リキュールの賞味期限を種類別に!開封後は短い?保存方法のコツも紹介!
リキュールの賞味期限目安を知っていますか?お酒なので長いのでしょうか?今回は、リキュールの賞味期限を<未開封・開封後>別や<チョコ・ヨーグルト・カシス・マリブ・カルーア・ミドリ・ピーチ>の種類別に紹介します。日持ちする正しい保存方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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目次
・クレーム・ド・カシス
・ミドリ
・キュラソー
フルーツ・果実系のリキュールはカクテルやお菓子作りに使用される種類で、最も製造数が多い人気の高いリキュールです。
フルーツ・果実系のリキュールのアルコール度数は25度ほどで、フルーツの果肉や果汁並びに果皮を原料としています。そのため他のリキュールに比べると含まれている糖分量が多くなるこ傾向にあり、アルコール度数が高いにもかかわらず傷みやすいのです。
クレーム・ド・カシスは賞味期限が長めに設定されていますが、それ以外のフルーツ系リキュールは日持ち期間は短めと覚えておきましょう。
③クリーム系のリキュール
・ゴディバ
・ヨーグリート
・ベイリーズ
・アドヴォカート
・モーツァルト
クリーム系のリキュールのアルコール度数は10~17度ほどと低めで、原料の種類が豊富といえます。クリーム系リキュール中でもヨーグルトが原料のヨーグリートやアイリッシュウィスキーをベースにしたベイリーズ、チョコレートから作られたゴディバが有名です。それ以外に卵やクリームを原料にするリキュールもあり、脂肪分やタンパク質が多く含まれています。
クリーム系のリキュールは糖分含有量が多いので甘く飲みやすいものの、賞味期限が短めです。未開封でも日持ちしないことから、他のリキュールと違ってクリーム系リキュールには賞味期限が表示されているのが一般的です。クリーム系リキュールを買った際は、賞味期限を確認しておきましょう。
④薬草・ハーブ系のリキュール
・シャルトリューズ
・パスティス
・カンパリ
薬草・ハーブ系のリキュールはそのまま飲むというよりは、他のリキュールを使ったカクテルの隠し味として使われることが少なくありません。これは、薬草・ハーブ系のリキュールには独特の苦味や香りがあることが理由です。しかし、薬草・ハーブ系のリキュールはリキュールの起源であるとされるお酒で、4種類の中で最も歴史が長いものでもあります。
薬草・ハーブ系のリキュールのアルコール度数は25度ほどで、原料はハーブやスパイス、薬草などです。他の種類と比べると糖分の含有量が低いため、日持ちする期間や賞味期限が長めです。しかし開封後は風味が抜けていき、味や香りは劣化するので香りを楽しみたいなら早めに飲みきることをおすすめします。
リキュールを美味しく保存する方法は?
リキュールにもクリーム系やフルーツ系などの種類がありますが、いずれも種類でも賞味期限に大きく影響するのがその保存方法です。正しい方法でリキュールを保存しなければ、未開封でも劣化していまいます。ここでは、リキュールを美味しいまま保存する方法を説明します。
①直射日光・高温多湿を避けて冷蔵庫で保管する
リキュールは種類や開封の有無を問わず、直射日光と高温多湿を避けて保存するのが鉄則です。一度開封したリキュールは種類を問わず、冷蔵庫で保存するのが賞味期限を延ばすうえで適した保存方法といえます。冬期間であれば冷暗所での保存も可能なので、冷蔵庫に入らない時には暖房の効いていない日陰で温度の低い場所を探しましょう。
クリーム系やフルーツ系のリキュールは可愛い瓶に詰められていることが多いため、直射日光のあたる部屋に飾っている人もいます。しかし直射日光があたることで香料となる原料が変質するリスクがあるので、保存方法としてはおすすめできません。
②開封後はフタをちゃんと閉める
リキュールは一度開封したら、その都度フタをしっかり閉めましょう。リキュールは種類を問わず香りをつけるために様々な原料を加えており、空気が触れることで酸化していきます。冷蔵庫で保存していてもフタが閉まっていなければ、緩やかではあるものの徐々に酸化が進んでしまうのです。
中でもフルーツ系のリキュールは酸化が早く進む種類なので、保存の際には注意しましょう、
③注ぎ口のリキュールは拭き取る
リキュールの注ぎ口は、清潔なふきんやキッチンペーパーなどで拭き取るよう徹底してください。リキュールはウイスキーなどと比べると糖分の含有量が高く、注ぎ口にリキュールがついたまま時間をおくと固まってフタが開けにくくなるだけでなく、カビや雑菌が繁殖する場合もあります。
さらに固まったリキュールによってフタがしっかり閉まらなくなり、空気に触れやすくなることで酸化も進んでしまうので注意しましょう。
リキュールの賞味期限に注意しよう!
今回はリキュールの賞味期限を未開封と開封後別と、原料による種類別に紹介しました。リキュールは直射日光や高温多湿を避けて正しく保存することで賞味期限を延ばすことはできますが、開封後は酸化が始まってしまうのでできるだけ早く飲むようにしたいところです。アルコールではあっても、リキュールを保存する際は賞味期限に注意しましょう。