梅のアク抜き方法は?時間はどれくらい?失敗して変色した時の対処法も紹介!
梅のアク抜きに失敗したという経験はありませんか?今回は、梅のアク抜きの時間やアク抜きしない場合の梅の特徴を紹介します。アク抜きをするときのコツや、アク抜きに失敗して変色した時の使い道も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
梅のアク抜きは失敗も多く、変色してしまうことも少なくありません。ここでは、梅のアク抜きに失敗し、変色してしまった梅の実の活用方法を紹介します。失敗した梅の実でも、活用法を知っていれば捨てずに済むので参考にしてください。
梅のアク抜きに失敗した時は梅ジャムにしよう
【梅ジャムの材料】
・青梅1kg
・砂糖400g
【梅ジャムの作り方・手順】
1.ヘタを取った梅の水気を布巾などでよくふき取る
2.梅の実に切れ込みを入れ、種を押し出すようにして果肉を取る
3.集めた果肉をたっぷりの水で茹でる
4.水は50度くらいまで温まったら、お湯を捨て、再度水からゆでる
5.青梅の場合、これを3回程度繰り返す
6.ゆでた果肉を細かくつぶし、分量の砂糖を加えて煮込む
7.アクを取りながら身が透明になり、とろみがつくまで焦がさずに炊く
アク抜きに失敗して茶色くなった梅は、梅ジャムに加工するのがおすすめです。水気をふき取った梅は種を取り、3回程度茹でます。このとき、梅の実が苦くなければ問題ありません。梅の果肉全体の約70%の砂糖を加えて、とろみがつくまで煮込めば完成です。
このとき、砂糖は一度に加えずに数回に分けて加えます。最初の砂糖を加えたらアクが出てくるので、よくアクを取り、アクが落ち着いてから残りの砂糖を加えて煮込みましょう。
梅のアク抜きに失敗しない選び方は?
梅のアク抜きに失敗しないためには、ヘタを後でとるだけでなく、よい梅を選ぶことも大切です。アク抜きに失敗しないような良い梅の特徴は、以下の通りです。
・色が鮮やかできれい
・ふっくらしていて丸みがある
・持った時に重量感がある
・傷やカビなどがついていない
状態のよい梅は色が鮮やかでハリがあり、ふっくらしています。青梅でも、完熟梅でも同じで、茶色っぽくしなびたように見えるものは鮮度もよくありません。また、表面にカビや傷が多い梅も腐敗しやすいので避けます。持った時に軽く感じるものではなく、ずっしりした重みが感じられるものがおすすめです。
梅のアク抜きをマスターしよう!
完熟した梅はアク抜き不要ですが、青梅はアク抜きをすることでより美味しくなります。アク抜きをする前に、よい梅を選んでおくことも大切です。しかしアク抜きは失敗も多いため、紹介したポイントを参考にして挑戦してみましょう。