豚の角煮は焼く?焼かない?どっちが正解?両者の利点やとろけるレシピも紹介!
豚の角煮を作る時に最初に肉を焼いてから作りますか?焼かないで作りますか?今回は、豚の角煮の肉を焼く・焼かないとそれぞれどうなるのかに加え、どちらが正しいのかを紹介します。焼く派・焼かない派の口コミやそれぞれのレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
最初に焼かずに下茹でして作った豚の角煮は、焼いて作る角煮よりお肉を柔らかくすることができます。お肉を焼くと固くなって多少パサつくこともありますが、最初から茹でてしまえばその心配はありません。煮崩れの可能性はありますが、柔らかい豚の角煮を楽しみたい人は焼かずに作ると良いでしょう。
②調理時間の短縮になる
はじめに下茹でをして肉に火を通しておくことで、煮込み時間の短縮に繋がります。豚の角煮は時間をかけて煮込むことで味を染み込ませ柔らかくしていくので、少しでも短い時間で調理したい場合は焼く工程を省いて調理すると良いでしょう。
③焼いても茹でても味の差が小さい
最初に焼いても焼かずに下茹でをしても、あまり味が変わらないと感じている人は最初に焼かずに作ることが多いようです。下茹でをすることでも豚肉の油を落とすことができ、臭みも取れるので実際に大きく味の違いを感じることはないでしょう。
豚の角煮をより美味しく食べる方法も伝授!
肉を焼いても焼かなくてもどちらにもメリットがありましたが、焼く焼かないにかかわらず豚の角煮をさらに美味しくする方法があります。紹介するポイントを押さえて、美味しい豚の角煮を作ってみてましょう。
①角煮を柔らかくする方法
豚の角煮を少しでも柔らかくする方法には、以下のような方法があります。
・蜂蜜を入れて煮る
・コーラで煮る
・紅茶で煮る
・米のとぎ汁で煮る
豚の角煮は長時間煮込むことで柔らかくすることができますが、上記のようなもので煮込むことで肉の繊維がほぐれてさらに柔らかい仕上がりになるでしょう。特に蜂蜜やコーラは、そのものが甘いので砂糖の代わりとしても使うことができ、味に深みも出してくれます。
②角煮の煮汁まで活用する
豚の角煮を作った煮汁には、豚の旨味がたっぷり詰まっているので捨てずに活用するのがおすすめです。
・濃度を調節して他の料理に使う
・浮いてきたラードを使う
・冷蔵庫や冷凍庫で保存して長く使う
上記は角煮の煮汁の活用方法の一部で、角煮を作って余った煮汁はいろいろな使い道をすることができます。煮汁が冷えると油が固まって浮いてくるので、ラードとして使うのもおすすめです。旨味をたっぷり含んでいる煮汁は、薄めたり濃くしたりと濃度を調節することで他の料理にアレンジして使うことができるでしょう。
(*豚の角煮の煮汁について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
豚の角煮の肉を焼く・焼かないレシピをそれぞれ紹介!
ここからは、肉を最初に焼く場合と焼かない場合の豚の角煮のレシピを紹介します。どちらのレシピでも、美味しい豚の角煮を作ることができますが、仕上がりには違いが出てくるので食べ比べをしてみるのも良いでしょう。
豚の角煮の肉を焼くレシピ
最初に肉の表面を焼いて作る、圧力鍋なしでもできる柔らかい食感の豚の角煮のレシピです。煮込んだあとは丁寧に余分な油ををとることで、こってりし過ぎない食べやすい角煮に仕上げることができます。煮込み時間も少ないので短時間で仕上げたい人におすすめです。