シシカバブとは?何肉の料理?ケバブとの違いや本格レシピも紹介!

シシカバブを知っていますか?何の肉の料理なのでしょうか?海外の肉料理であることは、よく知られています。今回は、シシカバブとはどんな料理なのかに加えて、ケバブとの違いや国・地方別の特徴を紹介します。シシカバブの本格的レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. シシカバブとはどんな料理?何の肉?
  2. シシカバブは中東の肉の串焼き
  3. シシカバブの発祥はトルコ料理
  4. 「シシカバブ」と「ケバブ」の違いは?
  5. 「シシカバブ」は「ケバブ」を串焼きにしたもの
  6. シシカバブの特徴を国・地方別に紹介!
  7. シシカバブの本格的レシピを紹介!
  8. 材料
  9. 作り方・手順
  10. シシカバブを食べてみよう

シシカバブとはどんな料理?何の肉?

日本にいても食べることができる海外の料理でシシカバブがあります。しかし、食べる機会がないとシシカバブがどのような料理なのかわからないでしょう。ここでは、シシカバブがどのような料理で何の肉を使っているのかを説明します。

シシカバブは中東の肉の串焼き

シシカバブは、世界3大料理の一つと言われるトルコ料理の代表で、肉の串焼きになります。実際にはトルコからインドまで中東の幅広い地域で食べられ、肉はこれらが使われています。

・羊
・牛
・鶏


ここに豚肉が入っていない理由は、トルコはイスラム教徒が多く豚肉を食べない習慣があるからです。シシカバブは、この中でもラム肉が一般的であり一番多く使われています。家庭料理というよりも、外食やバーベキューとして食べられることが多いようです。日本でいえば、焼き鳥や焼肉店の人気メニューのようなものでしょう。

実は日本ではシシカバブーと呼ばれることが多いのですが、シシカバブが正式名称になります。日本では先にインド料理のシーク・カバーブが知られ、それがトルコ風に訛りシシカバブーと呼ばれるようになりました。その後にトルコ料理のシシケバブも広がり、元は同じ料理なのですが国が違いつつ名称が似ているため混乱している人も多いようです。

シシカバブの発祥はトルコ料理

シシカバブの発祥は、トルコ料理からと言われています。昔トルコ人は遊牧民で、羊やヤギの肉を食べていましたがそれを串に刺すようになり、シシカバブになっていったとされています。オスマン帝国時代にトルコ料理が発展したことにより、今では中東地域以外のヨーロッパでも広く食べられる料理となりました。

「シシカバブ」と「ケバブ」の違いは?

トルコ料理にはシシカバブと同様にケバブと言う肉料理があるため、違いに混乱している人がいるかもしれません。シシカバブとケバブは同じ料理なのか、違いがあるのかについて説明します。

「シシカバブ」は「ケバブ」を串焼きにしたもの

シシカバブはシシケバブと呼ばれることもあり、「シシ」は串のことを指し「カバブ(ケバブ)」は焼肉を意味するようです。従ってシシカバブは、ケバブを串焼きにしたものとなります。また、広い意味でケバブは肉類だけでなく魚、野菜の焼料理を総称した意味を持つともされています。

シシカバブはケバブの一種にすぎず調理法や材料、特徴の違いなどでケバブの種類が分かれるようです。例えば、ドネルケバブは薄切り肉の塊を回転させて焼いたものをナイフでそぎ落として食べる料理を意味し、パトゥルジャンケバブはナスと肉団子を串に刺した料理になります。

他にもケバブの種類はたくさんあり、パンに挟んで食べる場合は地域で名前が変わることも多いです。

シシカバブの特徴を国・地方別に紹介!

シシカバブは、実は中東地域のみならず、近隣諸国にもそれぞれの国のアレンジも加わり広く食べられるようになりました。それぞれの国のシシカバブの特徴を紹介します。

【ドイツ】
・鶏肉を使用することが多い
・香辛料がしっかりと効いている


【ギリシャ】
・串焼きのスラブキとスライス肉でできたギロの2種類がある
・スブラキがシシカバブにあたる
・シシカバブは肉が柔らかいのが特徴


【フランス】
・串焼きを意味するブロジェットとも呼ばれる
・香辛料が効いてスパイシー
・ジューシーで柔らかい
・鶏肉を使用することが多い

【ハンガリー】
・香辛料が効いていて味も香りもよい

【スペイン】
・鶏肉を使用することが多い
・辛味は少なくジューシー


【ルーマニア】
・カリカリした食感がある
・豚肉や牛肉を使用することが多い


【インド】
・タンドールと言う釜を使ってひき肉を焼きシーク・カバブと言う
・トルコのシシュ・カバブと混同している人が多い
・羊の他に山羊肉が使われることもある
・魚や鶏肉も使うが羊よりも利用度は低い


【パキスタン】
・スパイスを混ぜたひき肉を使ってタンドールで焼く
・チャツネやミントのソースを添えて食べることが多い
・大皿に盛られたりナンで挟んで食べたりすることも多い
・伝統食としても食べられている


【イスラエル】
・3種類のケバブが広く知られている
・ぶつ切り肉で作っているスキューワーがシシカバブにあたる


ドイツやフランスをはじめヨーロッパ諸国では、国や地域により肉の種類や名称を変えながらもケバブ自体は広く定着した料理となっています。中でも、肉を野菜と共にパンに挟んで食べるドネルケバブがファーストフードとして好まれることが多いようです。中東地域でも、シシカバブはそれぞれの国民性に合わせてアレンジされ、各国で愉しまれています。

シシカバブの本格的レシピを紹介!

シシカバブは外食で食べることが多いとはいえ、自分で作ることもできます。羊肉を使った本格的なトルコのシシカバブのレシピを紹介します。

材料

【2人分/4串】
・ラム肉、または牛肉の塊 300g
・たまねぎ 1/8個(25g)
・にんにく 1かけ
・トマトケチャップ 大さじ1
・ヨーグルト 大さじ2
・塩 小さじ1/2
・こしょう 少々
・クミンパウダー 小さじ1/4
・チリペッパー 少々
・オリーブオイル 大さじ1/2

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