エビが生臭い...理由は?簡単な臭みの取り方や腐敗との見分け方を紹介!
エビが臭いと感じることってありますよね?腐っているのでしょうか?今回は、エビが生臭い理由を、食べられるかの見分け方や臭いの取り方とともに紹介します。エビの臭みが気にならないレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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エビが臭いし生ゴミの匂いがする...腐ってる?
生のエビを買った時に、エビが臭くて調理をするのが嫌になる人もいます。腐ったような臭いがして食べられるのか不安になり、ひどい場合は吐き気を起こしてしまいます。その臭いはもともとエビが持つ臭いなのか、それとも腐っているから出ている臭いなのかを見分ける方法をここでは紹介します。
ゆうきさん
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伊勢海老は、時間が経つごとにアンモニア臭が酷くなるから買いたかったけど選べなかった。
まゆみさん
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エビの入ったパックを開けると、賞味期限はまだ大丈夫なのにすごく臭いにおいがする。食べても大丈夫かな・・・
エビが臭い理由は?食べられるかの見分け方は?
エビは安価なものではないため、臭みを正しく取り除く方法を知り、美味しく食べたいものです。エビが臭いのは様々な理由が考えられますが、食べられるかどうかの見分け方を紹介します。
原因①成分「トリメチルアミン」|食べられる
エビには、トリメチルアミンという悪臭防止法の規制対象にもなる物質が存在します。時間が経過するごとに臭いが強くなり、酷いとアンモニア臭がするほどです。そのため、購入後はなるべく早めに調理することをおすすめします。調理をする前は、臭いが酷くて食べられるか心配になりますが、腐っているわけではないので、食べても問題ありません。
原因②「エビの背ワタに入っている砂やプランクトン」|食べられる
エビの臭みの原因となる背ワタには、砂やプランクトンなどの細菌が多く存在します。背ワタを取り除く作業をすると、臭みも落ち着き、嫌な食感も残らずに美味しく食べることが出来ます。
原因③「腐っている」|食べられない
腐ったエビには、以下のような特徴があります。
・黒ずんだり、青や緑に色が変わっている
・ぬめりがある
・強烈な生臭い臭いがする
粘り気が出てきたりしているものや、明らかに身が溶けているようなものは腐っています。絶対に食べないようにしましょう。臭いの区別がつかない場合は、特に見た目の変化に素早く気付いて破棄するかどうかを見極める必要があります。
また、腐ったエビを万が一食べてしまった時の食中毒の症状例は、以下の通りです。
・酷い腹痛
・酷い下痢
・酷い嘔吐
・吐き気
・軽い熱
エビは特に腸炎ビブリオ菌の感染に気を付ける必要があります。当たってしまうと、酷い症状が出てしまうので、私生活に大きな影響を及ぼします。人によっては命に係わる場合もあるので、賞味期限をしっかり守り、下処理を正確に行ってから調理しましょう。
エビが臭い時の臭いの取り方は?
エビにも種類が色々ありますが、バナメイエビは特に養殖に適しているので市場にも多く出回っています。調理をする時、臭いがまだ少ないと言われるバナメイエビでさえ臭みを感じることがあります。ここでは、エビの臭みを取る方法を紹介します。
①殻をむく場合は背ワタを取る
臭いの原因となるエビの背ワタを取り除くことで臭みが消えます。背ワタ部分にはトリメチルアミンが多く存在するので必ず取り除きましょう。殻をむいた後、爪楊枝や竹串などを使って背の曲がっているところあたりに入れ込んで取り除きます。包丁を少し入れて取り除く方法もあるので、やりやすい方で試してみましょう。
(*エビの背ワタの取り方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみて下さい。)