいもとかぼちゃは皮をつけたまま、5~8mm程度の厚さに切る
③②に小麦粉を薄くまぶす


さつまいもは切りやすいですが、かぼちゃは硬いので包丁を入れる際に注意が必要です。かぼちゃが切りにくいと感じたら、電子レンジで加熱してから切りましょう。皮が柔らかくなる程度なら2~3分、実まで切りやすくしたいなら5分ほど加熱するのがおすすめです。

④なす

なすを天ぷらの具材として使用する場合の下ごしらえの方法は、以下の通りです。

①なすのヘタを落とす
②なすを決まった方向に向けて揃えて置き、上部から1.5cmほどのあたりから縦方向に幅5mmの切れ込みを入れる
③②を扇状に開く
④③に小麦粉を薄くまぶす


なすに縦方向に切れ目を入れるのは、1本につき3~5本程度でかまいません。またなすは扇状にする以外にも、厚さ8mm程度の輪切りにする方法もあります。扇状の方が火は均等に入りやすく、食感がよくなるのでおすすめです。

⑤しいたけなどきのこ類

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