ハタハタの塩焼きが旨い!内臓の下処理は?丸ごとでOK?焼き方のコツを紹介!
ハタハタは塩焼きが美味しいと知っていますか?今回は、ハタハタの塩焼きの〈フライパン・オーブン・グリル〉での焼き方・コツや、内臓の下処理はいるのか・丸ごとでいいのかなども紹介します。ハタハタの塩焼きの頭・骨の食べ方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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ハタハタは塩焼きが一番うまい?
ハタハタは兵庫県や秋田県で水揚げの多い小ぶりな魚で、家庭料理や晩酌のあてとしてよく食べられています。ハタハタはメスの場合はお腹に卵を持っていることがあり、煮付けや塩焼き、しょっつる鍋という郷土料理にして食べると美味しい魚です。今回は、ハタハタ本来の味や風味を一層引き立てる調理法や下処理のコツ、食べ方などを解説します。
ハタハタの塩焼きの下処理はする?丸ごとでOK?
ハタハタはやや小ぶりな魚で、大きな鱗がないので鱗取りをする必要はありませんが、塩焼きする際に内臓の下処理はどのようにすればよいのでしょうか。ここでは、ハタハタを調理する前に下処理が必要であるのかや、丸ごとでも食べられるのかについて解説します。
ハタハタの内臓を取るかは「食べ方」次第
ハタハタの下処理の中で、内臓を取り除くかどうかは塩焼きや煮つけなどの食べ方によります。まずハタハタを塩焼きにする際、オスは内臓を取りますが、メスでお腹に卵を持っている場合は内臓を取らずにそのまま焼くのが一般的です。なぜなら、内臓を取り除く際に卵が流出するのを避けるためで、丸ごと塩焼きにする方が見た目もきれいに仕上がります。
また、ハタハタで煮つけを作る場合も内臓の下処理はせずに丸ごと煮つけにして、食べる時に内臓を避けるようにします。ハタハタは塩焼きも煮つけも内臓の下処理がいらず、丸ごと調理できるので時短になって便利な魚です。しかし、ハタハタを一夜干しや天ぷらにする時には、内臓の処理をするのが一般的で調理後に食べやすくなります。
調理前に内臓を取り除く場合は、頭を切り落として肛門からお腹に切り込みを入れて、包丁の背を使って処理しましょう。
ハタハタのヒレに塩ふりするのがおすすめ
見た目にも美しいハタハタの塩焼きを作るには、塩の振り方にもコツがあります。塩を振る時の大事なポイントは、ハタハタのひれや尾など焼いたときに焦げてなくなってしまう部分に厚めに塩をまぶすことです。
こうすると、焼きあがった時にハタハタのひれや尾がしっかり残っていてきれいな見た目になります。身の部分にも軽く塩を振り、20分ほど馴染ませてから焼くと美味しく仕上げることができます。
ハタハタの塩焼きとコツは?
ハタハタは小さめの魚であるため、焼きムラや生焼けの心配が少なく、丸ごと簡単に焼くことができます。ここでは、ハタハタの塩焼きをフライパンやグリル、オーブンで焼く方法とコツを紹介します。それぞれ焼き方のポイントを抑えて、美味しく作ってみましょう。
①フライパンでの焼き方
フライパンを使って美味しいハタハタの塩焼きを作る方法は、以下の通りです。
①ハタハタに塩を振って20分ほど置く
②ハタハタをフライパンに重ならないように並べる
③火をつけてから、大さじ一杯の水を入れて蓋をして焼く
④弱火で15分くらい焼く
少量の水を入れることで蒸し焼きのようになり、ふっくらとしたハタハタの塩焼きになります。ハタハタがフライパンにくっつく心配がある時は、クッキングシートを敷くとより上手に焼くことができます。
②オーブン・グリルでの焼き方
ハタハタをオーブン・グリルで焼く時の美味しい焼き方を紹介します。
①ハタハタに塩を振って20分ほど置く
②ハタハタの頭をグリルの奥に向けて置く
③弱火で15分くらい焼く
グリルは奥側の火力が強いので、食べられない部分を奥にしておくと万が一焦げてしまっても身には影響がないので安心です。
グリルで焼く時間は弱火でだいたい15分ほどで、ハタハタの卵の中までしっかりと火が通ります。ハタハタをオーブンで焼く時はあらかじめ予熱しておき、180℃で15分くらい焼きます。
ハタハタの塩焼きの食べ方は?頭・骨も丸ごと?
ハタハタに限らず、魚の塩焼きを食べる時にどのようにしたら無駄なくきれいに身が取れるのかと感じる人が多いのではないでしょうか。ここでは、気になるハタハタに塩焼きの上手な骨の取り方や食べ方を紹介します。