牡蠣醤油とは？オイスターソースと違いは？美味しい使い方・レシピも紹介！

オイスターソースは常備していても、牡蠣醤油はない家庭は多いと予想されます。近年は牡蠣醤油の人気が高まっていますが、オイスターソースとの違いは何なのでしょうか。ここでは、牡蠣醤油とは何かについて説明します。

牡蠣醤油とは牡蠣を加熱することで旨みを出したものを濃縮し、醤油や和風の出汁と合わせて作る出汁醤油です。普通の醤油より風味のある味わいで、メーカーによって容量が異なるので値段にも幅があります。100mlあたりの値段は90円程度が相場で、普通の醤油より高めとなっています。料理の際に普通の醤油の代用品として使うと、味わいにコクが出ます。

オイスターソースも牡蠣を原料としていますが、牡蠣醤油との一番の違いは使われている調味料です。牡蠣醤油は牡蠣のエキスに醤油や和風出汁を加えていますが、オイスターソースは旨み調味料や甘み、カラメルなどを合わせています。要油だけを加えている牡蠣醤油の方が、和食にはよく合います。

牡蠣醤油は普通の醤油の代用品として使えますが、中でもおすすめの使い方があります。いつものメニューに牡蠣醤油を使うだけで、味わいに深みが生まれるからです。ここでは、おすすめの牡蠣醤油の使い方を2つ紹介します。

牡蠣醤油は出汁やスープの調味料として使うと、味に奥行きが出るのでおすすめです。汁物の具材に牡蠣が入っていなくても、牡蠣醤油から出るエキスがコクと旨みを与えてくれます。お吸い物や和風スープはもちろん、おでんの出汁に牡蠣醤油を加えても風味豊かになります。

牡蠣醤油を刺身などにかけるのも、おすすめの使い方です。牡蠣醤油のエキスにはアミノ酸が含まれており、それが刺身の味わいを高めてくれます。安いまぐろでも牡蠣醤油に漬けておくと、深みのある漬けに仕上がります。味が淡泊な焼き魚などにかけても美味しいので、試してみてください。

牡蠣醤油は購入するものと思い込んでいる人も多いですが、実は自宅でも作ることができます。手作りの牡蠣醤油なら旨みとエキスが詰まった、自分好みの味わいに仕上げるのも難しくありません。ここでは、牡蠣醬油の作り方を紹介します。