おでんに向く大根の部位は?上・真ん中・下?品種のおすすめも紹介!
おでんに向く大根の部位はどこかを知っていますか?上・真ん中・下のどこでしょうか?今回は、おでんに向く大根の部位はどこなのかに加え、上の部分・下の部分が何に向いているのかを紹介します。おでんの大根の下ごしらえ方や品種・選び方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
大根のおでん向けの下ごしらえ方も紹介!
美味しいおでんを作るためには、下ごしらえの方法も重要です。ここでは、おでん用の大根の下ごしらえの方法を説明します。
1.皮を厚めに剥く
2.面取りをする
3.十字に隠し包丁を入れる
4.米のとぎ汁、または米を少量入れて水から柔らかくなるまで茹でる
大根の皮を厚めに剥き、隠し包丁を入れることで味が染みやすくなります。面取りは少々手間に感じますが、角を落とすことで煮崩れしにくくなり、長時間煮込んでもきれいな形を保てるでしょう。米のとぎ汁で下茹ですることで大根のえぐみやアクが抜け、透明感のある大根になります。この手順はおでんだけでなく、大根の煮物を作る時の下ごしらえ方法としても使えます。
おでんに向く大根の品種・選び方も知っておこう
おでんには大根の部位の他にも、実は大根の品種にも向き不向きがあります。ここでは、おでんに向く大根の品種と選び方を説明します。
おでんに向く大根の品種
大根の品種は100種類以上あるとされていますが、その中でもおでんに向いている品種をいくつか紹介します。
・三浦大根
・大蔵大根
・聖護院大根
・源助大根
三浦大根は神奈川、大蔵大根は東京で作られている大根です。どちらも上から下までほぼ同じ太さの大根で、輪切りの大きさを揃えやすくおでん向きです。聖護院大根は京都生まれの丸い大根で、柔らかく甘味がありおでんや煮物に向いています。源助大根は金沢の伝統野菜の一つで、ずんぐりとした形をしていて火通りが良く煮崩れしにくい大根です。
(*聖護院大根について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
おでんに向く大根の選び方
お店でおでん用の大根を選ぶ時は以下の点をチェックしてみてください。
・まっすぐに伸びている
・全体にツヤとハリがある
・ひげ根が少なく、まっすぐに並んでいる
・カットされた大根の場合、断面がみずみずしくきめ細かい
ひげ根の溝が浅くまっすぐに伸びた大根は生育環境が良く、辛味が少ないとされているので重要なチェックポイントです。全体的にハリがあり、ずっしりと重たい大根は水分が多くみずみずしい大根と言えます。また、カットされた大根の場合断面がカサついているものは日が経っている証拠で、水分が抜けているので避けた方が良いでしょう。
おでんに向く大根の部位をマスターしよう
おでん種の定番のである大根は、使用する部位や品種によって味わいや食感に大きな差が生まれます。大根の部位や品種の特徴を知ることで、より美味しいおでんを楽しむことができるでしょう。大根の部位別のおすすめの食べ方や、選び方もぜひ参考にしてみてください。