さつまいもの中身や切り口が赤い・ピンク色に…。食べられるか見分け方を紹介!

さつまいもの中身や断面が赤いと気づいたことはありませんか?腐っているのでしょうか?今回は、さつまいもの中身・切り口が赤い・ピンクの場合は食べられるのかに加えて、<黒・緑・白・オレンジ>などさつまいもの他の変色について紹介します。変色を防ぐ方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。

目次

  1. さつまいもの中身・切り口が赤い・ピンク色…。食べられる?
  2. 食べられる・食べられない場合の両方が考えられる
  3. さつまいもの中身・切り口が赤い場合で食べられるのは?
  4. さつまいもの中身や切り口が元々赤い・ピンク色の品種は食べられる
  5. さつまいもの中身・切り口が赤い場合で食べられないのは?
  6. さつまいもの中身・切り口が赤く変色したらカビの可能性がある
  7. さつまいもの中身・切り口の変色は他にある?
  8. ①黒い変色
  9. ②緑の変色
  10. ③白い変色
  11. ④オレンジの変色
  12. さつまいもの中身・切り口の変色を防ぐ方法はある?
  13. さつまいもの中身・切り口が赤いときは品種を確認しよう!

さつまいもの中身・切り口が赤い・ピンク色…。食べられる?

さつまいもを切って調理する際に、中身や切り口が赤色やピンク色になっていることがあります。さつまいもの中身や切り口がこのような色になった場合は、食べても問題ないのでしょうか。切り口が赤色やピンク色のさつまいもが食べられるかどうかについて解説します。

食べられる・食べられない場合の両方が考えられる

断面が赤色やピンク色をしているさつまいもは、以下のような理由で食べられる場合と食べられない場合の両方が考えられます。

・さつまいもの中身の色が品種に由来するものである可能性があるため
・断面の色がどの程度変色しているかによって異なるため
・保存したさつまいもが変色したかどうかによって異なるため


さつまいもの品種によっては中身の色が元々赤色やピンク色のものもあるため、断面がこのような色をしたさつまいもが必ずしも食べられないとは言い切れません。

さつまいもの断面が全体的に赤色やピンク色を帯びているかどうかによっても、食べられるか否かの判断が異なります。また、さつまいもを切って保存したものが初めに切った時の色と変わったかどうかも、食べられるかどうかの判断基準になります。

さつまいもの中身・切り口が赤い場合で食べられるのは?

さつまいもの中身や切り口が赤いものでも、場合によっては食べられることがあります。さつまいもの中身や切り口が赤やピンク色でも食べられるケースについて解説します。

さつまいもの中身や切り口が元々赤い・ピンク色の品種は食べられる

断面が元々赤やピンク色をした品種のさつまいもであれば問題なく食べることができ、このような色をしたさつまいもには以下のような品種があります。

・安納芋
・紅娘
・アヤコマチ
・ハヤトイモ


上記に挙げた安納芋などの品種のさつまいもは元から中身が赤やピンク色をしているため、問題なく食べることができます。安納芋の切り口は全体的に赤みを帯びたオレンジ色をしており、切り口にオレンジ色の斑点が見られる場合も正常である証拠です。

紅娘の切り口は淡い赤色やオレンジ色ですが、加熱するとオレンジ色が鮮明になります。アヤコマチは中身が濃いオレンジ色で、ハヤトイモは中身がにんじんに似た薄いオレンジ色をしているのが特徴です。

安納芋などのさつまいもが赤やピンク色をしているのは、βカロテンと呼ばれる色素が豊富に含まれているためです。βカロテンは体内でビタミンAに変化して、老化を防ぐ抗酸化作用や心筋梗塞を予防する効果を発揮します。

断面が元々赤やピンク色をした品種のさつまいもであれば問題なく食べることができ、このような色をしたさつまいもには以下のような品種があります。

安納芋
・紅娘
・アヤコマチ
・ハヤトイモ


上記に挙げた安納芋などの品種のさつまいもは元から中身が赤やピンク色をしているため、問題なく食べることができます。安納芋の切り口は全体的に赤みを帯びたオレンジ色をしており、切り口にオレンジ色の斑点が見られる場合も正常である証拠です。

紅娘の切り口は淡い赤色やオレンジ色ですが、加熱するとオレンジ色が鮮明になります。アヤコマチは中身が濃いオレンジ色で、ハヤトイモは中身がにんじんに似た薄いオレンジ色をしているのが特徴です。

安納芋などのさつまいもが赤やピンク色をしているのは、βカロテンと呼ばれる色素が豊富に含まれているためです。βカロテンは体内でビタミンAに変化して、老化を防ぐ抗酸化作用や心筋梗塞を予防する効果を発揮します。

さつまいもの中身・切り口が赤い場合で食べられないのは?

中身や切り口が赤色をしたさつまいものなかには、食べると体に害を及ぼすことがあるので注意が必要です。断面が赤い色のさつまいもを食べてはいけないケースについて解説します。

さつまいもの中身・切り口が赤く変色したらカビの可能性がある

中身や切り口が元々赤くない品種のさつまいもを切って保存した際に、断面が赤色に変化したらカビが生えた可能性が高いです。また、さつまいもの断面の一部分が赤色に変化した場合も、カビが発生している恐れがあります。

ただし、安納芋などによく見られる斑点状の赤色は、さつまいもの色素成分が原因であるため食べても問題はありません。

さつまいもはカビが生えて腐ると酸っぱいような異臭が発生したり柔らかくなったりします。さつまいもの中身や切り口の赤い部分がカビかどうかを見分ける際には、見た目の他に触った感覚や臭いなどで判断してください。カビが生えているさつまいもを食べると体調を崩す恐れがあるため、食べるのは避けましょう。

(*さつまいものカビについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

さつまいものカビの見分け方は?食べても大丈夫?保存方法や選び方のコツも紹介!

