添加物「塩化カルシウム」とは?食べる毒性・危険性は?食品への用途・役割も紹介!

【管理栄養士監修】塩化カルシウムとはどんな添加物か知っていますか?今回は、塩化カルシウムの一般的な用途や、食べる毒性・危険性に加えどんな味がするのかも紹介します。塩化カルシウムの食品添加物での用途・役割も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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専門家監修 |管理栄養士・栄養士 平島さゆり
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創業約年の麹屋生まれ。学校、給食委託13年を経て病院管理栄養士13年(臨床・NST)...
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創業約100年の麹屋生まれ。学校、給食委託13年を経て病院管理栄養士13年(臨床・NST) 食べていけないものはないをモットーに臨床データを病態毎に観察し完食してもらえる献立を探求。美味しい病院食が専門誌に。うんちを嗅ぎ下痢改善ほか学会発表。栄養指導1万人超。食の力、素晴らしさを伝えるため20代から 173cmの体型維持、2022ミセス関西コレクション九州で3受賞。2023九州BC講師。手作り麹と栄養学・陰陽五行で健康美人のWSは常に満席。リバウンドなし腸活うん活食べるダイエット実施中。マルシェも出店

目次

  1. 塩化カルシウムとは?
  2. 塩化カルシウムは除雪剤・乾燥剤などとして広く使われている
  3. 塩化カルシウムを食べる毒性・危険性は?どんな味?
  4. 高濃度な塩化カルシウムが含まれる食品を食べるのは危険
  5. 塩化カルシウムの食品添加物での用途・役割は?
  6. ①カルシウムの補強
  7. ②凝固剤
  8. ③硬度・PHの調整
  9. 塩化カルシウムを用いる際の注意点
  10. 塩化カルシウムを素手で触れない
  11. 塩化カルシウムの役割・用途を知っておこう

③硬度・PHの調整

塩化カルシウムは、アルコール飲料や清涼飲料水などの水の硬度やPHを調整する目的としても活用されている物質です。アルコール飲料を製造する際には、酵素の活性化を促すために塩化カルシウムを使ってPH値を酸性に傾けて調整します。塩化カルシウムを添加することで水の硬度や質が変化し、味わいが大きく変わると言われています。

平島さゆり

管理栄養士

ブルワリーなどでは、塩化カルシウム無添加で作られるビールもあるとか♪ビールはついぐびぐび飲んでしまいますよね♪たくさん飲んでしまうからこそ、これをきっかけに、ちょっと質にこだわって贅沢に、本物志向になるのもいいですね♪乾杯〜♡

塩化カルシウムを用いる際の注意点

塩化カルシウムを融雪剤や乾燥剤として使う際に、正しい方法で扱わないと健康被害が起こる恐れがあります。ここからは、塩化カルシウムを使用する際の注意点について解説します。

塩化カルシウムを素手で触れない

塩化カルシウムを使う際には、直接素手で触れずにゴム手袋などをはめて扱うことが重要です。塩化カルシウムを素手で触ると、軽い火傷をする恐れがあります。誤って触れた場合は、直ちに水で洗い流しましょう。塩化カルシウムに触れた後に皮膚のかゆみや発しんが起きた場合は、すみやかに医療機関を受診してください。

塩化カルシウムの役割・用途を知っておこう

塩化カルシウムは融雪剤や乾燥剤に使われるだけでなく、食品や飲料の添加物としても幅広く活用されています。しかし、塩化カルシウムは摂取し過ぎたり素手で触ったりすると健康被害を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。塩化カルシウムの役割や用途を知っておき、安全な方法で正しく使用しましょう。

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