人気1位｜牛乳なしハンバーグの殿堂入りレシピTOP11【つくれぽ1000】から厳選！

ハンバーグを作るときに牛乳を切らしていたり乳製品のアレルギーがあったりして、ハンバーグが作れないと困った経験がある人も多いでしょう。しかし、自宅に常備されている身近な代用品を知っていれば、牛乳がなくてもハンバーグが作れます。ここでは、牛乳なしで作るハンバーグのレシピや代用品などを紹介します。

（＊ハンバーグの隠し味について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

ハンバーグのレシピにはよく牛乳が使われていますが、どうして牛乳を入れるのか知っていますか。ここでは、ハンバーグづくりで牛乳が果たす役割や意味を紹介します。ハンバーグを作るときに牛乳を入れる意味を知れば、牛乳の代用品を探すときの参考になるでしょう。

ハンバーグを作るときに牛乳を入れると、つなぎの役割を果たし、仕上がりの食感もよくなります。牛乳で程よい水分が足されることで、混ぜるときに肉に粘り気が出せ、口当たりがしっとりします。

なお、牛乳と同じようなつなぎの役割を果たすのが、卵やパン粉です。これらのつなぎを使うと、肉のまとまりが良くなるので肉汁が出にくくなり、旨味もしっかり閉じ込められるでしょう。つなぎがないハンバーグはボロボロと崩れやすく、焼いている途中で肉汁から旨味が逃げてしまうので、パサついた味気ないハンバーグになってしまいます。

ハンバーグを作るときに牛乳を加えるのは、肉の臭み取りになることも加える理由の1つです。牛乳などの乳製品のほか、ナツメグなどのスパイス類も同じような臭み取りの役割を果たします。ハンバーグを作るとき、これらの食材で臭み取りをしないと肉の臭みが強くなりすぎて、旨味が減ってしまいます。

牛乳で臭み取りができる仕組みは、牛乳に含まれるタンパク質による肉や魚に含まれるにおいの成分を吸着する働きによるものです。ほかにもヨーグルトなどの乳製品全般に同じような働きがあり、不要な生臭みが取れたハンバーグは、ジューシーな肉の旨味がしっかり引き立つ仕上がりになるので美味しいです。

ハンバーグに牛乳を加えることで、焼き上がりをふっくらさせることができます。つなぎの役割も果たす牛乳やパン粉は、肉の脂肪分や肉汁を吸い込み生地の中に閉じ込めます。そのためハンバーグの中に水分が脂肪分がしっかり残るので、焼いたときの口当たりはふわふわで、肉だけのハンバーグのように固くなりません。

肉は加熱すると固くなりますが、牛乳でしっとりさせたハンバーグは固くなりにくく、程よく空気を含んでふっくら焼けるでしょう。特にパン粉や食パンを牛乳に浸してしっとりさせてから生地に加えると仕上がりがまろやかで優しくなります。これは、パン粉や卵の柔らかさでハンバーグがしっとりするのを牛乳が手助けするからです。

なお、牛乳などの水分を使わずに卵やパン粉を加えても、つなぎの役割はできますが、牛乳を使うほうがよりしっとりできます。

（＊ハンバーグにつなぎを使う意味について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

いざハンバーグを作ろうとしたときに、牛乳を切らしていても、自宅にある代用品を活用すればハンバーグが作れます。牛乳の代わりに使える代用品にはいろいろなものがありますが、それぞれの役割に応じて使えるおすすめの代用品を紹介します。