キャベツが変色…黒・茶色やピンクに?食べれる?原因や防止する方法を紹介!
キャベツが変色していたことはありませんか?今回は、<黒色・茶色・ピンク・紫>など色別にキャベツが変色している原因を食べれるのかとともに紹介します。キャベツの変色を防止できる保存法や避ける方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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キャベツが変色した…食べれる?
キャベツはサラダや煮物など幅広く料理に使えるだけでなく、食物繊維やビタミンも豊富で、ダイエットや美容効果も期待できる野菜です。しかし、1玉買ってもすぐに使いきれず、切り口から変色した経験があるかもしれません。特に千切りキャベツは変色しやすいので、食べれるか迷う事もあるでしょう。ここでは変色したキャベツが食べれるのか紹介していきます。
キャベツの変色する原因を色別に!食べれるかも紹介!
余ったキャベツを冷蔵庫で保存していても、変色が起こるのはなぜでしょうか。黒や茶色、ピンクや紫など変色の色別に原因を分析していきます。併せて食べれるかも紹介するので、参考にしてください。
①黒色・茶色に変色した場合
キャベツが黒色や茶色に変色する原因は、キャベツに含まれる成分のポリフェノールが酸化した事によるものです。ポリフェノールとは果物や野菜などに含まれる天然成分で生活習慣病の予防に役立つと言われています。
キャベツをカットした時に細胞が壊れ、ポリフェノールと混ざり、切り口が空中の酸素に触れることで酸化が進み変色してしまいます。千切りキャベツが変色しやすいのは、切り口が空気に触れる面が多いからです。
黒ずんでいる部分は、カビや病気などではなく酸化による変色なので、食べても問題はありません。しかし、酸化しているということは時間が経ち、新鮮ではないので風味に多少の影響が及びます。その為、黒ずみ部分を取って食べる、又は加熱して食べると良いでしょう。
(*キャベツの黒ずみについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
②ピンク・紫色に変色した場合
キャベツがピンク・紫色に変色する原因は、アントシアニンです。アントシアニンはポリフェノールの一種で、ブルーベリーや茄子など紫色の食物に含まれるイメージですが、普通の緑色のキャベツにも含まれます。
アントシアニンは、低温で凍ってしまわないように自分で糖分を蓄える働きがあるので、紫に変色したキャベツは甘味が増しているという事がわかります。これらは身を守ろうとして起こる働きなので、冷凍したキャベツやレタスの切り口がピンクに変色する原因も同じ理由です。
そのため、キャベツがピンクや紫色に変色しても食べられます。変色が気にならない方はそのままでも問題ありませんが、変色が気になる場合はソースなど濃い色の調味料で味付けする、または湯通しすると変色した部分は緑色に戻ります。
キャベツが腐るとどうなる?食べれない場合とは?
腐ったキャベツはどのように見分けたら良いのでしょうか。
・黒くなる
・芯が黒ずむ
・葉が溶けてヌメりのある茶色い汁が出ている
・酸っぱい臭い、腐敗臭がする
・全体から水分が抜けて柔らかい
・苦味や酸っぱい味がする
キャベツは腐ると、白いはずの芯や周りが全体的に黒ずみ、葉が溶けてきます。黒色の変色と見分けがつきにくい場合は、触った時のヌメりや茶色い汁が出ていないか、腐敗臭で判断しましょう。他にも、刺激臭のような強烈で酸っぱい臭いがあり、食べると酸味を感じます。その場合は無理して食べようとせずに処分してください。
(*腐ったキャベツについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
キャベツの変色を防止・避ける方法はある?
キャベツの変色を防ぎ、新鮮な状態を長く保つ方法はあるのでしょうか。いくつか変色防止の方法を紹介するので用途に合わせて使い分けてください。
①密閉して適切な温度で保存する
以下は、キャベツを密閉し空気に触れさせず変色を防ぐ方法です。
・密閉できる保存袋に入れて保存する
・濡れたペーパーで切り口を密着させ包む
保存袋や保存容器に入れる場合は、切り口を下に向けて保存すると変色を防げます。また、濡れたペーパーを使用する際は、新聞紙やキッチンペーパーを濡らし、切り口に空気が入らないようにピッタリと密着させるのがポイントです。キャベツは0〜5度が保存に向いた温度なので、冬場以外は野菜室で保存しましょう。
(*キャベツの保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)