お酒「カシス」とは何?どんな味・効果がある?ブルーベリーとの違いも紹介!
カシスとは何か知っていますか?どんな果実でブルーベリーとの違いはあるのでしょうか。今回は、カシスの〈味・効能・栄養〉などの特徴やカシスオレンジなど、なぜお酒(リキュール)で有名なのかを紹介します。カシスリキュールで作るお酒のレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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目次
カシスには、ビタミンAも豊富に含まれています。ビタミンAは皮膚や粘膜を正常に保つ働きや、体の免疫機能を高める効果などを持つ栄養素です。特に目の機能をサポートする働きが強いため、同じく目の健康に働くアントシアニンと一緒に摂ることで相乗効果が期待できます。なお、カシスには体内でビタミンAに変換されるβ-カロテンも多く含まれるのが特徴です。(※2)
④ビタミンC
カシスはビタミンCの含有量が非常に多く、イチゴやオレンジの3~4倍の量が含まれています。ビタミンCはコラーゲンの生成に関与して皮膚を健康に保つ働きや、免疫機能を増強する効果などを持つ栄養素です。また、強い抗酸化作用を持ち、体内の活性酸素を除去することでアンチエイジングにも働きます。
その他、ビタミンCは高血圧や動脈硬化、がんなどのさまざまな疾病の予防にも効果的な成分です。鉄分の吸収を促進する働きもあるため、貧血の改善にも役立ちます。(※3)
⑤ビタミンE
カシスは、他のベリー類に比べてビタミンEが豊富に含まれています。ビタミンEには血行を促進する働きがあり、冷え性や肩こりの改善に効果的です。また、ビタミンEは更年期の症状を和らげる効果や卵子の老化を防ぐ作用もあるため、女性は積極的に摂りたい栄養素です。
特に閉経後は、体内のビタミンEの貯蔵量が急激に減少するため、意識的に摂取することで更年期の症状を緩和できます。なお、ビタミンEには生理前の不調や生理痛、生理不順などを改善する効果もあります。(※4)
カシスはお酒の名前で有名?なぜ?
カシスリキュールを使うと、さまざまなお酒を作ることができます。ここでは、カシスリキュールを使って作るお酒の種類や、作り方について紹介します。
カシスリキュールでカシオレなど様々なお酒が作れる
カシスリキュールで作れるお酒には、以下の種類があります。
・カシスオレンジ
・カシスソーダ
・カシスリッキー
・カシスモヒート
・カシスウーロン
・カシスミルク
・キール
・カーディナル
カシスリキュールをオレンジジュースと混ぜたものがカシスオレンジ、ソーダで割ったものがカシスソーダです。また、カシスソーダにレモンを加えるとカシスリッキーに、ミントやライムを入れるとカシスモヒートになります。ウーロン茶や牛乳で割ったものは、それぞれカシスウーロンやカシスミルクと呼ばれます。
その他、カシスリキュールをお酒で割るカクテルもあり、白ワインと混ぜたものがキールで赤ワインの場合がカーディナルです。
カシスリキュールで作るお酒レシピ
ここでは、カシスリキュールで作るお酒のレシピを紹介します。スーパーで手に入る食材だけで簡単に作ることができるので、自宅でおしゃれなお酒を味わいたいときに活用して下さい。
①カシスオレンジ
カシスリキュールと100%果汁のオレンジジュースを混ぜると、自宅でも簡単にカシスオレンジを作ることができます。レシピに出てくるステアとは、マドラーやスプーンで混ぜることを言います。特別な道具がなくても作れるので、カクテルを初めて作る人にもおすすめです。
②カシスソーダ
カシスリキュールを炭酸水で割って作る、カシスソーダのレシピです。マドラーで混ぜる際は、炭酸が抜けないようにゆっくりと行いましょう。なお、レモンを加えるとカシスリッキーにアレンジすることもできます。