ハンバーグが崩れる原因は?ふっくら焼くコツは?失敗時の対処法・リメイク術も紹介!

ハンバーグが崩れる理由・原因を知っていますか?上手に作る方法はあるのでしょうか?今回は、ハンバーグが崩れる1番の理由・原因に加え、崩れない下ごしらえのコツ・上手な捏ね方を紹介します。崩れない焼き方や崩れた時の対処法も紹介するので参考にしてみてくださいね。

(このページにはPRリンクが含まれています)

目次

  1. ハンバーグが崩れる…。理由・原因は?
  2. ハンバーグが崩れる理由・原因は複数考えられる
  3. ハンバーグが崩れる1番の理由・原因はタネの捏ねが足りないこと
  4. ハンバーグが崩れない下ごしらえのコツは?
  5. ①牛:豚=6:4の合い挽き肉を使う
  6. ②玉ねぎはよく炒めて粗熱をとっておく
  7. ハンバーグが崩れない上手な捏ね方は?
  8. ①まずは塩だけを入れて捏ねる
  9. ②全体に粘り気が出て白っぽくなるまでよく捏ねる
  10. ③タネの中の空気をよく抜く
  11. ハンバーグが崩れない・失敗しない焼き方は?
  12. ハンバーグの片面は中火・もう一方は弱火で焼く
  13. ハンバーグが崩れたら?対処法・リメイクレシピを紹介!
  14. ①ハンバーグチーズドリア風
  15. ②ハンバーグボロネーゼ
  16. ③ハンバーグリメイク酢豚
  17. ハンバーグが崩れるのは簡単に防げる!

タネの下準備ができたら、ボロボロと崩れないハンバーグ作りの一番のコツである上手な捏ね方を確認していきましょう。タネの捏ね方には大事なポイントがいくつかあり、それを守ることでハンバーグが崩れるのを防ぐことができます。

①まずは塩だけを入れて捏ねる

ハンバーグを作る際は、ひき肉に具材や卵等のつなぎを入れる前に、必ず塩だけを入れて捏ねるようにしましょう。ひき肉に塩を入れて捏ねることでひき肉のタンパク質が溶け出し粘りが出てきて、この粘りが肉同士をまとめてハンバーグがボロボロに崩れるのを防いでくれます。

具材やつなぎ等を入れてから塩を入れても粘りを出すことはできますが、粘りが出るまでに時間がかかるため、まずはひき肉に塩だけを入れて捏ねる方がいいでしょう。捏ねる際のポイントとしては、肉の油脂分を溶け出させないために肉の温度を低温に保つ事も重要なので、手を冷たく冷やしてから手早く捏ねることも大切です。

②全体に粘り気が出て白っぽくなるまでよく捏ねる

ひき肉に粘りとまとまりが出てきたらつなぎや具材を入れていきますが、つなぎを入れる順番としては卵を最初に入れる事がポイントです。まずは卵を入れて卵がひき肉に馴染むまで捏ねますが、これは卵とパン粉などのつなぎを一緒に入れてしまうと卵の水分が肉に馴染む前にパン粉に吸収されてしまうためです。

卵がひき肉に馴染んだ後に入れるパン粉や玉ねぎなどの具材は入れる順番を気にしなくて構いません。全ての材料を入れたら、全体が白っぽくなり粘りが出るまでしっかりと捏ねていきます。捏ねる程度はタネの色や粘りが判断基準になりますが、最低でも50回は捏ねるようにしましょう。

③タネの中の空気をよく抜く

タネが出来上がったらハンバーグの成形をしていきますが、その際のコツはタネの空気を良く抜くことです。適量の肉だねを手に取り、反対の手に軽く叩きつけることを繰り返し空気を抜き、好みの形に成形します。空気がタネの中に残っていると、焼く際にタネの中に残った空気が熱で膨張するためハンバーグがボロボロに崩れる原因となります。

一般的な小判型に成形する場合は焼くと中心部が膨らんでくるため、少し押さえてくぼみを作るようにしてください。また、調理時間に余裕があれば成形したハンバーグを冷蔵庫で30分ほど休ませてから焼くといいでしょう。形が崩れにくくなり、調味料の味もタネに馴染むため美味しく仕上がります。

ハンバーグが崩れない・失敗しない焼き方は?

ハンバーグを焼く際の失敗としては崩れること以外に焦げる、生焼けになるといったものがあります。崩れやすい柔らかいタネに仕上がった場合も焦げや生焼けを避けつつ、以下に紹介する火加減や手順を参考に美味しく焼き上げてください。

ハンバーグの片面は中火・もう一方は弱火で焼く

ハンバーグを崩さないように美味しく焼くための手順は以下の通りです。

1.中火で熱したフライパンにタネを並べる
2.美味しそうな焼き目が付いたら、弱火にしひっくり返す
3.フライパンに水を加えフタをして中まで火を通す


フライパンの表面は温度が上がりやすく、250℃ほどまで高温になってしまうこともあるためハンバーグの表面だけが焦げて中は生焼けという失敗につながります。片面のみ中火で強めに焼いて焼き目を付けたら、その後は弱火でじっくりと火を通すといいでしょう。水を加えてフタをすることで蒸し焼きになりふっくらとした仕上がりになります。

ハンバーグが焦げないように頻繁にひっくり返すことも、崩れやひび割れにつながるため避けるようにしてください。また、フライパンで焦げ目をつけた後オーブンで中まで火を通す方法もあります。180℃のオーブンで10~15分ほど加熱することで、焦がす心配もなくふっくらと火を通すことができます。

(*ハンバーグの焼き時間について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

ハンバーグの蒸し焼きは何分?酒も入れる?水の量や蓋がない時の代用品も紹介!

ハンバーグが崩れたら?対処法・リメイクレシピを紹介!

捏ねる工程や成形を注意して行ってもつなぎや具材の分量が悪く、焼く際に崩れてしまうこともあります。そのままボロボロに崩れたハンバーグを食卓に出せない場合はリメイクに挑戦しましょう。ここではハンバーグが崩れた場合の対処法・リメイクレシピを紹介します。

(*ハンバーグのリメイクレシピについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

余ったハンバーグのリメイクレシピ27選!出来合いもアレンジで美味しい食べ方を紹介!

関連する記事