はちみつと砂糖の代用の仕方|置き換える際の計算・換算方法をグラム数別に紹介!
はちみつと砂糖はお互いに代用できるでしょうか?代用法は覚えておくと便利です。今回は、はちみつと砂糖を互いに置き換える<大さじ・小さじ>の表やグラムの計算・換算方法を紹介します。代用する注意点やレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- はちみつと砂糖はお互いに代用できる?
- 代用する際は大さじ・小さじとグラムを分けて考える必要がある
- 砂糖とはちみつで代用するとカロリーオフできるメリットがある
- はちみつと砂糖の大さじ・小さじの換算方法は?
- はちみつと砂糖の換算表【大さじ】
- はちみつと砂糖の換算表【小さじ】
- はちみつと砂糖のグラムの換算方法は?
- はちみつの量は(砂糖のグラム)÷1.3で計算できる
- 砂糖の量は(はちみつのグラム)×1.3で計算できる
- はちみつと砂糖をお互いにを代用する注意点は?
- はちみつを砂糖で代用する場合
- 砂糖をはちみつで代用する場合
- はちみつと砂糖の代用レシピを紹介!
- 【砂糖→はちみつ】①里芋と手羽先の煮物
- 【砂糖→はちみつ】②パン
- 【はちみつ→砂糖】③レモンの砂糖漬け
- 【はちみつ→砂糖】④焼き豚
- はちみつと砂糖は相互に代用・置き換えできる!
前述した通りはちみつと砂糖は同じ容量当たりの重さが異なるため、グラム換算する際には大さじ・小さじとは別の計算式が必要です。ここでは、はちみつと砂糖のグラム換算方法を紹介します。
はちみつの量は(砂糖のグラム)÷1.3で計算できる
レシピにある砂糖をはちみつに置き換えたい時には、グラム数÷1.3で計算しましょう。前述した通り、はちみつは砂糖の1.3倍の糖分を含むので、砂糖の量を1.3で割ることで砂糖を使った場合と同等の糖分量になります。ただしはちみつと砂糖とでは味わいが違うので、まずは換算した量の8割程度を加え、味見しながら増やしていくのがおすすめです。
砂糖の量は(はちみつのグラム)×1.3で計算できる
レシピにあるはちみつを砂糖に置き換える場合は、グラム数×1.3で計算します。はちみつは砂糖よりも1.3倍甘いので、砂糖で代用する場合は1.3倍の量が必要になるという計算です。ただしこれはあくまで白砂糖を置き換える場合の換算方法なので、黒砂糖やきび砂糖を常用している人は注意が必要です。
はちみつと砂糖をお互いにを代用する注意点は?
甘味だけを考えれば、はちみつと砂糖は代用品として置き換えることが可能です。しかし味わいや性質が異なるため、思うように仕上がらない料理もあります。ここでは、はちみつと砂糖をお互いにを代用する注意点を2つ紹介します。
はちみつを砂糖で代用する場合
はちみつを砂糖で代用する場合は、以下の注意点を勘案することをおすすめします。
・カロリーと糖分が高くなる
・コクがなくなる
はちみつを使う料理はそのコクや風味を生かすものが多いので、仕上がりが物足りないと感じるかもしれませんまた、はちみつと同量の砂糖を使うとカロリーが上がるので、ダイエット中の人は注意が必要です。ただし、砂糖にはクセがないので、どんな料理にも使えるのはメリットといえます。
砂糖をはちみつで代用する場合
砂糖をはちみつで代用する場合にも、以下のような注意点があります。
・はちみつ特有の風味が、料理のバランスを崩す
・お菓子やパンが膨らまないことがある
・クッキーがべたついた仕上がりになる
・ボツリヌス菌感染のリスクがある
煮物などにはちみつを使うとコクが出るのでおすすめですが、食材の香りがポイントとなる和え物にはちみつを使うと風味が強すぎる印象を与えることがあります。またお菓子やパンにはちみつを使うと、含まれている酵素によって粉のタンパク質が分解されて仕上がりに影響が出ることがあるのです。
一方ではちみつは砂糖よりカロリーが低いうえ、ミネラルやビタミンも含まれているため、美容や疲労回復効果が見込めるメリットがあります。ただし、はちみつには加熱しても死滅しないボツリヌス菌が混入している可能性があり、1歳未満の赤ちゃんが口にすると乳児ボツリヌス症を発症するリスクがあるので注意が必要です。
はちみつと砂糖の代用レシピを紹介!
はちみつと砂糖では味わいが違うものの、甘さの特性を理解していると代用品として使えます。ここでは砂糖をはちみつで、あるいははちみつを砂糖で代用しても美味しく仕上がる、4つのレシピを紹介します。
【砂糖→はちみつ】①里芋と手羽先の煮物
里芋と手羽先の煮物に、砂糖ではなくはちみつを使うと、優しい甘さを感じる味わいになります。焦がさないように煮ることで、煮物に照りと風味が出るのもおすすめのポイントです。