唐揚げの生焼けを食べたけど大丈夫?危険?見分け方・対処法や再加熱する方法を紹介!
唐揚げが生焼けになったことはありますか?食べても大丈夫なのでしょうか?今回は、唐揚げの生焼けの原因・見分け方にくわえ、食べた場合の対処法や、食中毒防止の揚げ方・作り方を紹介します。唐揚げが生焼けだった時の対処法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
唐揚げが生焼けっぽい…?
子供から大人まで人気の唐揚げですが、揚げ加減が難しく、生焼けになってしまった経験をしたことがある人もいるでしょう。今回は、生焼けの唐揚げを食べてしまった際の対処法や生焼けの見分け方などを紹介していきます。
生焼けの唐揚げの特徴
出典: @tsugu_maru_san
唐揚げが生焼けの場合の特徴には、以下のようなものがあります。
・鶏肉が柔らかくぬめりがある
・肉が透きとおったピンク色をしている
唐揚げは高い温度で火を通すことで、鶏肉の身が引き締まって固くなります。加熱前と同じように柔らかかったり、ぬめりがあったりする場合は生焼けの可能性が高いでしょう。また、火が通った鶏肉は白っぽい色になっていきます。唐揚げの中身が、元々の生肉と同じようにやや透きとおったピンク色をしていたら火が通っていない生焼けの証拠なので要注意です。
(*鶏肉の生焼けについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
生焼けの唐揚げを食べたけど大丈夫?対処法は?
中身をよく確認していないと、気づかずに生焼けの唐揚げを食べてしまうことがあるかもしれません。生焼けの唐揚げを食べてしまった場合は、どのように対処すると良いのでしょうか。ここでは、食中毒の可能性など併せて紹介していきます。
食中毒になり腹痛など症状を催すことがある
唐揚げを生焼けの状態で食べると、以下のような細菌による食中毒の症状が見られる可能性があります。
・サルモネラ:嘔吐、腹痛、発熱、下痢
・カンピロバクター:腹痛、下痢、発熱
生焼けの唐揚げを食べたからといって、必ずしも食中毒になるわけではありませんが、食中毒になってしまうと上記のように腹痛や下痢などの症状が見られることがあります。サルモネラやカンピロバクターは、いずれも75℃で1分以上加熱することで死滅させることができるため、食中毒を避けるためには唐揚げの中心までしっかりと火を通すことが大切です。
様子をみて症状が発症したら病院へ行こう
生焼けの唐揚げを食べてしまって食中毒を起こした場合、菌の種類によって発症までの期間が以下のように変わります。
・サルモネラ:3〜4日
・カンピロバクター:2〜7日
生焼けの唐揚げを食べてしまってもすぐに症状が出るわけではなく、数日後に前述したような食中毒の症状を発症します。万が一、食中毒の症状が発生した場合は医療機関を受診するようにしてください。特にカンピロバクターの潜伏期間は約1週間と長く、重症化してしまう恐れもあるので注意が必要です。
中でも高齢者の人や免疫力が低下している人は食中毒にかかりやすい状態になっています。同じ生焼けの唐揚げを食べても症状が出る人と出ない人に分かれることもありますが、症状が出た場合には生焼けの唐揚げを食べた可能性があることを診察時に伝えましょう。
(*牛肉の生焼けは安全な場合が多いことについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
唐揚げの生焼けの見分け方・判断方法は?
唐揚げの生焼けで起こる食中毒の可能性を紹介しましたが、食中毒にならないためにはどのようにして生焼けを見分けると良いのでしょうか。ここでは、唐揚げが生焼けかどうかの判断方法を紹介します。