サトウのごはんの賞味期限切れはいつまでOK?3ヶ月後は?腐るとどうなるかも解説!
「サトウのごはん」などパック系のレトルトご飯の賞味期限はどれくらいか知っていますか?今回は、〈サトウのごはん〉など商品別に、レトルトご飯の賞味期限を比較して、期限切れ1年後・1ヶ月などいつまで食べられるのかを紹介します。サトウのごはんの腐った場合の見分け方や、日持ちする保存方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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「サトウのごはん」などレトルトご飯の賞味期限は長い?短い?
サトウのごはんは、一食分ずつパックされている人気のレトルトご飯です。保存食や時短調理に活躍するサトウのごはんですが、その賞味期限はどれくらいなのでしょうか。買い物に行く時間がない時や災害の際の対策として保存していても、賞味期限が切れてしまって使えなければ意味がありません。そこで、サトウのごはんなどのレトルトご飯の賞味期限を紹介します。
「サトウのごはん」などパック系ご飯の賞味期限はどのくらい?
サトウのごはんなどのパックご飯は、手早くおいしいご飯が食べられると人気のレトルト食品です。また、よく知られたサトウのごはんのほかにもいろいろなパックご飯が発売されています。ここではサトウのごはんの賞味期限や、そのほかのパックご飯の賞味期限を紹介します。
「サトウのごはん」の賞味期限は製造日から10ヶ月〜1年
サトウのごはんの賞味期限は製造日から10ヶ月、あるいは1年と、非常に長く保存できるパックご飯食品です。サトウのごはんを製造している佐藤食品工業は1988年から無菌包装米飯の製造に取り組んでいて、当初のパックご飯の賞味期限は半年でした。その後さらに技術の向上が進み、2005年には8か月、2013年には10ヶ月まで延長されています。
その後より一層加熱時間や温度の研究が進み、パックご飯の水分保持力や品質の安定性もさらに向上しました。その結果、賞味期限がさらに伸び、2020年8月1日製造分以降のサトウのごはんの賞味期限は1年間となったのです。
賞味期限が伸びた時に、同時に表示方法も見直され、それまでの年月日表示から年月表示に切り替えられています。このように賞味期限が延長されたことで、より非常時の保存食などの活用も期待されるようになりました。
「サトウのごはん」以外のレトルトご飯の賞味期限
サトウのごはん以外にもいろいろなパックご飯が販売されていますが、その賞味期限は以下の通りです。
・サトウのごはん銀シャリ:製造日から1年
・サトウのおにぎり塩ごはん:製造日から1年
・サトウの低たんぱくごはん:製造日から10ヶ月
・サトウの麦ごはん:製造日から8か月
・サトウの発芽玄米ごはん:製造日から8か月
・レトルト赤飯マルちゃんふっくらお赤飯:製造日から240日
・即席カップライスカップヌードルぶっこみ飯:製造日から6か月
サトウのごはんと同じ佐藤食品工業から発売されている製品の賞味期限は、製造日から8か月~1年程度のものが多いことがわかります。サトウのごはん銀シャリなどは、サトウのごはんと同じく2020年に賞味期限が延長されて1年となっています。
サトウのごはんなどの無菌包装飯は炊く前にお米を無菌化し、炊いたご飯をさらに無菌状態でパック詰めしたものです。雑菌が入らない状態を保てるので、添加物を使わずに長期保存ができ、賞味期限も長く設定できます。
ほかのメーカーのレトルトご飯の賞味期限を見てみると、マルちゃんふっくらお赤飯が約8か月、ぶっこみ飯が約6か月なので、佐藤食品工業の製品に比べるとやや短めです。ただし、これらの賞味期限はすべて未開封の状態で保存した場合の期限で、開封後はどの食品も早めに食べきる必要があるので注意しましょう。
サトウのごはんの賞味期限切れはいつまで食べれる?1年後はNG?
サトウのごはんや、そのほかのレトルトご飯の賞味期限はわかりましたが、賞味期限切れのパックご飯を食べることはできないのでしょうか。ここでは、賞味期限切れのサトウのごはんが食べられるのかを紹介するので、賞味期限が切れた時の参考にしてください。
賞味期限の定義
賞味期限とは品質が保たれている期間のことで、消費期限は安全に食べられる期間です。各食品メーカーでは、実際の賞味期限や消費期限に1未満の安全係数をかけて割り出した期間を表示しています。この安全係数によって本来の期間よりも期限が短く設定されているのが一般的なので、賞味期限・消費期限いずれも多少過ぎても食べられるケースが多いです。
賞味期限切れでもサトウのごはんが腐っていなければ食べられる
賞味期限切れのサトウのごはんも、腐っていなければ食べても問題ありません。公式サイトでも、以下のような案内がされています。
賞味期限は、「おいしく食べられる期限」の目安です。食品の期限表示には、「消費期限」と「賞味期限」の2種類があります。「消費期限」とは製造日を含めだいたい5日以内で品質が落ちてしまう食品を対象とした、腐敗などを心配することなく「安全に食べられる期限」で、期限内に食べ切ることが必要とされます。一方、「賞味期限」は、品質が比較的落ちにくい食品が対象で、期限が過ぎても直ちに食べられないというものではありません。
なお、賞味期限内であっても、開封した後はなるべく早めにお召し上がりください。
実際にインターネット上の口コミでも、未開封の賞味期限切れのサトウのごはんを食べた体験談が紹介されています。実際に、賞味期限後1ヶ月や2ヶ月程度であれば、味や香りもそん色なく、おいしく食べられたとの声が見られます。
無菌包装米飯は雑菌が入らない設計になっているので、3ヶ月から4ヶ月たったものでも、ふんわりした食感に変わりがないようです。賞味期限切れ1年後のものでも、問題なく食べらるようなので捨てる前に腐っているか確認するのがおすすめです。
ただし、無菌包装処理はあくまでも未開封の状態で有効なものなので、開封後は空気に触れて雑菌も入りやすくなります。開封後は賞味期限にかかわらず早めに食べきるようにしましょう。なお、サトウのごはんが腐った場合の特徴は次の見出しで紹介するので、腐っているか判断するときの参考にしてください。
(*賞味期限切れのレトルト食品はいつまで大丈夫かについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)