シーフードカレーの臭みの消し方は?下処理が鍵?作り方・絶品レシピも紹介!
シーフードカレーで臭みが出てまずい経験はありませんか?魚介類の下処理の仕方が重要です。今回は、シーフードカレーの魚介類別の下処理・臭みの消し方やシーフードミックスを使う場合の解凍のコツを紹介します。魚介類の絶品レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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臭みがないシーフードカレーを作りたい…。
家でシーフードカレーを作ると、えびやあさりなどの魚介類の生臭い匂いが気になることがあるかもしれません。魚介類は下処理が重要で、丁寧な下処理を行うだけで魚介類の旨みが際立つシーフードカレーを作ることができます。
シーフードカレーの臭みは「魚介類の下処理」が重要
シーフードカレーに使われる主な魚介類は、以下の通りです。
・えび
・あさり
・イカ
・タラ
これらの魚介類をシーフードカレーに使用する際は、下処理を丁寧に行うと生臭い匂いが気にならないカレーを作ることができます。中でもあさりは腐りやすい食材でもあるため、下処理の方法次第では臭みがより引き立ってしまう可能性もあるので注意が必要です。
他にも淡白な白身魚のタラは他の魚介類に比べて臭みが少ないイメージがありますが、下処理をせず調理すると臭みが出て、まずい味わいになってしまいます。
シーフードカレーの魚介類の臭みの消し方【具材別】
シーフードカレーに使用する魚介類は下処理を行うことで臭みに効果があることが分かりましたが、臭みに効く下処理の方法にはどんなものがあるのでしょうか。ここでは、えびやあさり、イカなど魚介類の臭みを消す下処理の方法を具材別に紹介します。
臭みの取り方①あさり
あさりの臭みの主な原因は、以下の可能性が考えられます。
・あさりが死んでいる、または弱っている
・砂抜きができていない
・殻についた汚れが残っている
あさりの塩抜きに使用する塩水は塩分濃度3%が目安です。これは海水と同様の濃度に近い塩水につけることで、あさりが砂を吐き出しやすくなるためで、濃すぎても薄すぎても砂を吐ききれずに砂が残ってしまいます。場合によっては、あさりが死ぬことで腐って食べられなくなるので注意が必要です。
あさりを入れた水が白く濁ったり、貝殻に刺激を与えても貝殻が閉じなかったり、反応がない場合には死んでいる可能性があります。死んでいるあさりは臭みが強いだけでなく、お腹を壊す原因にもつながるので、使用しないようにしましょう。
(*あさりが臭い時の対処法について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
臭みの取り方②エビ
えびの臭みを取り除く下処理のポイントは、以下の通りです。
・背ワタを確実に取り除く
・表面の汚れや臭みを片栗粉や塩で取り除く
えびの背ワタが残ったまま調理すると、臭みの原因につながります。背ワタはえびを片手に持って、背中を上に向け、頭から数えて2番目の関節に横からつまようじを刺して引っ張ると簡単に取り除くことができます。
さらに片栗粉や塩で揉み込むと、えびの表面に付着した汚れや臭みを取り除くことができます。塩で浮きあがった汚れが片栗粉に付着し、手では取り除きづらい身のすき間の汚れまで、片栗粉の細かい粒子で綺麗に取ることができるのでおすすめです。
臭みの取り方③イカ
イカを調理する際の下処理のポイントは、以下の通りです。
・熱湯で処理する
イカは臭みだけでなく、ぬめりや汚れも気になる食材です。シーフードカレーなど加熱して食べる際の下処理は、熱湯をかけて処理するのが最適です。イカの身をボウルに入れて、上から熱湯を注いで数秒間浸すだけで臭みやぬめりを取り除くことができます。一方で、長時間熱湯に浸けるとイカの旨みが溶け出してしまうので、数秒程度で取り出すようにしましょう。
臭みの取り方④魚の切り身
魚の切り身の簡単な下処理の方法は、以下の通りです。
・塩を振って10分ほど置く
魚の切り身の下処理は、調理前にバットに並べて塩を軽く全体に振り、10分程度置いておくだけで簡単にできます。臭みが消えるだけでなく、塩の脱水効果で切り身の水分か程よく抜けて旨みや弾力も格段にアップするのでおすすめです。
白ワインで加熱するのもおすすめ!
シーフードカレーに使用する魚介類を白ワインで数十秒程度加熱し、臭みを取り除く方法もおすすめです。白ワインのアルコール成分が臭みを消し、殺菌作用にも期待できるほか、白ワインの風味が魚介類の旨みをさらに引き立ててくれます。