さつまいもの中身・切り口の変色は他にある?

さつまいもの中身や切り口が、赤色やピンク色以外の色に変化することはあるのでしょうか。断面が変色した場合のさつまいもの色の種類や変色する原因と、それが食べられるのかどうかについて解説します。

①黒い変色

出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11198347406

さつまいもが黒く変色するのはさつまいもの栄養素や低温障害、カビのいずれかが原因である可能性が高いです。さつまいもを切った時に斑点状に現れる白い汁はヤラピンと呼ばれる栄養素で、これは空気に触れると酸化して黒く変色する性質があります。また、さつまいもを5℃以下の環境で保存すると低温障害を起こし、さつまいもが黒色に変化するのが特徴です。

ヤラピンによって黒く変色したさつまいもは食べることができますが、苦味を感じることがあります。低温障害で一部が黒色に変化したさつまいもは、黒い部分を切り落とせば食べることができます。低温障害を起こして全体が黒くなったさつまいもや全体的に黒い斑点状のカビが生えたものは、食べずに廃棄しましょう。

(*さつまいもが黒い原因について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

さつまいもが黒い原因は?中・切り口の斑点は大丈夫?変色を防止する方法も紹介!

②緑の変色

出典:https://www.coopnet.jp/product/qa/yasaikudamono/detail.html

さつまいもが緑色に変色するのは、さつまいもに含まれるクロロゲン酸と呼ばれる栄養素が原因です。クロロゲン酸とはポリフェノールのひとつで、この栄養素はアルカリ性と結びつくと緑や黒色に変化するのが特徴です。

アルカリ性の物質には重曹や塩などがあり、重曹が含まれているてんぷら粉で作った衣でさつまいもを揚げたりさつまいもに塩を振ったりすると緑色に変化します。クロロゲン酸には抗酸化作用や糖尿病の予防効果などの効能があるため、クロロゲン酸が豊富なさつまいもは安全に食べられるうえに健康効果も期待できるでしょう。

(*さつまいもが緑色になる原因について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

さつまいもの変色を防止する方法は?緑・黒くなる原因や腐敗の見分け方も紹介!

③白い変色

出典:https://vege-bu.com/sweetpotato-ricecooker

さつまいもの切り口から白い汁が出ると白色に変色したように見えますが、この汁はヤラピンと呼ばれる栄養素が原因のため食べても問題ありません。ヤラピンはさつまいもの切り口に斑点状に出るもので、手で触れるとべたつく感覚があります。

ヤラピンには腸を刺激する作用があり、さつまいもに含まれる食物繊維との相乗効果でより高い便秘の解消効果が期待できると言われています。ヤラピンはさつまいもの皮の周辺に多く含まれているため、ヤラピンの効能を得たい場合は皮を剥かずに食べるのがおすすめです。

④オレンジの変色

出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1496351424

さつまいもを切った断面がオレンジ色に変色したと勘違いする人もいますが、断面が全体的にオレンジ色に染まっていたら品種の特性が原因である場合がほとんどです。先述した通り、安納芋やアヤコマチなどの品種のさつまいものは元々オレンジ色をしています。

安納芋などの断面がオレンジ色のさつまいもはβカロテンが原因であるため、安心して食べることができます。ただし、さつまいもの一部分がオレンジ色に変色しているものはカビである可能性が高いので、このようなさつまいもを食べるのは避けましょう。

さつまいもの中身・切り口の変色を防ぐ方法はある?

さつまいもを以下のように保存したうえで下処理をすれば、中身や切り口の変色を防ぐことができます。

・さつまいもを水に漬ける
・皮を厚めに剥く
・さつまいもを新聞紙で覆って野菜室で保存する


クロロゲン酸やヤラピンが原因で起こるさつまいもの変色は、下処理をすれば防ぐことができます。クロロゲン酸やヤラピンはさつまいものアクとなる成分のため、一口大に切ったさつまいもを水に漬けるとアクとともにこれらの栄養成分が抜けて変色を防ぐことが可能です。

また、クロロゲン酸は皮の周辺に含まれているので、さつまいもの皮を分厚く剥くとクロロゲン酸に由来する変色が抑えられます。

さつまいもの低温障害による変色を防ぐには、さつまいもを正しく保存することが重要です。さつまいもをそのまま野菜室に入れると低温障害を起こして変色するので、新聞紙で覆ってから野菜室で保存するとさつまいもが適温に保たれて変色を防ぐことができます。

さつまいもの中身・切り口が赤いときは品種を確認しよう!

さつまいもを切った時の断面が赤いと、腐っているのではないかと心配になることがあります。このような場合は、それが安納芋など元々が赤い色の品種のさつまいもであるかどうかを確認することが重要です。さつまいもの断面が赤い場合は、食べられるかどうかをよく見極めましょう。

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