ハンバーグが崩れる原因は?ふっくら焼くコツは?失敗時の対処法・リメイク術も紹介!
ハンバーグが崩れる理由・原因を知っていますか?上手に作る方法はあるのでしょうか?今回は、ハンバーグが崩れる1番の理由・原因に加え、崩れない下ごしらえのコツ・上手な捏ね方を紹介します。崩れない焼き方や崩れた時の対処法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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- ハンバーグが崩れる…。理由・原因は?
- ハンバーグが崩れる理由・原因は複数考えられる
- ハンバーグが崩れる1番の理由・原因はタネの捏ねが足りないこと
- ハンバーグが崩れない下ごしらえのコツは?
- ①牛:豚=6:4の合い挽き肉を使う
- ②玉ねぎはよく炒めて粗熱をとっておく
- ハンバーグが崩れない上手な捏ね方は?
- ①まずは塩だけを入れて捏ねる
- ②全体に粘り気が出て白っぽくなるまでよく捏ねる
- ③タネの中の空気をよく抜く
- ハンバーグが崩れない・失敗しない焼き方は?
- ハンバーグの片面は中火・もう一方は弱火で焼く
- ハンバーグが崩れたら?対処法・リメイクレシピを紹介!
- ①ハンバーグチーズドリア風
- ②ハンバーグボロネーゼ
- ③ハンバーグリメイク酢豚
- ハンバーグが崩れるのは簡単に防げる!
ハンバーグが崩れる…。理由・原因は?
食事のメニューやお弁当のおかずとして活躍するハンバーグは、家庭でもよく作られているメニューですが、焼いている際に崩れることや割れることがありがちです。ハンバーグがボロボロに崩れる原因はどこにあるのでしょうか。
ハンバーグが崩れる理由・原因は複数考えられる
ハンバーグが焼くとボロボロに崩れてしまう原因は以下のようにいくつかあります。
・タネの捏ねが足りない
・つなぎの量が多いまたは少ない
・タネに混ぜ込む野菜の量が多すぎる
・ひき肉の油脂分が少ない
・成形の際空気が抜き切れていない
焼くことで肉のタンパク質が縮むため、ひき肉同士の結着がきちんとできていないとボロボロと崩れてしまいます。つなぎにも適当な量があり、少なすぎてもまとまらず、牛乳や卵などの水分が多すぎても柔らかくなりすぎて崩れる原因の1つとなるでしょう。
また、タネに混ぜ込む野菜も多すぎると肉同士が決着するのを妨げるためハンバーグが崩れる原因に繋がります。野菜を多く入れたい場合は細かく刻み、炒めて水分を飛ばすことでカサを減らすようにしましょう。
ひき肉に油脂分が少なくまとまりが悪いと感じる場合は、バターやオリーブオイルなどの油脂を加えることでまとまりが良くなりジューシーなハンバーグにすることができます。しかし、タネが上手くできていても成形の際に空気を抜いていないと、焼く工程で崩れる原因となるため必ず空気は抜くようにしてください。
(*ハンバーグのつなぎやタネについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ハンバーグが崩れる1番の理由・原因はタネの捏ねが足りないこと
ハンバーグが崩れる、パサつくといった失敗の1番の原因はタネの捏ねが足りないことです。ひき肉をしっかりと捏ねることは、肉の粘りを引き出しハンバーグがボロボロに崩れるのを防いでくれます。そして崩れを防ぐことでジューシーな肉汁をハンバーグの中に閉じ込める事にもつながるため、美味しいハンバーグを作る上でも大切な工程です。
(*ハンバーグがパサパサになる理由について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ハンバーグが崩れない下ごしらえのコツは?
ハンバーグがボロボロに崩れるのを防ぎ美味しく作るためには、具体的にどのようなコツを押さえたらいいのでしょうか。まずはひき肉を捏ねる前の下準備で大事なポイントを紹介します。
①牛:豚=6:4の合い挽き肉を使う
ハンバーグを作る際の挽き肉は合挽き肉を使うことが多いですが、一般的な合挽き肉の割合は牛肉が7割、豚肉が3割の事が多くなっています。しかし、ハンバーグを作る上では牛肉が6割、豚肉が4割が理想的で、豚肉の割合を増やすことでふっくらとした柔らかなハンバーグを作ることができます。
食感でハンバーグにこだわりたい場合は牛肉や豚肉の割合だけでなく、赤身肉と脂身の割合にこだわる方法もおすすめです。肉の歯ごたえや旨味を楽しみたい場合は赤身肉の割合を増やし、脂の甘味や柔らかさを出したい場合は脂身の割合を増やしてみてください。
②玉ねぎはよく炒めて粗熱をとっておく
炒めてから玉ねぎをタネに混ぜる場合は、必ず冷ましてから混ぜるようにしましょう。熱いままの具材をひき肉に混ぜ合わせると、肉汁となる脂分が溶け出してしまうため肉汁をハンバーグの中に閉じ込める事ができず、パサパサとしたハンバーグになってしまいます。
玉ねぎの食感を楽しみたい場合は生のままタネに混ぜ合わせても大丈夫です。ただし野菜の量を多くしすぎたり、切り方を大きくしすぎたりするとボロボロと崩れる原因にもなるので注意が必要です。